今日は!東北で唯一の地ウイスキーメーカーとして知られる福島県の笹の川酒造から…
山桜55 モルト&グレーン
のご紹介です!
(提供:ポッターさん(@potta0602)
山桜55 モルト&グレーン
残念ながら、現在は完売の商品です
山桜55 モルト&グレーンと笹の川酒造とは?
弊社の創業は明和2年(1765年)。
ウイスキーの製造免許は昭和21年(1946年)(当時の酒税局長は池田勇人氏)に取得し東北で唯一の「地ウイスキーメーカー」として製造し続けております。
当時、この地にもアメリカの進駐軍が駐留していましたので、その方々に飲んでいただこう、という目的で製造していた、と、先々代の当主が語っておりました。
当時の社名が「山桜酒造」であったことから、「チェリーウイスキー」という銘柄でウイスキーを製造出荷させていただき、皆様にご好評いただいてます。
本品は、弊社にあるウイスキー原酒を厳選し、マイルドで口当たりがいいタイプに仕上げました。 -裏ラベルより
戦後(1945年以降)間もないタイミングでのウイスキー免許の取得
地ウイスキーブームがやってきて全国的な人気を博したといいます
しかしその後国内市場の低迷により販売量が減少し、原酒の蒸留を停止
残った原酒や海外から輸入した原酒をブレンドした商品を販売していたそうです
そして近年のウイスキーブームの再燃により、新たな設備を導入し、2016年から蒸留を再開するようになりました
🥃笹の川酒造は東北唯一の「地ウイスキーメーカー」
🥃アメリカの進駐軍に向けて製造していた時期もある
🥃「チェリーウイスキー」は「山桜酒造」の名前が由来
笹の川酒造とイチローズモルトの深すぎる関係とは?
埼玉県羽生市の酒造メーカー東亜酒造は事業再編により不要になったウイスキー製造設備、貯蔵ウイスキーを廃棄処分しようとしていました
それを惜しんだ創業者の孫である肥土伊知郎氏が笹の川酒造に協力を仰ぎ、2005年に笹の川酒造から発売されたのが「イチローズ・モルト」
当時のイチローズモルトのボトルの裏ラベル製造者欄は笹の川酒造となっているそうです
イチローズ・モルトは2008年2月に開催されたウイスキーマガジン社(スコットランド)のコンクールにおいて、国内6部門の中の2部門で日本一の栄冠に輝きます
今となっては54本のカードシリーズのセットが1億近くの価格をつけられているので大躍進にはまさに驚きですよね
【日本産ウイスキーに1億円=香港で競売、人気証明】
昨日16日に、香港で競売にかけられ、1億円に迫る719万2000香港ドル(約9750万円)の超高額で落札された🤔カードシリーズが54種が全てそろっているのは4セットしかないらしい…とんでもないイチローズフィーバーだな🎉https://t.co/cVICePue42
— ウイスキー藤村🥃ウイスキーレビュー更新中 (@whiskyfujimura) August 17, 2019
ちなみにこの笹の川酒造と肥土氏の話や、肥土氏、いや、肥土大先生の壮絶すぎる秩父蒸溜所建設までの道のりについて
こちらの本の1セクションで詳しく書かれているので、読んでみると面白いかもです👇
羽生時代の原酒を持ちこみ、笹の川酒造で製造をすることにより「イチローズモルト」は生まれた
あ、ちなみにこの「55」というのはアルコール度数のことですね
かなり高い数値にはなりますが、どんな仕上がりなんでしょうね…
トップはスクリュー式ですね♪
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
山桜55 モルト&グレーン…
実際の仕上がりはどうなんでしょうか…
たのしみたのしみ…
山桜55 モルト&グレーンの香り👃
くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………
お酢の酸味…ニューポット…マッキー…プラム…鉄…イチジク…ぶどうの皮…松ヤニ…湿った木の皮…ペッパー…
香りだちは中程度…
第一印象はお酢…
ニューポット感…
マッキーのようなシンナーっぽさ…
プラムのような酸味感とフルーティさがほのかに…
金属っぽさや鉄っぽさをかすかにかんじる…
イチジクに似た優しい甘さ…
ぶどうの皮のような甘さと渋さ…
松ヤニのように感じるニュアンス…
奥の方から湿った荒削りの木の皮…
胡椒っぽさがアクセントになっている…
山桜55 モルト&グレーンの味👅
すーっ………………ごくんっ……..んんん……..
レーズン…べっこう飴…ハチミツ…カラメル…ドライな口当たり…えんぴつの芯…コーヒーのほろ苦さとコク…あんこ…よもぎ…若々しい木…
舌へのアタックはやや強い…
舌触りはサラサラでもねっとりでもなく普通…
第一印象はかなりレーズンやらしさがある…
甘くも渋い印象はレーズンパンのレーズンのよう…
べっこう飴やハチミツやカラメルのような舌にまとわりつくフレンドリーな甘さがある…
ドライな印象…
えんぴつの芯のようなニュアンスがかすかにある…
コーヒーらしいほろ苦さとコクが魅力的…
あんこによもぎのような和菓子的な甘さ…
若い木のスパイシーさが荒っぽく主張している…
山桜55 モルト&グレーンのまとめ📝
今日は「山桜55 モルト&グレーン」をご紹介しました
今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏
第一印象からかなりニューポット(ウイスキーの赤ちゃん)らしさがありましたね
だからダメってわけじゃないんですね、大切な個性です
甘さはわかりやすいもので、酸味はお酢やプラムのような感じ…
香りも味わいも、よく探っていくと日本らしい田園風景をかんじるゆっくりとした時間の流れを感じることができる、優しい口当たりでした
基本的に若さが目立つ仕上がりではあるが、大人びた趣味、例えば「読書」や「茶道」などを嗜むあまり、「おばあちゃん」というあだ名をつけられている小・中学生…
ほんとは可愛らしい一面があるにも関わらず、なかなかそれに気づいてくれる人はいないようにかんじですね!
これから笹の川酒造の長期熟成を体験するのがたのしみになってきます
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山桜55 モルト&グレーンのおすすめの飲み方は?
若々しいく、口当たりは優しいのでロックにしたらより楽しめるかも!
氷の音とともに楽しんでみると贅沢ですよね
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山桜55 モルト&グレーンのAmazon販売価格は?
残念ながら現在Amazonでの取り扱いはありません
そのかわりに「ブレンデッドウイスキー 山桜 黒ラベル」のリンクを貼っておきますね
笹の川酒造の個性を掴むことができると思いますので
Amazon価格はこちら👇
ぼくのほうでもレビューしますねー
「山桜55 モルト&グレーン」。
試すも試さないもあなたの自由
以上、ウイスキー藤村でした!
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どうも!ウイスキー藤村です!