今回は【キングスバリー サー・オビール リンクウッド1984 35年】をテイスティングしてみました
【 キングスバリー サー・オビール リンクウッド1984 35年】の商品紹介🗒
【公式コメント】
スペイサイドにおける実力を過小評価された典型的実力派の素晴らしい1本。美しい色合いに砂糖菓子を思わせる豊潤な甘い香り。ドライフルーツ、アーモンド、バタースコッチの甘くリッチな風味が幾重にも重なりあっている。陽の光を浴びたスペイサイドの谷を想起させるフローラルでフルーティな余韻は驚異的の一言。
【キングスバリー サー・オビール リンクウッド1984 35年】の詳細📝
◯原産国:🏴スコットランド
◯地域区分:スペイサイド
◯販売者:キングスバリー
◯輸入者:株式会社ジャパンインポートシステム
◯蒸溜所:リンクウッド蒸溜所
◯タイプ:シングルモルト、カスクストレングス
◯原材料:モルト
◯アルコール分:50.6%
◯販売価格:7~8万
【ウイ藤のテイスティングコメント】💬
2021.8.14(土)12:00@あいまいな酒場
◯試飲量:10ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:明るく輝く琥珀
👃香り:香りだちは強い、万物のフルーツ感を感じるフルーティさ、洋梨、桃、パイナップル、赤リンゴ、青リンゴ、パパイヤ、グアバ、バナナ、パッションフルーツ、マスクメロンなど、ありとあらゆる好意的、ポジティブなフルーツの香りが一つになっている魔法の香り、清涼感からシードルやソーダのような微炭素らしいフレッシュさが感じ取られて極端に気持ちが良くなる、ナッツやアーモンドのコクらしさもありマイルドな一面も、はちみつの甘さも調和の中で響く、リンクウッドの勝手なイメージ、理想像をいとも簡単に超えてきて超絶的、奥から木の香味とスパイシーなフレーバーもやってきてスキというスキがあまりにない、洋梨と桃のソルベやシャーベットの印象がメインテーマに感じる、きめ細かな解像度を感じ言葉にし難い魅惑的な香り、いつまでも嗅いでいられる、まるでユートピアから汲んできた存在であるよう
💪ボディ:ミディアムフル
👅味:脳がバグる、あまりにも様々な味がして文字を打つ手が追いつかない、香りのハードルを平気な顔で超えてくる満足さ、フルーツ爆弾が弾けてフルーティ微粒子が口内に拡散される、舌触りは滑らかなだけでなく味蕾ひとつひとつをつかまれるような感覚、香りではあまり感じ取らなかった甘酸っぱいニュアンスに心地良すぎて悶えてしまう、香りで感じ取ったフルーツの類はだいたい感じられる、チクチクとスパイシーな刺激も不思議と快感を覚えてしまう、あまりにも言葉にし難い魅惑的な味わい、幾度となく印象の変わる味わいに、文字に起こすことの無力さを感じる、見たことがない理想郷が見えて安易に飲んではいけない味わい、1杯で何年もの旅をした心地になれる驚異的な仕上がり
🎵余韻:あまりに神秘的な余韻が一生続く
【キングスバリー サー・オビール リンクウッド1984 35年】の評価✍
もうよくわかんない。
書き出すほどに、意味わからない構造をした銘柄。
稚拙な表現をすれば「フルーティ」なのは間違い無いのだが、何を持ってフルーティであるのか、どれを取ってフルーティなのか、それを文字で表現するには限界を感じる。
異次元の味わい。
ただただフルーティなわけでなく、これまでテイスティングしてきた中でも神がかった調和と個性の共存を感じる。
ミクロな世界にあまりにも複雑で豊かな個性が繋がりあっている。感動し、口数が激減する味。とにかくすごい。
心の芯から震えた表現に触れた心地。
この評価に一切の忖度はないつもりである