今回は、「アラ ワイ キアウェ」をテイスティングしてみました!
【 アラ ワイ キアウェ】の商品紹介🗒
【アラ ワイ キアウェ】の詳細📝
◯原産国:🇺🇸アメリカ
◯地域区分:ホノルル州
◯販売元:AW Distillery Ltd
◯蒸溜所:アラワイ蒸溜所
◯タイプ:?(ハワイアンウイスキー )
◯原材料:キアウェの粉(33%) 、ライ麦(33%)、コーン(33%)
◯アルコール分:51%
◯購入価格:(たしか)12,000円ほど
【ウイ藤のテイスティングコメント】💬
2021.8.19(木)18:40@あいまいな酒場
◯試飲量:10ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:こげ茶な琥珀
👃香り:香り立ち強め、粉物の雰囲気、甘いオレンジ、ライ麦パンの香ばしい豊潤さ、少しワックスのニュアンス、奥まで嗅ぐとよりぬっぺりとした印象、ちくりとスパイシーさを感じるがマイルドなベールで和ませる、柔らかいホイップクリーム、少し汗のようなクセらしさ、デラウェイらしいフルーティさ、色鉛筆やクーピーらしい、すこしプラムのような甘酸っぱさ
💪ボディ:ミディアムフル
👅味:滑らかなで上品な口当たり、角砂糖1つのダージリンティー、穀物の柔らかい甘さがマイルドに広がる、ほろ苦さは強いロースト感のあるカカオ、口当たりはかなりトロッと粘度があるように感じる、コーンらしい甘みがクリーミーでポタージュを想像する、コクや塩味のようなニュアンスも感じ取れ深みがある、トゲトゲはしていないが、炭の中にこもった熱のようにジリジリと舌を焦がし、気候的な暑さがイメージできるよう
🎵余韻:ほどよく甘いホットティーが甘くほろ苦く、緩やかに続いて行くよう
【アラ ワイ キアウェ】の評価✍
いまだ聞き馴染みのない珍しいハワイアンウイスキーを今回はテイスティング。
これまであまりしっかりとテイスティングしてこなかったのだが、たまたま縁に恵まれ、直接製造者であるジェイコブ・リー氏から買わせていただくことができた。
この銘柄は原料に「Kiawe Pod Flour」という、”さやえんどうのような豆”を挽いて作った粉を原料の33%に使っているようだ。
バーボンウイスキーと比べてみると、メイカーズマークのような冬小麦の柔らかさとマイルドを感じる気もする。
温暖な気候の温度感が伝わってくるようで、その点、その他のバーボンウイスキーとは少し異なったテイストなのが面白い。
たしか記憶が正しければ、現在ジェイコブ氏は蒸溜所でウイスキー作りをしていないと聞き、今後彼が手がける製品がリリースされることはないのだと聞いた気がした。
今後はまた違った蒸留酒を、アジアのどこかで作るんだとか言っていた気がする…。
ジェイクのこだわりが込められた魂の一本。マイクロディスティラリーを実際にやってみせた彼のことは、とても印象的ではあったが、今になってその熱量に気がつかされた。
自分が成長したときに、有益な意見交換ができるまでに自分磨きをしておきたいと、飲むたびに思わせてくれる
(中央:Aloha whisky bar デービッド・ツジモト氏、右:ジェイコブ・リー氏)