今日は、
アードナムルッカン
スピリットリリース2018
をご紹介します!
アードナムルッカン
スピリットリリース2018
ごくたまに酒屋さんで見つかったりしますがネット通販を含め、現在はほとんど売り切れになっています、、、かなしい、、、
アードナムルッカン スピリットリリース2018とは
アードナムルッカン蒸留所は、リリースする高品質のシングルカスクが市場から評価され、世界のモルト愛好家から絶大な支持を得ているスコットランドのインディペンデントボトラー、アデルフィ社が設立した新しい蒸留所です。
スコットランドのマル島のすぐ北にあるアードナムルッカン半島にこの蒸留所を建設し開業したのが2014年。
グラスゴー中心部から北西に約250キロも離れたこの半島で操業を開始しました。
ピーテッドとアンピーテッドのモルトをバーボン樽とシェリー樽で熟成させ、正統派のモルト作りを進めています。
今回の「アードナムルッカンスピリット2018リリース」は約4917本限定で、3年及び4年熟成のウイスキーを含むピーテッド及びノンピートのオロロソとペドロヒメネス樽をほぼ半分ずつブレンドしています。
また、その中にオクタブ(約55リッター)サイズの樽が多く含まれているため、熟成感がより感じられます。これからのポテンシャルを存分に体感できるサードリリースです!
このボトルで早くもアードナムルッカンのハウススタイルが見え、本気の造りを感じさせてくれます。これからが本当に楽しみな蒸留所です。
スコットランドのとってもへんぴな場所にあるという「アードナムルッカン蒸溜所」
ぼくがこの蒸溜所を知ったのはTBSの番組「クレイジージャーニー」にて密着取材を受けていた「目白田中屋」という酒屋さんの店主、栗林さんが訪れていたことがきっかけでした
一目で印象に残る陶器ボトル
まずなによりこのボトルのデザイン、、、美しすぎるウイスキーの新世代を思わす佇まい、、、
「ブルックラディ」もそうですが、一目でその存在に気がつく個性的なデザインが、なんとも言えない魅力で溢れています
正面からみると反対側の透明部分から光が入っているのがわかります
2016年、2017年と続きこちらのウイスキーは2018年の生産ボトルですね
アードナムルッカンの文字がしっかりと
トップはコルク式ですね♪
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
個人的にウイスキーを好きになったきっかけとなってくれた「クレイジージャーニー」で見ていた憧れの銘柄、、、
一度バーで2017年版をいただいたことがあったのですが、短期熟成とは思えないほどの濃厚うまうま具合だったなぁ、、、
果たして今回購入した2018年版ボトルはどのような仕上がりになっているのでしょうか!たのしみたのしみ、、、
アードナムルッカン スピリットリリース2018の香り
くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………
これが3〜4年の短期熟成なのか、、、???やっぱりめちゃくちゃに濃厚ですね、、、
まず真っ先に感じたのはパイナップル缶詰のようなとろみのある南国感です、、、めっちゃフルーティでわろた(←いい意味で)
そしてあとを追って漂っていたのは、ほのかに旨みを引き立ててかおる燻製の香り、、、この時点で完成度の高さを実感、、、
弾けるシトラスのジューシーさがたしかにあり、またはオレンジピールを砂糖でまぶして作ったお菓子のようなイメージがあるなぁ、、、
次の瞬間にはボトルの色合いのような爽やかさのあるそよ風のような心地よさを感じました、、、すーっとしたぞ、、、
ほのかに生乾きの干し草の香りがほわっとやってきて、気分が軽くなる素朴さが癒しだ、、、
そしてホタテのBBQのような海鮮っぽいニュアンスが一瞬顔を見せました、、、塩みと旨みのバランス感、、、絶妙、、、
そして改めてフルーティさに着目してみると現れたのは白桃のようなあま〜い表情、、、南国感がやっぱりあるんだなぁ、、、
スパイシーさを感じたのはあらびき黒胡椒のように感じ、ぼやけがちなフルーティさなどの甘い香りをきゅっと締めてくれていますね、、、ぐっとくる、、、
そして、後になってしっかりと見せてくれたのは焼いたトーストの上に乗せたとろけるバターのような芳醇さが、、、たまらない。たまらなすぎる、、、
香りの時点で「若さ」というものをそんなに感じられません
かなり大人びていて落ち着いた子、、、底知れぬ魅力がまだまだありそうですね、、、
アードナムルッカン スピリットリリース2018の味
すーっ………………ごくんっ……..んんん……..
おぉ、、、!!やはり凝縮された味わいに感動ぅぅぅ、、、とってもフルーティ、ジューシー、でうめぇ、、、!!
まず感じたのはまるで短期熟成を感じさない濃厚な果実感、、、マーマーレードのようにじゅくっとさせた酸味のあるジューシーさ、、、
そしてここに大きな個性、ごろっとしたマンゴーや白桃の存在感、、、とってもフルーティ、、、うめぇ、、、
フルーティさを堪能していた矢先、次にやってきたのはふんわりとした満足感のあるモルトの香ばしい穀物感、、、味わいに厚みもしっかりあるんだよなぁ、、、
そして香りで感じていた黒胡椒のスパイシーさが現れて、ぎゅっと全体の仕上がりをしめてくれました、、、まとまるまとまる、、、
奥の方を探ってみるといたのは旨みがごっそりと、、、これはかつおぶし出汁のようなコク感、、、舌にとっても馴染み、唾液の分泌を促す魅惑的な味わいです、、、🤤
奥から押し出すように力強くやってきたのは樽由来の木の香味、、、素朴さもあり、どこか情熱的でもある、、、
粗めの砂糖のようなニュアンスを感じるのはフルーティさゆえかな、、、?
それよりももっとはっきりとしたザラメのような砂糖感も感じます、、、ほんの少しざらっとさせた口当たり、、、すきだなぁ、、、
やはり香りで感じた短期熟成を感じさせない仕上がりは味わいでも同様でした
樽の影響をしっかりと受けた印象の色合いと味わい、、、フルーティさはしっかりとある、、、
この原酒たちが今後、どのような熟成過程をへて育っていくのか、、、今回飲んでみたらたのしみで仕方なくなってしまったよぉ、、、😢
またひとつ、大好きな蒸溜所が増えました!とっても満足感の高いスピリッツに感無量です
アードナムルッカン スピリットリリース2018のまとめ
今日は「アードナムルッカン スピリットリリース2018」をご紹介しました
今回はスピリッツですが、とってもおいしくいただきました🙏
残念ながら、現在はネット通販で購入できるところはありません(泣)
もしうちのシェアハウスにくることがあれば、ぜひお相手していってくださいねっ。それかバーなどでも!
ちなみにぼくはたまたま酒屋さんで出くわして、7500円程で購入しました
「アードナムルッカン スピリットリリース2018」。
まだ試したことがない方はぜひ、試してみてはいかがでしょう?
以上、ウイスキー藤村でした!
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