今回は、「シークレット・オークニー 2002 15年 シェリーホグスヘッド/ザ・ウイスキーファインド ザ・ドラム・ウィズ・ザ・ジョンミルロイ セレクション」をテイスティングしてみました!
【 シークレット・オークニー 2002 15年 シェリーホグスヘッド/ザ・ウイスキーファインド ザ・ドラム・ウィズ・ザ・ジョンミルロイ セレクション】の商品紹介🗒
【商品紹介】
台湾・台中と中国・上海に店舗を構えるリテイラーTHE WHISKYFIND。同社ではリテイラーを本業としながらも、代表のOdin Chou氏が直接スコットランドでのカスク調達を行い、コネクションに基づいたオリジナルボトリングやカスクの供給を展開。
新興ボトラーが増えている台湾マーケットを拠点に各ブランドとも良好なネットワークを築き、香港そして日本市場にも進出するなどこれから注目のアジアンブランドです。英国ロンドンの高名な酒商にしてスコッチウィスキーの先達者の1人である「ジョンミルロイ」氏と、ウィスキーファインド「オーディン」氏のコラボボトルシリーズ。東洋のニュアンスを大切にするオーディン氏が、西洋の師匠としてあがめるジョンミルロイ氏との共同セレクトボトルです。蒸留所名のイメージから入って飲んでもらうよりも、その中身を楽しんでもらいたいという意向から、このシリーズはあえて蒸溜所名を全て伏せているとのこと。
【シークレット・オークニー 2002 15年 シェリーホグスヘッド/ザ・ウイスキーファインド ザ・ドラム・ウィズ・ザ・ジョンミルロイ セレクション】の詳細📝
◯原産国:🏴スコットランド
◯地域区分:オークニー諸島
◯輸入者:株式会社キムラ
◯ブランド:ウイスキー・ファインド
◯蒸溜所:?(ハイランドパーク?)
◯タイプ:シングルモルト、シングルカスク 、
カスクストレングス、シェリーホグスヘッド
◯原材料:モルト
◯アルコール分:56.7%
◯蒸溜年:2002年
◯瓶詰年:2018年
◯総本数:352本
◯日本輸入:108本
◯購入価格:16,000円ほど
【ウイ藤のテイスティングコメント】💬
2021.8.18(木)11:10@あいまいな酒場
◯試飲量:10ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:濃いめ褐色
👃香り:香り立ちは中程度、ふわりとくる香りはあまりない印象だがグラス口の一線を超えると一気に重厚、豊潤な焦がしバター、ミントとマンダリンオレンジが使われたカクテル、硫黄らしいゴムの香りが卓球ラバーのよう、濃厚なイチゴジャム、強くかぎこむと熱いスパイシーさがジリジリと刺激する、ほのかに生乾きの洗濯物のニュアンスがフックになっておりクセになる、微かなピート感を感じるが脇役に徹している
💪ボディ:フルボディ
👅味:口に入れた瞬間から重厚で華やかで甘い味わい、ドライにスパイシーな甘さ、マイルドでミルクの甘さも感じる、ダークチョコレートのほろ苦さと焙煎感、なめらかな舌あたりから酸味の少ないオレンジの果汁が滲み出す、やはりドライな印象で口内をキリッとさせるよう、ハチミツの甘やかさはトロッと親しみやすい、イチゴジャムがやんわりとしたスモークの中で漂う
🎵余韻:ベリージャムの甘さにキリッっとしたドライさを持ち合わせて、どしっと重く続くよう
【シークレット・オークニー 2002 15年 シェリーホグスヘッド/ザ・ウイスキーファインド ザ・ドラム・ウィズ・ザ・ジョンミルロイ セレクション】の評価✍
香りだちから軽やかなフルーティ要素は感じられなかったが、時間かけるごとにどっしりとした重厚感とドライなテイストが特徴的な銘柄なのだとわかってきた。
甘さはハチミツや加熱したオレンジソースで、親しみやすくポップなテイストなのだが総合としてはやはり重厚感のある仕上がり。揮発性の少なく重たい香味成分の多さを感じられる。
トワイスアップでのテイスティングだったがまだまだ個性と個性が密接に繋がっているように感じられ、バランスを崩す雰囲気も感じられない。
芯が強く、耐久性や頑丈さのようなものが秀でているイメージ。開戦してから1年以上は経つかと思うが、残量がまだまだ減っていないので、中盤まで減った時にどのような変化があるのか?
または、あまり感じられないのか?そして加水量などももう少し探ってみたいと感じる銘柄であったので、時間を開けてからまたトライしてみたいと思う