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【レビュー】ジェムソン カスクメイツ味と評価は?

最近ねっこたんの可愛さ異常

ども!ウイスキー藤村です!

 

今日は!ウイスキーがスタウトビールとの運命的な出会いを果たしました…💕

ジェムソン カスクメイツ

のご紹介です!

⬆︎YouTubeでもご紹介しました

↑公式サイトのプロモーションです

ジェムソン カスクメイツ

全国の酒屋さん、ネット通販にて購入できます

ジェムソン カスクメイツとは?

「ジェムソンカスクメイツ」は、ジェムソンミドルトン蒸留所があるアイルランドの都市コークにあるローカルクラフトブルワリーとの革新的なコラボレーションによって誕生したウイスキーです。

ウイスキーの味わいの要となる熟成用の樽。このユニークなウイスキーは、「ジェムソン」ウイスキーの熟成に使用した樽で、アイリッシュスタウトを熟成させてバレルエイジドビールを造り、その樽を再び蒸留所に戻して「ジェムソン」ウイスキーのフィニッシュに使用。

ビール熟成に使用した樽由来の新しい味わいを造り出しました。-商品紹介より

ジェムソンとジェムソン蒸溜所について

18世紀のアイルランドはウイスキー発祥の地として知られ、ダブリンのウイスキーは世界最高と見なされていたそうです

そこでスコットランド人のジョン・ジェムソンがアイルランドのダブリンへ渡り、偉大なアイルランドの伝統を受け継いで、「JAMESON」を完成させたのがジェルソンの始まりだったんだとか

ジョン・ジェムソン・アンド・サン・アイリッシュ・ウイスキー会社は1810年に設立

アイルランドのウイスキーはスコットランドのキャンベルタウンと同様に、アメリカの禁酒法時代に壊滅的なほどに閉鎖され、ジェムソンも大打撃を受けたといいます

しかし19世紀の初めに国際マーケットに進出して以来、今では世界で売上高断然一位を誇るアイリッシュ・ウイスキーへとのぼりつめました

中でも アメリカがジェムソン・ウイスキーの最大の市場で、2013年には当市場でのジェムソン・ウイスキーの消費量は12%上昇したという急成長を見せたんですね

そんなジェムソンは、ピートを使わず密閉炉でじっくりと乾燥させた大麦を原料に

3回蒸留によって造られる「JAMESON」の豊かな香味とスムースな味わいは、No.1アイリッシュウイスキーとして愛されているんですね

HUBとかめっちゃジェムソン推しだもんなぁ…

 

ウイスキートリビア!🥃
❶ジェムソンを完成させたのは実はスコットランド人
❷ジェムソンが世界で一番売れているアイリッシュウイスキー
❸禁酒法の苦難を乗り越えアメリカでの人気に火がついた

 

カスク(樽)メイツ(仲間)なウイスキーとビール

このジェルソン カスクメイツについて調べてみると「なんか面白いことしよーぜ!」「おぉいいね!やろうぜ!」みたいなノリでウイスキー製造者とビール製造者が意気投合したことから実現したんだとか

作り方はこんな感じ👇

❶通常のジェムソンに使われてた樽をビール製造者に渡す
❷その樽にビールを詰めて熟成。ウイスキーカスクなビールができる
❸さらに空いた樽にまたウイスキーを詰める。これがジェムソンカスクメイツ

 

みたいな流れだ

実際ノリで「やろーぜー」みたいにはなったものの酔っ払っいながら決めたもんだからできるまでは半信半疑

実際に仕上がりを確認したら素晴らしいものだったんだって笑

ノリってほんと大事なんだね…

 

ウイスキートリビア!🥃
ジェムソン カスクメイツはノリで始まった

 

ちなみに❷で出来上がったビール、本当に出来が良かったみたいで世界的品評会のインターナショナル・ビア・チャレンジで金賞を取ったみたいです

↑Franciscan Well Stout Aged in Jameson Whiskey Casks

飲んでみたい!!!

 

ウイスキートリビア!🥃
ジェムソン樽で熟成したスタウトビールも絶品らしい

 

トップはスクリュー式ですね♪

 

それでは…

いざっ!実飲っ!
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ウイスキー藤村’sコメント

ジェムソン カスクメイツ…

実際の仕上がりはどうなんでしょうか…

たのしみたのしみ…

ジェムソン カスクメイツの香り👃

実際に香りをかいでみましょう…

 

くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………

ホップ…穀物…スタウトビール…コーヒーやカカオ…りんごジュース…カルバドス…青リンゴ…ハチミツ…メープル…かすかにチリソース…バニラ…すこしスレたゴム…

 

香りだちはやや控えめかなぁ…

ビールのホップらしいコクとあまさが際だっている…

穀物の甘さが強調されていて心地よい…

あれ?…まさにスタウトビール感か…???

コーヒーやカカオのような深煎りのコク感…

りんごジュースやカルバドスのようにフルーティだぁ…

フレッシュな青リンゴの断面から滴る果汁がなんて艶やかなんだ…

ハチミツやメープルの甘さがトロッと流れている…

かすかにチリっぽいアクセントがスパイスになっている…

奥から滲み出るバニラらしい甘みもたまらない…

すこしだけスレたゴムのニュアンスがあってそれもまたクセになるんだよなぁ…

ジェムソン カスクメイツの味👅

実際に味わってみましょう…

 

すーっ………………ごくんっ……..んんん……..

カントリーな情景…ハチミツやメープル…みかん…バター…干し草…よもぎ…コーヒー…カカオ…ダークチョコレート…黒糖…キャラメル…

 

舌へのアタックはやや強め…

舌触りなめらかに優しく…

けれどすこしチリチリとした第一印象…

そのあとに感じたのはカントリーな情景…

ハチミツやメープルのようなトロッとした甘さが流れている…

みかんのようなフルーティさに心許してしまう…

バターのまろやかさがゆらゆらと漂い緊張感をといてくれる…

すこし干し草のようなニュアンスが懐かしさを感じさせる…

よもぎのようにも感じる和テイストな一面も…

あとに残るのはコーヒーのような深煎りなコクが心地よい…

ダークチョコレートのカカオ感はオトナだけが許される密会の味…

黒糖のような甘さとコクが焦げっぽさを出している…

鼻から抜けるのはキャラメルのような甘さで虜に…

いいなぁカスクメイツ…

ジェムソン カスクメイツのまとめ📝

今日は「ジェムソン カスクメイツ」をご紹介しました

今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏

 

柔らかく、ゆったりとしたみかんやりんごのようなフルーティさが親しみやすく、

後にクッと締めてくるコーヒーやカカオのコクがとても対照的でありストーリー展開を感じました

ハチミツやメープルのキャラクターが印象的で、カントリー調の田園的な情景を連想しがちだったのがなんだか不思議な気持ちでした

夕焼け…どこかでバンジョーが鳴る心地よい自然暮らし…。

スタンダードのジェムソンと飲み比べてみたんですが、スタンダードのほうがシトラスの酸味がはっきりしているイメージでした

りんごらしさは共通しており、スタンダードではより強調された仕上がりだったように思います

カスクメイツではしっかりとしたコクがあるので、ハイボールはもちろん、ロックでも個性が活きて、楽しめるのではないかと感じました!

 

✂︎—————————————–

ジェムソン カスクメイツのおすすめの飲み方は?

ハイボールとか普通かなぁと思ったんでちょっと違う飲み方で…

まさかのスタウトビールをチェイサーにw

これがよく合うらしいんですよ

電気ブランなんかもビールをチェイサーにするのでそんな感じですね

よりマッチした味わいを楽しめること必至ですね!

 

✂︎—————————————–

ジェムソン カスクメイツのAmazon販売価格は?

Amazon価格はこちら👇

 

「ジェムソン カスクメイツ」

試すも試さないもあなたの自由

以上、ウイスキー藤村でした!

よりよいウイスキー人生を〜♪🥃

 

>

 

<ジェムソン カスクメイツ>
◯原産国:アイルランド🇮🇪
◯区分と地域:
◯タイプ:ブレンデッドウイスキー
◯原材料:グレーン、モルト
◯アルコール分:40%
◯試飲量:15ml
◯グラス:グレンケアン

✂︎—————————————–

<テイスティングノート>
◯色:やや濃い琥珀

◯香り:ホップ…穀物…スタウトビール…コーヒーやカカオ…りんごジュース…カルバドス…青リンゴ…ハチミツ…メープル…かすかにチリソース…バニラ…すこしスレたゴム…

香りだちはやや控えめ…ビールのホップらしいコクとあまさ…穀物の甘さが強調されている…まさにスタウトビール…コーヒーやカカオのような深煎りのコク感…りんごジュースやカルバドスのようにフルーティ…フレッシュな青リンゴの断面から滴る果汁が心地よい…ハチミツやメープルの甘さがトロッと流れている…かすかにチリっぽい…奥から滲み出るバニラらしい甘み…すこしだけスレたゴムのニュアンス…

◯ボディ:ミディアム

◯味:カントリーな情景…ハチミツやメープル…みかん…バター…干し草…よもぎ…コーヒー…カカオ…ダークチョコレート…黒糖…キャラメル…

舌へのアタックはやや強め…舌触りなめらか…すこしチリチリとした第一印象…そのあとに感じたのはカントリーな情景…ハチミツやメープルのようなトロッとした甘さ…みかんのようなフルーティさ…バターのまろやかさがゆらゆらと漂う…すこし干し草のようなニュアンス…よもぎのようにも感じる…あとに残るのはコーヒーのような深煎りなコクが心地よく…ダークチョコレートのカカオ感…黒糖のような甘さとコク…鼻から抜けるのはキャラメルのような甘さ…

◯余韻:やや長い

◯評価:柔らかくゆったりとしたみかんやりんごのようなフルーティさの後にクッと締めてくるコーヒーやカカオのコクがとても対照的でありストーリー展開を感じた。ハチミツやメープルのキャラクターが印象的で、カントリー調の田園的な情景を連想しがちだった。すこし夕焼け、バンジョーがなる心地よい自然暮らし…。スタンダードのジェムソンと飲み比べてみたが、スタンダードのほうがシトラスの酸味がはっきりしていた。りんごらしさは共通しており、スタンダードではより強調された仕上がりだった。カスクメイツではしっかりとしたコクがあるので、ハイボールはもちろん、ロックでも個性が活きて、楽しめるのではないかと感じた

◯自己評価:65点/100点

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<公式テイスティングノート>

「ジェムソン カスクメイツ」は、「ジェムソン」特有の3回蒸留によるなめらかさはそのままに、スタウトビール熟成に使用した樽でフィニッシュすることで、カカオやコーヒー、バタースコッチ、微かなホップなどのフレーバーが加わった、リッチで複雑な味わいです。

◯香り:刈り取られたばかりの干し草のような香りが最初にたち、ライムゼスト、新鮮な果実の香り、青りんごや梨などが続きます。マイルドなポットスチル由来のスパイスが現れ、緑茶からヘーゼルナッツやミルクチョコレートへと深まっていき、それを微かなホップのフレーバー、トーストされたオークや大麦の香りが支えます

◯味わい:ポットスチルウイスキーの特徴である甘みと、スタウト樽でのフィニッシュに由来する微かなホップとカカオの風味が重なり合う。さらにマジパンや焦がしたオーク樽のフレーバーが加わった複雑な味わい。

◯フィニッシュ:ミルクチョコレートやバタースコッチの甘味が感じられる長い余韻。

おすすめのウイスキー関連書籍

基本の飲み方、基礎知識、味の表現などをイラストでまとめた一冊。これからウイスキーを飲んで行きたい人向け

世界のシングルモルトを幅広く、深く取り扱う図鑑

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ABOUT US
ウイスキー藤村
仕事を辞めてから5年ほどウイスキーを呑んで暮らしてきました/ お酒全般なんでもすきです。国内外蒸溜所に行ってYouTubeとったり、ウイスキーレビューブログを書いたり。30年熟成です。推しウイスキーはラガブーリンとグレンドロナック。↓地球儀マークはプロフィール。