今日ご紹介するのは、スコッチウイスキーの…
アードベッグ10年
ですっ♪
アードベッグ10年
世界中に「アードベギャン」(←誰が言い出したんだよw)という熱狂的なファンをもつ「アードベッグ」…
マーケティングがかなり熱心なイメージがあり、「アードベッグデー」と呼びれるウイスキーイベントは毎年新商品の発表とともに盛り上がっています
野球に例えて、スコットランド アイラ島のクリーンナップ、3番、4番、5番に「アードベッグ」「ラフロイグ」「ラガブーリン」を当てはめたり…
ここ3箇所の蒸溜所は歩いて20分くらいの距離で連なって設立されているのにもかかわらず、また、材料も同じであるにも関わらず、はっきりと異なった個性を持っています…しかもかなり独特な…
それぞれが「唯一無二のブランド」と化しています
アードベッグのラベル(裏)に書いてあったのですが
完璧なスモーキーさと、モルトの繊細な甘さが完璧なバランスを誇る独特の味わいは「ピーティ・パラドックス(矛盾)」として愛されています。
とのこと…
こんなこと言われたら、事の真相をたしかめてしまいたくなるw やっぱマーケティング上手やんw
さてさて、実際のところはどうなんでしょうか???
それでは….
ウイスキー藤村コメント
「人を熱狂的にさせる」というわりに、意外とさっぱりしたレモン色なアードベッグ10年ですねっ!
「ビタミン系の清涼飲料水」のような色合いでしょうか…
液の垂れ方はこんな感じ…
色合い通り、比較的さらっとしてるのかなぁ?といった印象です…
ではでは、早速香りを見ていきましょう…
(↑輿水 名誉チーフブレンダーのマネ(←そんなんじゃない))
わりと本格的に「和風テイスト」がします…
というのも、「かつおぶし」「ほんだし」「醤油」「おでん」…など、赤茶色〜黄色っぽい色の香りがします
「あぁかつおぶしっぽい香りがすんなぁ〜」とか思っていると、一瞬の硫黄感…「ゆでたまご」や「温泉」を連想しました
かなり香りからパンチ力があり、腐乱臭をがっつり嗅ぐと「ぐらっ」と来るように、アードベッグを嗅いでもしっかり嗅ぐと似た感覚になります…すっげぇ個性だwww
あと、少しだけ鉄っぽい香り…酸味なのか、きゅっとする感じもあります…
さぁ味わいはどうでしょうか…???
少量 口に含んでみます…
まず最初に気づくのは「炭を食べている」というばかっぽい感想 笑
口の中が真っ黒になったような気がしてきます
そして「海鮮」のような磯臭さ…まさにアイラ島の海岸を思い出します…
「ガツン!」とした印象だったのですがしっかり味わいをさがしていくと、少しづつバターのような風味と濃厚さが出てきます…
フルーティさがあるな?と思い、探っていくとどうやら「りんご」のような酸味とジューシーさ、甘さがあるように思いました…これが「ピーティ・パラドックス」なのか…うんまぁ…
初めてアードベッグを飲んだ人の多くの人はかなりびっくりされるのですが、ドクターペッパーやゴルゴンゾーラなど、くせのかなりある食べ物を好む人は、イッバツ目から好んで飲まれるかも…(←ぼくは最近になってだいすきになってきました!)
いやぁ、アードベッグ…かなり個性的…!!
お隣の蒸溜所「ラフロイグ」と合わせて、かなり熱狂的なファンを抱えてるイメージですね
ぼくは正直なところ、アードベッグやラフロイグを飲むと、もう他のウイスキー飲めなくなっちゃうくらいガツンとやられちゃうんで、あまり頻繁にはのまないのですがw
ウイスキーをまだそんなに好きではない友達にプチサプライズで驚かせるときには面白いのかもしれません笑笑
ハマってしまうととことんハマってしまう熱狂のウイスキー、アードベッグ
まだ試したことがない方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか???