2019年3月31日に休売し、2022年8月9日になり改めて販売が開始されたサントリー白角。
白州の原酒不足が原因ということで製造を中止していましたが待望の復活!
スッキリとした飲み口が特徴で、以前は「淡麗辛口」といった表記がある時期もありました。
現在は多くのスーパーやコンビニで並んでいますが、「数量限定販売」ということで、いつなくなってしまうかわかりません!!
貴重な白州蒸溜所の原酒をベースに、クリアでスムースな仕上がりで和食にぴったりの一本です。
サントリー白角の特徴を以下にまとめました▼
- 1992年に誕生した角瓶の兄弟
- 2019年に休売したが2022年に復活!
- 白州の原酒をベースにスッキリとした仕上がり
- ハイボールや水割りなどで飲むと和食にぴったり!
- 2019年以前と2022年からの製品では裏ラベルの表記が違う?
- 白角ハイボール缶も同時に数量限定発売された!
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ウイスキー藤村のテイスティングコメント
◯試飲量:15ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
<テイスティングノート>
👀色:中程度の黄色
👃香り:ライムやレモンのようなシトラス香…生クリーム… クリアでスムース…プラム…奥から樽香…薄いがバターらしさ…バニラ…穀物の甘さ…
香りだちは中程度…第一印象は涼しげで爽やかなシトラスの香り…生クリームのようなまろやかな表情…クリアでスムース…甘酸っぱいプラムのような酸味…奥から穏やか温かみのある樽香…かすかにペッパーのようにスパイシー…マイルドにバター…華やかなバニラ…本来の角瓶よりも透き通った印象…ほのかに穀物の甘さ…
💪ボディ:ミディアム
👅味:クリアでスムース…オレンジ…みかん…10%グレープジュース(ぶどう)…すこしカラメル…バニラアイス…シナモン…バター…樽の香ばしさ…ミルクチョコレート…
舌へのアタックは中程度…舌触りはさらっとしている…まさにクリアでスムース…オレンジのような酸味は可愛らしい…ポップさがあるのでみかんのようにも感じる…10%グレープジュース(ぶどう)のような甘さのニュアンス…バニラアイスにシナモンがかけられているよう…口内に漂うのはバターのマイルドな雰囲気…樽の香ばしさは甘さと一緒に後からやってくる…ミルクチョコレートのようなほのかなコクがある…ポップな味わいで甘いお菓子のような仕上がり…
♫余韻:中程度
白角とサントリー季(TOKI)は近いキャラクター?
先日テイスティングした「サントリーウイスキー季(TOKI)」と方向性が近いように感じましたが、やはり季(TOKI)のほうが白州12年由来の豊かな広がりがあり、複雑さがあったように思いますね。
しかしこの白角もまた、ハイボールとして飲むのはとても良いと感じます!
刺身や海鮮などの食事を邪魔しない。軽やかで涼しげ。夏にぴったりの仕上がり。終売してしまう前までは、かなり良心的な価格でした。
白角と角瓶の色の違いは?
ちなみに通常の角瓶との色の比較👇
写真では少し違うようにも見えますが、肉眼で確認するとほとんど一緒でした。
また、復刻版の角瓶と比べてみたら👇
復刻版はかなり濃いめなことがわかりますね。
復刻版の角瓶はまだレビューしていないので、おいおい書いていきます。
サントリーウイスキー 白角のおすすめの飲み方は?
角瓶といえばなんだかんだハイボールになるのかなぁと感じます。
やっぱり甘さ、軽やかさ、フルーティさはサントリーさまのお家芸ですので、ハイボールが一番おいしく飲めるはず。
あとはすっきりとしていてキレがあるので水割りもいいですよね!
サントリーは白瓶を水割りで推していますし。。。
単体でもいいし、脂っこい料理と合わせてもきっと最高ですよ!
飲み方はハイボールか水割りがおすすめ
サントリーウイスキー白角の商品詳細と特徴
和食の繊細さと響き合うサントリーウイスキー「白角」。
世代を超えて愛され続けてきたウイスキーのロングセラーブランド「角瓶」。
その伝統を守りつつも食事に合う味わいを求めて誕生したのが「白角」です。
キーモルトとなる白州ホッグスヘッド樽原酒にライトタイプの熟成グレーン原酒をブレンド。
キレ味すっきりのドライな味わいが特長です。
“淡麗”でやや“辛口”なテイストは和食の繊細さと響き合います。
すっきりした後味のジャパニーズウイスキーは晩酌にも最適。
素材そのものの味を楽しめる天ぷらやタイのお刺身などと合わせてお楽しみください。
水割りで飲むのがおすすめです。 -商品紹介より
1992年から発売されており、2019年3月末に休売したという白角。
ですが2022年8月9日から再販されており、スーパーやドラッグストア、またコンビニなどでもちょくちょく見るようになってきました。
どれくらい販売がつづき、どれほどの在庫があるかはわからないですから、何本かご自身で飲む分をストックしておいてもいいかもしれません。
スタンダードな角瓶をよく知っている一方で、白角についてはあまり知らなかったりしますよね。
白角と角瓶の違いは?キーモルト・原酒は「白州」
通常の角瓶は、山崎と白州のバーボン樽原酒を配合しているのに対し、白角は、白州の原酒をメインにブレンドされています。
そもそもなぜ、いちど白角は休売してしまったのかというと、同じくサントリーウイスキー白州12年の休売からもわかるように、白州の原酒が著しく足りなかった事態に陥っていたから。
白州12年は2022年3月より、数量限定で再販されています。すでにプレ価格がついている事が多いですが、以前より入手できる可能性があがりました
明らかに日本のみならず、世界的な需要を増やしつつあるサントリーウイスキーは、少しでも原酒を確保するべく、新商品や人気ラインナップへと原酒を回していたんですね。
まぁ実際のところ、白角は角瓶と同列でお手軽な価格帯であるにも関わらず、サントリーウイスキーの総販売数量の5%にとどまっていたことも含めて、打ち切りの優先順位が回ってきたんだと思われます。
しかし再販した現在では注目度が高く、定番ラインナップになっていくことを期待するばかりです。
❶1992年に発売され2019年に休売 → 2022年に復活!
❷キレ味すっきりなドライな味わいで和食にあう
❸サントリーは白州の原酒がとにかくたりないぃぃぃ
2022年に再販された白角と2019年3月以前のものはどう違う?
2022年になって復活した白角。
大きな変更、内容についてまったく変わっていないと思われたのですが、
裏ラベルの原料のラベルが「原材料 モルト、グレーン」、2022年から再販されだしたものには「原材料名 モルト、グレーン」と微妙に記載が変わっています。
加えて、「原料産地名 国内製造(グレーンウイスキー、モルトウイスキー)」という新たにより明確な記載が加わっていました。
口コミや評判を見るかぎり、2022年に再販されたもののほうがやや着色が濃いめに感じる程度か、微妙な違いを感じ取った方がチラホラと。
味わいや仕上がりについて、おおきな違いを感じたかたは少ないようです。
その時々により原酒の在庫状況もまったく変わっているはずですから、サントリーさんのブレンド技術、製品化する実力はやはり、ものすごいものがありますね、、、。
ちなみにアルコール度数は40%、容量は700mLと変わっていません。
◯2022年9月追記「サントリー白角ハイボール缶」も新発売!違いは?
アルコール分6%の缶ハイボール版の白角も2022年8月9日に発売開始されました。
瓶の白角とどうようにすっきりとまろやかな味わいなんですが、仕上げに「かぼす」が使われていて、ちょっと味わいが違って面白いですよ。
知り合いの方が「ちょっと薄かったので追い白角した」っていう話を聞いて笑いました。ひとによってはすっきりした仕上がりがちょっと薄く感じるのかもしれません。
缶ハイボールだけではなく、以前からある「白角水割」もあるので、飲んだことがない方は合わせて飲み比べてしてみてはいかがでしょう。
とはいえなんにせよ、白角はどの商品も食事に合うし、お手頃価格なので買ってみて損はないですよ!
「クリア&スムース」。角瓶の意思を継ぎ、和食によく合うようにと開発された白角
白瓶のサブラベルには「クリア&スムース」と書かれています。
ちなみにサントリー公式HPによると、白角の味わいをグラフにするとこんな感じらしい👇
ドライでキレがあるのがやはり強みになってくるみたい。
そういえばこんなふうに表現されるウイスキーって、今までテイスティングしてきた中にはあんまりなかったなぁ?
美しいミルキーな色合いのラベル。
トップはスクリュー式ですね♪
サントリーウイスキー 白角のAmazon販売価格は?
ネット販売価格は変動するためこちらからチェックしてみてください。
まとめ📝
スタンダードの角瓶と比較して飲み比べてみましたが、今回の白角の方が明らかに軽い仕上がりになってました。
そのためスタンダード角瓶よりもアルコール感が気にならない仕上がりに…。
そして白角の方が果実味のフルーティさを感じるような…角瓶は穀物らしい甘さを感じるんですよね〜。うまい。
構成される原酒的には国内未発売品、白州12年をベースにブレンドされている「サントリーウイスキー季(TOKI)」が上位銘柄っぽいイメージなので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
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