【 クラウニングカスク”ホール・オブ・フェイム” レアオールドウイスキー 1966 54年】の商品紹介🗒
【商品紹介】
レアオールド ブレンデッドウイスキー1966は、ホグスヘッドの54年熟成で、シングルカスクのカスクストレングスボトリング。54年という半世紀を超える永い眠りから目覚めたブレンデッドウイスキーです。クラウニングカスク:同じ蒸溜所・同じヴィンテージ、同じカスクタイプであっても樽ごとにそれぞれ個性の異なるシングルカスク。様々なウイスキーと出会う中で、特別な輝きを放つ「王冠を授けるに相応しいカスク(Crowning Cask)」に遭遇した経験をお持ちではないでしょうか?
数多の樽の中で後光がさしたように黄金に輝くウイスキー。玉座に座ったような高揚感と優越感を与えてくれる特別なウイスキーをボトリングしてお届けします。
そんなクラウニングカスクの中でも、『ホール・オブ・フェイム(殿堂)』は日本人で初めてウイスキー殿堂入りを果たした輿水精一氏が樽を選定した、特別中の特別と言えるスペシャルエディションです。日本ウイスキー界が誇る伝説的ブレンダーが厳選した究極のウイスキーをどうぞご堪能ください。
【輿水精一氏のコメント】
クリーンで軽快、長期熟成ならではの樽香やフルーティなど甘く華やかな香りが豊かに拡がります。繊細でバランスの良い香りは、まさに芳醇という言葉がぴったり。凝縮された香りの豊かさは54年という時間の長さを感じさせるには十分で、僅かな加水により内包された香りが見事に表れます。一瞬レザーを感じさせたかと思うとトロピカルフルーツ、ドロップ、ミルキー、長期熟成のブレンデーを思わせる華やかな香りなどが次々に押し寄せます。なめらかな口当たり、甘さと酸味、ビターな余韻が心地よい、ブレンデッドならではの魅力にあふれたウイスキーです。
【クラウニングカスク”ホール・オブ・フェイム” レアオールドウイスキー 1966 54年】の詳細📝
◯原産国:🏴スコットランド
◯地域区分:?
◯輸入元:ウィスク・イー
◯ブランド:クラウニングカスク
◯蒸溜所:?
◯タイプ:ブレンデッド、カスクストレングス、シングルカスク、ホグスヘッド
◯アルコール分:48.4%
◯蒸溜年:1966
◯瓶詰年:2021
◯販売価格:14〜15万円程
【ウイ藤のテイスティングコメント】💬
2021.8.14(土)14:30@あいまいな酒場
◯試飲量:5ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:濃いめ黄金色
👃香り:香りだちは強い、特有のアスファルトらしいニュアンス、グレーンの穀物みがふんわりと、穏やかなオレンジの甘さがやってくる、マスクメロンのようなフルーティさ、カナディアンクラブ42年の時と同じような感覚、後からバターの香り立ちが強くなってくるよう、甘やかなバニラが強く華やぐ、蝋っぽいぬっぺり感、ベリーらしい酸味と甘味も現れた、ピーナッツバターがフレンドリー、きな粉のようにも感じる甘さ、54年の年月を感じないフレッシュさ、時間をかけてじっくりと膜が破けてくるような感覚、古びた押し入れの甘酸っぱい香りが確かにする
💪ボディ:ミディアムフル
👅味:穀物由来の甘みがどっとドバッと溢れ出す、ツルッとしたみかんキャンディー、トウモロコシの甘さとマスクメロンのジューシーさが隣り合わせに、圧倒的に舌触り滑らかであるが中からスパイシーさがきめ細かに湧き上がる、口内には桃らしい甘やかで柔らかいフレーバーが漂うみたい、色鉛筆のような木の削り感とワックス感、プラムらしい甘酸っぱさが魅力的でありずっと口の中に入れておきたくなる、穀物の甘みが芳醇であり極めて豊か
🎵余韻:穀物らしい甘さに心地よいほろ苦さ、味わうほど滲み出るフルーティさが長く続いていくよう
【クラウニングカスク”ホール・オブ・フェイム” レアオールドウイスキー 1966 54年】の評価✍
今回は15mlにての購入で5mlでのテイスティングだったが、この手の超熟は時間をかけるほど変化するイメージがありまだまだ全貌が現れていない感覚。
アスファルトの壁から徐々に徐々に出てくるフルーティな甘やかさ。
基本的に穀物みが贅沢であり、口の中に入れているだけでずっと幸せな気持ちになれる。そして開いていく。
隠された「開かずの扉」がまだまだありそう。
時間をかけて、少しづつ加水をしながら微細な変化を見逃さないように飲んでみたくなる銘柄。
奥深く、長いこと宝探しが楽しめるよう。
長熟ブレンデッドやグレーンの面白みを実感することができる貴重なテイスティングだった