まだウイスキーを飲みはじめて数ヶ月というころ、ストレートで飲んで心の底から感動した「ラフロイグ ロア」。
ウイスキーに詳しくない方でも聞いたこと、見たことがあるであろう「ラフロイグ10年」の上位銘柄に位置づけられます。
より濃厚で甘みやスパイシーさなど、か〜なりリッチに感じることができる至極の1本。
個人的にもインパクトが大きかった銘柄のひとつであり、いまだにその完成度と満足度の高さに何度も驚かされます。
ラフロイグロアの特徴を以下にまとめました▼
- 数量限定品の特別なリリース
- ラフロイグ10年以上に甘く豊かに味わいが広がる!
- 「LORE(ロア)」とは「伝承」という意味
- ダブルマチュアードした原酒などでバッティング
- 手間のかかる樽の詰替えで複雑な味わいを実現!
ラフロイグロアの商品紹介と詳細・スペック
➡︎ryuさんからの納ウイスキー
商品紹介
【商品紹介】
「ラフロイグ」は、スモーキーな味わいのウイスキーが多いことで知られるアイラ島のシングルモルトウイスキーの中で“アイラモルトの王者”と呼ばれています。個性的な味わいに、世界中に熱烈なファンが多く、チャールズ皇太子がご愛飲されていることでも有名です。
「ラフロイグ ロア」は、ラフロイグ蒸溜所長のジョン・キャンベル氏が、1815年の創業以来受け継がれてきた技術と経験を次世代へ伝承(LORE(ロア))するという情熱を込めてつくりあげた商品です。2016年から毎年数量限定発売し、多くのお客様からご好評いただいています。
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●中味の特長
ヨーロピアンオークの新樽で熟成した後、ファーストフィル(※空き樽)のバーボン樽に移し替えてさらに熟成させた“ダブルマチュアード”(二度熟成)原酒をはじめ、数種のモルト原酒をヴァッティングし、バーボン樽で後熟させました。スモーキーな香りと潮の香り、バーボン樽熟成ならではの柔らかな甘み、芳醇でフルーティな味わいが特長です。
甘い余韻も長くお楽しみいただけます。
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●公式テイスティングコメント
【色合い】濃いマホガニー色
–サントリー公式より引用
【香り】潮の感覚、ピート、ビターチョコレート
【味わい】バニラ、焙ったナッツ、クリーミー、フレッシュな果実味、スパイシー
【フィニッシュ】はじめはドライ、やがて甘美な感覚、長い余韻
詳細・スペック
【ラフロイグ ロア】
◯原産国:🏴スコットランド
◯地域区分:アイラ島
◯販売元:サントリー
◯蒸溜所:ラフロイグ蒸溜所
◯タイプ:シングルモルトウイスキー
◯原材料:モルト
◯アルコール分:48%
◯販売価格:10,000円
【ラフロイグ ロア】の香りと味の評価は?
ウイスキー藤村のテイスティングコメント
【ラフロイグロア】
◯試飲量:15ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:中程度の琥珀
👃香り:甘い煙幕、ナタデココを彷彿とする、甘さとクセっぽさからドクターペッパー感、少しハーブらしいスパイシーさを感じる、粗挽きのブラックペッパーとベーコンソテー、どことなく清涼感も感じ取れる、甘コク、完熟のパイナップルらしいジューシーさ
💪ボディ:ミディアムフル〜フルボディ?
👅味:甘くて魅惑的なコクがすぐさま認識できる、バターらしい芳醇さとマイルドさがこれも魅惑的でそそる、木炭の塊に蒲焼のタレ、表面が焼かれて果汁が溢れた完熟のパイナップル、ドクターペッパーの独特なクセをやはり感じる、奥の方から木味由来のスパイシーな印象、ブラックペッパーの深くて力強いスパイシーさ
🎵余韻:ずっしりとした木炭感に甘くて妖艶な雰囲気が纏って長く続く
10年との違いは?贅沢なバーベキューとフルーツの味わい
ラフロイグ10年以上に深みがあり魅惑的な甘さが爆発的に広がる感覚があります。
舌に残る炭の感覚があまりにもリアリティに溢れており、バーベキューをしている現場に自分がいるみたい。。。
香りと味ともにドクターペッパーのニュアンス、雰囲気を感じるのですが、スパイシーさと甘さのバランスが似ているのだと思いました。
まとめ✍️
確か3年前に始めて北千住のバーで飲んだシングルモルト。
あの頃の衝撃は変わらず今もなお完成度の高さ、力強さに美しさを兼ね揃えたこの仕上がりに改めて感動しました…。
思い出深くもあり、今飲んでも色褪せない 、とても素晴らしい銘柄です!
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