
ちょっといいウイスキーを買ってみたいけど何を買えばいいのかわからない…

これって”買い”ですか?(圧)(※画像を送ってきて)
こういった種類のご質問・ご相談は数え切れないほど受けてきました。
言われてみれば確かに、
などなど、そういったお悩み・不安があるのは自然なこと。かつてのぼくもそうでした。
そこで!

ガチ専業愛飲家歴5年のウイスキー妖怪が、そのお悩みにお応えします。



この記事では2022年12月現在、ネットを中心に買うことができるオススメ銘柄を本気で厳選。
これらをがっつりまとめました。(随時更新もしていきます)
近年では急激な値上がりを見せる銘柄も増えてきているため、「これは買いか?」の見極めが、初心者の方には非常に難しくなってきているのも事実。
ですので、定価と比べて買い時なのか?を含め、総合的な判断でランキングを作成しました。
以下の評価ポイントから、「生活費」と「命(肝臓)」を削り散らかしてきたわたしが、実際に飲んできた経験をもとに書いています。
近年ではリリースの入れ替わり、急激な価格高騰もあるため、記事の内容は随時更新いたします。
自分にでもプレゼントにでも、あなたのニーズにあったウイスキーをお伝えします。
以下、ランキングにて順位をつけておりますが、こちらのまとめは数多くのウイスキーの中から時間をかけて厳選したものになります。
ですのでご紹介している全てのウイスキーにかなりの自信を持ってオススメしています。
あくまで総合的な判断で順位を設定しているにすぎませんので、下位のウイスキーはダメというわけでない点、予めご了承ください。
どちらも素晴らしいウイスキーですのでご安心くださいませ。
- 今買うべきウイスキーおすすめ人気銘柄ランキング9+1選|1万円台〜2万円編【2022年12月版】
- 第1位 グレンモーレンジィ18年|1万円台〜2万円編
- 第2位 ジョニーウォーカー ブルーラベル|1万円台〜2万円編
- 第3位 ジャックダニエル シナトラセレクト|1万円台〜2万円編
- 第4位 ブレアアソール12年 UD 花と動物|1万円台〜2万円編
- 第5位 ジェムソン ボウ・ストリート 18年|1万円台〜2万円編
- 第6位 アベラワー アブーナ(アブナック)|1万円台〜2万円編
- 第7位 ラフロイグ ロア|1万円台〜2万円編
- 第8位 ラガブーリン16年|1万円台〜2万円編
- 第9位 リンクウッド12年 UD 花と動物|1万円台〜2万円編
- 番外編 シングルモルト余市 & 宮城峡(ノンエイジ)の飲み比べセット|1万円台〜2万円編
- 今買うべきウイスキーおすすめ人気銘柄ランキング10選|5,000円台〜1万円編【2022年12月版】
- 第1位 サントリーウイスキー 季(TOKI)|5,000円台〜1万円編
- 第2位 フォアローゼズ プラチナ|5,000円台〜1万円編
- 第3位 カリラディスティラリー エディション|5,000円台〜1万円編
- 第4位 レダイグ10年|5,000円台〜1万円編
- 第5位 グレンファークラス105 カスクストレングス|5,000円台〜1万円編
- 第6位 グレンフィディックIPA エクスペリメント インディアンペールエール カスクフィニッシュ|5,000円台〜1万円編
- 第7位 ル・ブルイユ オリジン|5,000円台〜1万円編
- 第8位 ベンネヴィス10年|5,000円台〜1万円編
- 第9位 グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド|5,000円台〜1万円編
- 第10位 クライヌリッシュ14年|5,000円台〜1万円編
- 一緒に揃えておきたいおすすめグッズ
- まとめ
今買うべきウイスキーおすすめ人気銘柄ランキング9+1選|1万円台〜2万円編【2022年12月版】

第1位 グレンモーレンジィ18年 | 第2位 ジョニーウォーカー ブルーラベル | 第3位 ジャックダニエル シナトラセレクト | 第4位 ブレアアソール12年 UD 花と動物 | 第5位 ジェムソン ボウ・ストリート 18年 | 第6位 アベラワー アブーナ(アブナック) | 第7位 ラフロイグ ロア | 第8位 ラガブーリン16年 | 第9位 リンクウッド12年 UD 花と動物 | 番外編 余市 & 宮城峡(NA)の飲み比べセット | |
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ボトル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格目安 | 11,000〜13,000円 Amazon 楽天 | 16,000〜18,000円 Amazon 楽天 | 18,000〜20,000円 Amazon 楽天 | 11,000〜13,000円 Amazon 楽天 | 16,000〜18,000円 Amazon 楽天 | 10,000〜12,000円 Amazon 楽天 | 16,000〜18,000円 Amazon 楽天 | 14,500〜16,500円 Amazon 楽天 | 12,000〜14,000円 Amazon 楽天 | 11,000〜13,000円 Amazon 楽天 |
度数 | 43% | 40% | 45% | 43% | 55% | 60% | 48% | 43% | 43% | 45% |
容量 | 700mL | 750mL | 1000mL | 700mL | 700mL | 700mL | 700mL | 700mL | 700mL | 700mL × 2 |
生産国 | スコットランド | スコットランド | アメリカ | スコットランド | アイルランド | スコットランド | スコットランド | スコットランド | スコットランド | 日本 |
種類 | シングルモルト | ブレンデッド | テネシー | シングルモルト | ブレンデッド、カスクストレングス | シングルモルト、カスクストレングス | シングルモルト | シングルモルト | シングルモルト | シングルモルト |
味の特徴 | 柑橘系や南国のフルーツ、 圧倒的バランス感 | 極めてなめらかな蜂蜜とスモーキー | バニラ、深いコク、 シナトラの歌声のように滑らか | 濃厚スパイシー、 ドライフルーツ | キャラメル、ナッツ、 スパイシー、バニラ | ミックススパイス、 ベリーやオレンジ、 ビターチョコ | バーベキューソース、 完熟パイナップル、 ドクターペッパー | 醤油と出汁感、 完熟のオレンジ、正露丸 | 白ぶどうやレモン、 ミルキーなヨーグルト、 ハーブの清涼感 | ー |
飲み方 | ストレート、 ハイボール | ストレート、 ロック | ロック | ストレート、 加水、ロック | ストレート、 加水、ロック | ロック | ストレート、加水 | ストレート、 加水、ロック | ストレート、 ハイボール | ハイボール、 ロック |
オススメ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
第1位 グレンモーレンジィ18年|1万円台〜2万円編

👃香り:あふれるばかりのアロマの渦。ナッツのようなコクが、トフィーやクリームブリュレの甘さへ、そしてクリーミーなバニラの香りへと切れ間なく変化を続ける。
生き生きとしたオレンジやレモンのニュアンスのあと後、胡桃の香ばしさ、熟したデーツの香りが現れる。
👅味:グレープフルーツやオレンジの第一印象の後、フルボディで円熟した風味がシルクのようになめらかに舌の上にすべりこむ。
とろりとした蜂蜜、モルトや花のクリーミーな味わいが、オロロソシェリーのカスクに由来するヘーゼルナッツや胡桃の温かみのある甘さへと切れ間なく続く。
♫余韻:魅惑的なドライフルーツの甘みと、シェリー由来のナッティーでドライな余韻が長く続く。
mhdkk.com より

「グレンモーレンジィ18年」は「グレンモーレンジィ10年」の上位モデル。
更に上位に「グレンモーレンジィ シグネット」がありますが、熟成年数表記ではもっとも長期の熟成期間が記された1本です。
ウイスキーを長く飲んできた方でも、多くの方がもらって喜ぶ1本なのでプレゼントにもぴったりです。







近年では「タリスカー18年」や「グレンドロナック18年」など、同価格帯であった18年熟成の銘柄が大きく値上がりしているなか、1万円台前半を維持しておりかなり優秀。
ぼく自身もお世話になった方にはよくプレゼントしてきました。
価格高騰は気づいたときには一気に上がってしまいますので、ぜひ値上がりする前に体験していただきたい銘酒としてオススメ。
基本的にどんな飲み方にでも対応できる、超絶優秀銘柄です。

個性的ではないという意見もありますが、圧倒的バランス感という意味で個人的には高く評価しています。
価格に安定感があるとはいえ、いつ高くなっても全くおかしくない。
「完璧すぎる一本」というのはダテじゃありません。
第2位 ジョニーウォーカー ブルーラベル|1万円台〜2万円編
ジョニーウォーカーの通常ラインナップでは最上位銘柄である「ジョニーウォーカー ブルーラベル」。
かなりゴージャスなボトルデザインや化粧箱で存在感があります。
熟成年数の表記はありませんが20年以上で、かつ、10,000分の1の確率でしか存在しないという、熟成の頂点に達した原酒だけをブレンド。







「デュワーズ25年」や「シーバスリーガル25年」、「バランタイン21年」のような長期熟成ブレンデッドも選択肢にあるレンジ。
圧倒的なバランスのよさ、ブレンド能力の高さをコスパよく感じることができるため、上位ランクインしました。
とても繊細に作られているのがわかり、この上なく芳醇で豊かなスモーキーフレーバーが心地よすぎる1本です。
ただ筆者は「せっかくだったらシングルモルト沼にハマってもらいたい」と考えているため2位としています。
700mLではなく750mL瓶なのは地味に嬉しいポイント。

わりと定番だったりしますが、やはり何度考えても最強クラスに優秀なんですよね、、、。
第3位 ジャックダニエル シナトラセレクト|1万円台〜2万円編
あのジャックダニエルの最高級品である「ジャックダニエル シナトラセレクト」。
伝説のシンガー「フランク・シナトラ」生誕100年を記念して、彼への敬意を表して作られたスペシャルリリースです。
フランク・シナトラはジャックダニエルをこよなく愛したことで知られており、彼がルーツとなって現代まで多くのミュージシャンが愛飲していますね!







通常の製法とは異なる点は「シナトラバレル」という特別な専用樽で熟成されています。
液体との接地面積を大きくし、よりスパイシーで濃厚な味わいが実現されたまさに究極のテネシーウイスキー。
テネシーウイスキーと呼ばれていますが基本的にはバーボンウイスキーです。
普段からバーボンを飲んでいる方にはぜひ一度は試していただきたい至極の逸品です。

定価は2万円に対し1万円台後半で販売価格が推移していますが、じつは700mL瓶でなく1000mL瓶なのでコスパが高かったりします。
第4位 ブレアアソール12年 UD 花と動物|1万円台〜2万円編
あまり認知度は高くないけれどウイスキー愛好家の間では評価の高い「ブレアアソール12年」。
「花と動物シリーズ」というもので、数々の珍しい蒸溜所からのリリースを揃えているもので人気が高いです。

ブレアアソールは「ベル」の構成原酒ですが、ベル自体も日本ではそこまで有名ではないかもしれません。
クオリティは間違いなしで、根強いファンも多いこと、ちょっとした意外性と穴場銘柄といった点から強くおすすめしています。

個人的にはもっと知ってもらえたら嬉しい蒸溜所のひとつです。
第5位 ジェムソン ボウ・ストリート 18年|1万円台〜2万円編
アイリッシュウイスキーを好んで飲んでいる方にぜひ試してもらいたい「ジェムソン ボウ・ストリート18年」。
ジェムソン自体は知っていても、「ジェムソンスタンダード」や「ジェムソンカスクメイツ」ぐらいしか見かけなかったりします。
こちらはジェムソンのハイエンドモデルでありカスクストレングス。
アルコール度数が高いものですが、ちびちびと加水したりロックでも楽しめるためおすすめです。
近年では「ピーテッドシングルモルト カネマラ」のようなスコッチ的製法のアイリッシュウイスキーがありますが、ジェムソンは正統派アイリッシュ。
3回蒸留でクリーンな味わいに仕上げておりとてもレベルが高い1本です。
アイリッシュウイスキー好きには間違いなく喜んでもらえる銘柄。

今のところ安定した価格推移もポイントが高いですね。
第6位 アベラワー アブーナ(アブナック)|1万円台〜2万円編
スコッチウイスキーのアベラワーのカスクストレングスである「アベラワー アブーナ」。
正直なところ、こちら以外のアベラワーラインナップはあまりぱっとしないところがあるのですが、このアブーナにはかなり根強いコアファンがいることで知られています。

アルコール度数は60度とハイプルーフ。贅沢で豊か、気品を感じるオロロソシェリー樽熟成タイプのウイスキーです。
安定的したリリースで長年のベストセラー品といったイメージで、そのパワフルさに圧倒されたい夜に飲むことが多いです。
葉巻やタバコにもとても合いますよ。
「アブーナ」とは樽出しそのままの「起源」という意味。

少しウイスキーに慣れた方には積極的にオススメしたい銘柄ですが、初心者の方には少しハードルが高い仕上がりかもしれません。
第7位 ラフロイグ ロア|1万円台〜2万円編
「伝承」という意味が込められている「ラフロイグ ロア」。
スタンダード品の「ラフロイグ10年」と飲み比べるとより贅沢リッチになっていることにすぐに気がつくことができます。
味わいとしては甘やかなバーベキューソース、完熟のパイナップル、独特なハーブらしいスパイシーさを感じられておりとても複雑です。






すでにラフロイグ10年やその他ラインナップをお好きな方には確実に刺さる1本ですが、まだアイラ島のウイスキーを飲み慣れていない方は苦手に感じるかもしれないです。
とはいえ時間をかけて付き合えばだれでも好きになること間違いなしな銘柄ですし、一度ハマったら抜けられなくなる中毒性があるのも特徴。
本来、数量限定品であることもあって値上がりしていますが、1万円台前半くらいに価格が落ち着いてさえいれば全力で推したい一本です。

クオリティとしては2万円払ってでも納得できちゃうところが正直あります。
第8位 ラガブーリン16年|1万円台〜2万円編
「目白田中屋」で初めて購入して以来、どっぷりとスコッチシングルモルトウイスキーにハマっていくきっかけとなったのがこの「ラガブーリン16年」。
スモーキー、クセっぽい、薬品臭いで知られるアイラ島の中でもかなりのクセを感じるかもしれないです。





一度ハマったらこれこそ抜けられなくなる奥深さ、妖艶さを持ち合わせており、一番好きな銘柄として名前をあげることはかなり多いです。
価格面を考えて 、1万円台前半で買える並行輸入品の「ラガブーリン10年」もかなりよくできた仕上がりだったので同時にオススメです。

最近のラガブーリンは、値上がりが激しいためこの順位となっていますが、もともとが1万円以下と破格すぎだったと感じています。
16年を全力推したいところではありますが、、「ラガブーリン10年」または「ラガブーリン8年」をまずは試してみるのがいいかもしれないです。

熱狂的ファンとしては納得したうえで今でもオススメし続けています。
第9位 リンクウッド12年 UD 花と動物|1万円台〜2万円編
ブレアアソールと同様「花と動物シリーズ」のラインナップである「リンクウッド12年」。
「リンクウッド」と聞けばハズレなしと思うほど、かなり安定したクオリティでリリースを続ける知られざる名蒸溜所です。
オフィシャルリリースはこちらの12年しかなく、唯一蒸溜所のハウススタイルを感じることができます。




リンクウッドの面白いポイントはボトラーズ(他社が瓶詰めしてリリースしているもの)の品揃えが豊富にあること。
当ブログでも「シグナトリー・ヴィンテージ2008 9年 」と「キングスバリー サー・オビール 1984 35年」をすでにご紹介しましたが、幅広い価格帯・熟成年数でのリリースがあります。
ウイスキーを飲み進めていく中でこの12年が指標になるため、もっておくととても勉強になります。
ウイスキー愛好家との会話でも共通言語として使いやすく、ウイスキーが好きでなければたどり着かない銘柄という点でオススメです。

圧倒的なバランスでありながら爽やかなフルーティさが特徴的です。
番外編 シングルモルト余市 & 宮城峡(ノンエイジ)の飲み比べセット|1万円台〜2万円編
ちょっと番外編ということで、今買うべきウイスキーとしてご紹介したいのが「余市と宮城峡の飲み比べセット」。
それぞれやはりクオリティが高いウイスキーで、ニッカウイスキーの真髄に触れることができる味わいが特徴的です。
とはいえこれを読んでくださっているかたはもしかしたら一度は飲んだこともあるかもしれないため少々野暮かもしれないですが、オススメウイスキーの選択肢にあげさせていただきました。
ヘビーピートで力強い余市と、柔らかで穏やかな宮城峡。
この2つはぜひ改めて「飲み比べ」にて味わっていただきたい銘柄です。
家に何本あっても困らないので、まだ価格が高騰する前に買っておくのもアリかと思います。

一時期はまったく見られなかったように思うのですが、最近は比較的定価付近で見ることができていて嬉しいですね。
今買うべきウイスキーおすすめ人気銘柄ランキング10選|5,000円台〜1万円編【2022年12月版】

第1位 サントリーウイスキー 季(TOKI) | 第2位 フォアローゼズ プラチナ | 第3位 カリラディスティラリー エディション | 第4位 レダイグ10年 | 第5位 グレンファークラス105 カスクストレングス | 第6位 グレンフィディックIPA | 第7位 ル・ブルイユ オリジン | 第8位 ベンネヴィス10年 | 第9位 グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド | 第10位 クライヌリッシュ14年 | |
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ボトル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格目安 | 5,000〜7,000円 Amazon 楽天 | 6,000〜8,000円 Amazon 楽天 | 8,000〜10,000円 Amazon 楽天 | 5,000〜7,000円 Amazon 楽天 | 6,000〜8,000円 Amazon 楽天 | 7,000〜9,000円 Amazon 楽天 | 8,000〜10,000円 Amazon 楽天 | 6,500〜8,500円 Amazon 楽天 | 7,000〜9,000円 Amazon 楽天 | 8,000〜10,000円 Amazon 楽天 |
度数 | 43% | 43% | 43% | 46.3% | 60% | 43% | 46% | 43% | 48% | 43% |
容量 | 700mL | 750mL | 700mL | 700mL | 1000mL or 700mL | 700mL | 700mL | 700mL | 700mL | 700mL |
生産国 | 日本 | アメリカ | スコットランド | スコットランド | スコットランド | スコットランド | フランス | スコットランド | スコットランド | スコットランド |
種類 | ブレンデッド | バーボン | シングルモルト | シングルモルト | シングルモルト、 カスクストレングス | シングルモルト | シングルモルト | シングルモルト | シングルモルト | シングルモルト |
味の特徴 | さっぱりとして明るくフルーティ | メロンのようにフルーティーでリッチ | スモーキーで甘やか、豊かなコク | ゆったりとしたスモーキーテイスト | 甘くてスパイシー、 どっしりとした味わい | ビールのコクをしっかりと感じる、 唯一無二の仕上がり | フルーティーな青りんご、 バターのニュアンス | 南国フルーティーのオンパレード | ベリー系フルーティー、 甘やかにスモーキー | ハニーマスタード、 甘くスパイシーでコク深い |
飲み方 | ハイボール | ロック、ストレート | ストレート、ロック | ストレート、ハイボール | ロック、ハイボール、加水 | ストレート、ハイボール | ストレート、加水 | ストレート、加水、ハイボール | ストレート、加水、ロック | ストレート、加水 |
オススメ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
第1位 サントリーウイスキー 季(TOKI)|5,000円台〜1万円編
2018年からアメリカやカナダで限定販売された「サントリーウイスキー季」。
特にアナウンスはされていないはずですが、最近では国内でも見かけることが多くなりました。
近年では山崎や白州、響などの主要銘柄がこぞって価格高騰をおこしている中、季はおちついた価格で維持しています。
構成原酒をみてみると「サントリー白角」の上位銘柄といったイメージ。




白州12年をベースにブレンドされており、じつは穴場銘柄だったりします。
季でつくったハイボールは何より食事、特に和食とはベストマッチ。
白州らしい爽やかさが感じられる軽やかな仕上がりのサントリーウイスキーです。
多くの方にとって飲みやすく、価格面、意外性などを総合的に判断した結果、1位としました。
当ブログから購入されている数がかなり多く、評判も上々です。

山崎・白州・響がなかなか買えないなか、そちらをプレミア価格で買うよりもこちらの季をオススメすることが多いです。
食中酒としてのハイボールにぴったりですよ。
第2位 フォアローゼズ プラチナ|5,000円台〜1万円編
超有名銘柄でもある「フォアローゼズ」の最上位モデルである「フォアローゼズ プラチナ」。
ブランドのフラグシップモデルのプレミアムバーボンともなると1万円を超えてくることも珍しくないのですが、6,000〜7,000円台をキープしており優秀。







通常のフォアローゼズよりもさらにフルーティーな仕上がりに感じられ、マスクメロンを連想させます。
フォアローゼズはイエローレベルのものでもハイクオリティですが、さらにゆったりとして豊かな仕上がりが特徴です。
飲み方としては主にロックがおすすめですが、ストレートでもハイボールでもおいしくいただけて万能だと感じます。

プレゼントにも喜ばれる高級感のあるおしゃれなデザインであり、特別感を感じられるのもポイントです。
第3位 カリラディスティラリー エディション|5,000円台〜1万円編
最近では並行輸入品や特別リリースの品揃えがよい酒屋さんにて、目にすることが多くなってきた「カリラ ディスティラーズ エディション」。
黒いラベルに金の文字と高級感を漂わせていますが、意外にも1万円だすとお釣りが返ってきます。
「カリラ12年」より価格は少し高く、18年よりはかなりお手頃といった位置づけ。







熟成年数は表記されていませんが、蒸留年と瓶詰め年が書かれていて11〜12年熟成モノです。
通常12年モノと違う点は「モスカテルカスクフィニッシュ」ということ。
カリラの力強さに甘口のモスカテルの味わいが見事に調和しておりさすがの一言。
ゆったりと時間をかけて楽しむのにぴったりな銘柄ですし、12年との比較でよりそのクオリティの高さを実感することができます。
高級感があるのでアイラモルトがお好きな方へのプレゼントにもぴったりです。

最近気づいたハイクオリティハイコスパ銘柄。カリラ渾身の力作です。
第4位 レダイグ10年|5,000円台〜1万円編
ウイスキー愛飲家の間では熱烈なコアファンがいたりと、隠れた銘酒として知られている「レダイグ10年」。
スモーキーテイストな銘柄では「ラフロイグ10年」や「アードベッグ10年」などのアイラモルト、または「タリスカー10年」などにスポットライトがあたりがち。
そんな超有名蒸溜所の製品にも全く引けを取らない、スモーキーでリッチな味わいが特徴的です。
とはいえそこまで薬っぽいとか、ややこしいクセはあまりないため比較的万人ウケする銘柄かと思います。






かつ、あまり知られていないこともあって、2022年現在でも価格が安定。
個人的にこっそりとリピートを続けて買い足している優良銘柄だったりします。
レダイグはスコットランド マル島の「トバモリー蒸溜所」で作られるウイスキーで、看板商品でノンピート製品である「トバモリー12年(Amazon)」もまた、クオリティが高い逸品ですから、合わせてオススメです。

正直、教えてしまうと値上がりしてしまいそうな気がしていて、あんまり教えたくない銘柄でもあったりします。
第5位 グレンファークラス105 カスクストレングス|5,000円台〜1万円編
コアなウイスキー好きなら確実にこのコスパの良さを知っていると言っていいほど愛されている「グレンファークラス105 カスクストレングス」。
ウイスキーを好きになってくるとどんどん「高アルコール度数は正義!」のような考えを持つ方は多く、そういった意味でも個人的に重宝しています。
バランスが取れた正統派もいいですが、こちらは少し元気がないとき、勇気をもらいたいとき、活力を取り戻したいときに飲みたくなる、まさにパワフルな味わいです。




アルコール度数60%ともなると「アベラワーアブーナ」のように1万円を超えてくることが多いのですが、その中ではるかに安い価格設定となっています。
700mL瓶と1000mL瓶の商品がありますが、コスパ面・勝手の良さから考えて個人的には並行輸入品の1000mL瓶がおすすめ。
その他多くのウイスキーと競合しない力強さに、多くのウイスキー愛飲家が虜になっています。
またスタンダード品である「グレンファークラス12年 43%」も安定した人気があります。
「さすがに60度は高すぎるかも…」と思ったら12年ものから初めてみるといいですね。

これまで個人的に買ってきたウイスキーの中では、もっともリピート買いしたウイスキーです。
第6位 グレンフィディックIPA エクスペリメント インディアンペールエール カスクフィニッシュ|5,000円台〜1万円編
こちらはスコッチウイスキーの大本命グレンフィディックからリリースされている変わり種「グレンフィディックIPA カスクフィニッシュ」。
IPAとはインディアン・ペール・エールの略で、ビール樽にて熟成されたちょっと珍しい製品です。
低価格帯では「ジェムソン カスクメイツ」がビール樽熟成では有名です。
その他IPAカスクでは「ベンチャーウイスキー」や「本坊酒造」からリリースされてはいますが、限定品ばかりでなかなか手に入らず、プレミアム価格で取引されがちです。
このグレンフィディックIPAカスクフィニッシュはそもそも実験作的なリリースで、日本では公式販売がされていません。
製造方法は、まずアメリカンオーク樽で熟成させたグレンフィディックを一度抜き出した後、Speyside Craft Breweryが製造したビールを樽の中に詰め、4週間詰寝かせます。
その後、樽からビールを抜き元々入っていたウイスキー原酒を詰め直し、更に12週間後熟させているという手間の凝りよう。
並行輸入品でしか流通していないレアなウイスキーではありますが、現時点のネット市場では比較的みることができるためオススメです。
また「グレンフィディック12年」との比較で、よりその面白さが実感できるので合わせておすすめです。

深みのあるホップのコクと豊かなフルーティーさがなかなか忘れられない、かなりユニークな仕上がりです。
第7位 ル・ブルイユ オリジン|5,000円台〜1万円編
カルヴァドスの名門が手掛ける本格的フレンチウイスキー「ル・ブルイユ オリジン」。
まだまだ日本では知名度が高くないフレンチウイスキーですが、さすがフランスといったハイクオリティな銘柄です。
カルヴァドスはリンゴを原料にした蒸留酒で、その酒造りのノウハウと知見がまさに活かされていると感じる仕上がり。
味わいに芯があってしっかりとフルーティー。青りんごを連想するようなフレッシュさが特徴的です。
国内に入ってきている他の製品に「ル・ブルイユ オロロソシェリーフィニッシュ」と「ル・ブルイユ ピーテッド(Amazon)」がありますが、どちらも素晴らしい出来でした。

とはいえ少し珍しいクセを感じたので、まずは看板商品の「ル・ブルイユ オリジン」から試していただくのがオススメです。
もしグッとくるようでしたら、上の2つも同時にかなりオススメですのでチェックしてみてください。

フレンチウイスキーのレベルの高さを実感できる蒸溜所。上品で芸樹的なフルーティーさが「美しい」とさえ感じます。
第8位 ベンネヴィス10年|5,000円台〜1万円編
ニッカウヰスキーが所有するスコットランドのベンネヴィス蒸溜所が手掛ける「ベンネヴィス10年」。
間接的には「ニッカセッション」の構成原酒になっていたりするので、実は知らないところで口にしていることもあります。
ニッカウヰスキーとして積極的に売り出していないことから知らない方も多いのですが、ウイスキー愛飲家の間ではド定番の良酒として知られています。






南国チックなフルーティーさが特徴で、パイナップルやマンゴーのような味わいを感じる方が多いです。
比較的どんな飲み方でも対応できる仕上がりで、ストレートでも十分おいしくいただけます。
ニッカセッションとの飲み比べをしてみると、どんなところにベンネヴィスの特徴がでているのか?を知ることができて面白いです。
ボトラーズ(他社が瓶詰めして製品にしているもの)ものも多く、比較対象として一本持っておくとウイスキー勉強がとっても捗る。
ウイスキーが好きになったら必ずといっていいほど持っておきたい一本です。

ベンネヴィスからウイスキーの沼にどっぷりと腰まで浸かった方にたくさん会ってきました。
第9位 グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド|5,000円台〜1万円編
ウイスキー愛飲家の間ではたしかな品質を認められているグレンドロナックからスモーキータイプの「グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド 」。
グレンドロナックを知ってからウイスキーにガッツリとハマってしまう方も多く、ぼくもその一人だったりします。
「グレンドロナック12年」や「グレンドロナック18年」がもっとも有名なラインナップですが、ピーテッドタイプのこちらはまだあまり知られていない印象です。

確かなクオリティがベースにあるため、ピーテッドタイプになるとさらに豊かさが強調されます。
最近はもともとピーテッドタイプとして売り出していなかった蒸溜所からもスモーキーなウイスキーがリリースされることが多く、その中でもかなりレベルが高いと感じます。
そもそもすでにグレンドロナックを好きなかたには必ずといっていいほど満足する仕上がり。
スモーキータイプが苦手な方でもそこまでクセは強くないため、きっとおいしくいただけると思います。

グレンドロナック推しのぼくとしては、はじめて飲んだときの感動はわすれられません。
第10位 クライヌリッシュ14年|5,000円台〜1万円編
こちらもウイスキー愛飲家の間では確かな評価を受けているクライヌリッシュのスタンダード品である「クライヌリッシュ14年」。
クライヌリッシュは隣接した「ブローラ」という閉鎖蒸溜所が世界的に神聖化されており、その意思を繋いでいるのがこのクライヌリッシュです。
ナッツのようなコクがありながら、ハニーマスタードのように甘やかでスパイシー。
見るだけでなぜかヨダレがでるような不思議な魅力が、大マジメにあります。

飲み方としてはどんな飲み方でも存分に楽しむことができますが、ストレートからちびちびと加水して、時間をかけて変化を楽しむのがオススメです。
贅沢ですがハイボールでも素晴らしく、ロックでもおいしくいただけます。
クオリティは確かなのですが、近年値上がりが激しいスコッチシングルモルトの1つという理由で、この順位に落ち着いています。
ただ14年熟成という点も考慮すると1万円さえ超えなければ、まだ納得できるかなぁといった印象です。

恐ろしいほど魅力的。なぜか空腹を刺激するような引きの強さがあり、かなり上質な銘酒です。
一緒に揃えておきたいおすすめグッズ
【テイスティンググラス】
グレンケアン
ウイスキーマニアなら誰でも持っていると言っても過言ではないのがこの「グレンケアン」。
主にスコットランドのテイスターやブレンダーが使っていたものですが、今ではもっともスタンダードなテイスティンググラスとして確立しています。
1脚1,000円ほどで使いまわしがとてもよく、とても丈夫。
それでありながら繊細な香りや味を感じ取ることができる、いうなれば必需品です。



近年のウイスキー愛飲家の間ではこちらのグラスをつかって意見交換や感想を言い合ったりすることも多いので、持っておいて損は確実にありません。
並べて飲み比べしたりすることにも頻繁につかうため、個人的には6脚セットでご購入いただくのがオススメかと思います。

高級で満足度の高いグラスも最近はよく見かけますが、どちらにしても普段使いのグラスとして、グレンケアンは手放せません。
【書籍】
【完全版】シングルモルトスコッチ大全
こちらはスコッチの愛飲家ならぜひ持っておきたい一冊。
2021年5月に発行されたので、かなり新しい情報となっています。
まだ日本市場にでてきていない蒸溜所や閉鎖蒸溜所についても詳しく書かれており、掲載数は150箇所も。
原酒が使われているブレンド銘柄が書かれていたり、巻末にはウイスキーの用語集が収録されていたりとかなりマニアックではありますが、ウイスキーの世界が一気に広がります。



「シングルモルトウイスキー大全(2016)」や「ブレンデッドウィスキー大全(2014)」というものもありますが、少し情報が古いため、まずはこちらの完全版から優先して買うのがオススメです。

気を張って勉強するつもりでなくても、手元に置いてウイスキーを嗜むのもまた一興です。
【常備用炭酸水】ウィルキンソン 500mL (ラベルレス) ×24本
さまざまな炭酸水を試してきましたが、最終的にたどり着いた(戻ってきた)のがこの「ウィルキンソン」。
やはり何度試してみても、現時点でこちらを超える炭酸水はないと感じます。
選択肢として「瓶」というのももちろんありますが、飲食店を経営していない限り、空き瓶の処理の面倒さはどうしてもネックです。
炭酸水には、
- 天然炭酸水
- 天然水炭酸水
- 人工炭酸水
と3種類あります。
このウィルキンソンは限りなく軟水の「人工炭酸水」であるため、ウイスキーそのものの味わい、バランスを崩しにくいと感じます。
最近では「サントリー 南アルプスの天然水スパーリング(Amazon)」や 「VOX(Amazon)」、そのほか独自ブランドで安価な炭酸水など選択肢があり、それらと比較してもウィルキンソンの一強。
一本100円以下で買え、ごみ処理もカンタン。1本で3杯ほどのハイボールが作れるため、常備品として揃えてあります。

Amazonプライム会員なら、定期便で買うと 5%引きになりお得です。

ウイスキーを始め、お酒をよく飲む方は水分補給がめちゃくちゃ大事です。
ストレート30mLを飲むごとに、コップ一杯分150mLほどのイメージで水を飲むと翌日の体調が全く違います。
個人的には田舎暮らしなので、多少カルキっぽくても常飲水として水道水を飲んでいたのですが、ウイスキーへの加水やチェイサーとしてはかなり無理がありました。
なので最近はペットボトルの水を買うことも多いのですが、毎回わざわざ購入するのが面倒だったので最近はウォーターサーバーもマジメに検討しています。
友人の家にあった「PREMIUM WATER」がお湯も出て、最安税込3,542円/月からとよさげでした。
機種や大きさ、水の配送周期を選べるなど融通が利くらしく、使い勝手もかなりよかったです。

ウイスキー飲み、酒飲みにとっては水は健康面を考えても、ちゃんと抑えておきたいポイントです。
まとめ

ウイスキーは最初ほど何を選んでいいかわからないもの。
だからこそバーに行って、バーテンダーさんから教わりながら飲むことが貴重な体験だったりします。
いくつか飲んでみたり買ってみたりするとご自身やご友人の好みがわかってきて、見立てが立てられるようになっていくんですよね。
「こんなときにこんなウイスキーが飲みたいな」とわかってくると、日常がとても豊かになっていく実感があり楽しいですよ!!

上記のようなウイスキーから旅を進めてみてくださいね。そして、ぜひウイスキー友達になりましょう!
ウイスキーについての基本の全てを「[永久保存版]ウイスキーの原料?作り方?歴史?基本の総まとめ」にまとめたので、ぜひご覧になってみてください、
最近いろんな銘柄が値上がりしていて、どのウイスキーを買ったらいいのかな…