今日ご紹介するのは「イチローズモルトMWR」です!
イチローズモルトMWR
度数:46%
グラス:グレンケアン
世界の肥土伊知郎(あくといちろう)氏が手がけるベンチャーウイスキーのイチローズモルト!埼玉県の秩父市にある少数精鋭の蒸溜所です
今回のMWR(ミズナラ ウッド リザーブ)はウイスキーはミズナラの木を使った樽で最終熟成させたものなんですね〜
ウイスキー藤村コメント
ぼくがはじめて飲んだ時の印象はまさに「チョコバナナウイスキー」でした
風味感というか、口にすると「荒川の夏祭りな風景(16時くらい)」が頭に浮かんでくるんです…
今飲むと、特に香りの奥のほうに「干しぶどう感」があって、「レーズン」というより、なんだか「干しぶどう」という感じです(違いはわからない)
「これはジャパニーズウイスキーだ!」っていう先入観があるからか、発想は「日本の風情ある情景」を思い浮かべがちなのが面白いですっ
ただ、ウイスキーがなくなった後の、グラスの乾いた時に感じる「チーズ感」はどうしても「トムとジェリー」でおなじみネズミの「ジェリー」がチーズに引き寄せられていくシーンがチラつきます
【※悲報】
画像を調べていて驚愕したんですけど、ネズミってよほどの空腹状態じゃない限りチーズを積極的に避けるんですってw 死ぬほどびっくりしたw
参考記事>>衝撃!ネズミは本当はチーズが嫌いらしい
おっと、話がそれました。。。
乾いたチーズ感…今はほぼなき「おかしのカール」みたいな香りを連想したのは僕だけですかね???笑
そして映画館を連想しました。香ばしいポップコーンっぽさなのか、チーズなホットスナックなのか、、、そのせいかほんのすこしワクワク感があります
日本の景色が見えるからか、ジャパニーズウイスキーらしい「お味噌汁感」もまた感じられて、なんだかしみじみと落ち着いてきます
少しだけスパイシーな舌触りがあるんですが、全体的に「甘い系」の印象なこのウイスキーからは、ハチミツや砂糖のようなわかりやすい甘さだけじゃなく、お米やトーストのような「ほんのりとした香る甘さ」を感じ取ることができて「やさしい朝の食卓」みたいな感じがしてきます
朝、寝ぼけて起きてきて、お母さんに朝食を作ってもらってそれをまつ、、
問題は主食で、パンともご飯とも取れる…ここは悩ましい。というか両方なんだよなぁ変だけど。。。
、、、まぁお味噌汁は絶対にありますねっ。ここは断言できます
そう考えてみると「スパイシーさ」はほんの少しぱらっとさせた黒コショウな感じでしょうか?ほんのすこし味を引き立たせるためのピリッと感が全体を引き締めてるように思いました
まぁ「夏まつりの風景」にしろ、「朝の食卓」にしろ、優しさと豊かさいっぱいで、日本の風土をイメージさせるこのウイスキーがぼくは大好きですねっ
まだ試したことがない方はぜひ試してみてください!