今回は、
「アードナムルッカン 10.21:06」
をテイスティングしてみました!
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呑んでみました!「アードナムルッカン 10.21:06 46.8%」🥃いろんな味がして複雑なんだけどバランスが安定感ある。生クリームのようになめらかで、いちご、桃、オレンジのようなフルーティさがありリッチです⭐️草木の味わいも特徴的。夏〜秋にかける旬の味わいがぎゅっと詰まったような仕上がりでした pic.twitter.com/Li2tey0WGK
— ウイスキー藤村🥃 (@whiskyfujimura) September 1, 2022
【 アードナムルッカン 10.21:06】の商品紹介と特徴
【商品紹介】
21,000本限定で、2014年と2015年に蒸留したピーテッド及びノンピートのウイスキーを半分ずつブレンドし2021年10月に瓶詰め、熟成に使用した樽は65%がバーボン樽、35%がシェリー樽となっています。アンチルフィルター&ナチュラルカラー。
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【公式テイスティングコメント】
香りは果樹園のフルーツ、レモンの皮、潮風、ミルクチョコレートに熱したモルト、味はレモンオイル、塩キャラメルにフルーツグラッセ、ミントの葉と庭のたき火
アードナムルッカンは個人的にはかなり思い入れ深い銘柄です
ウイスキー藤村を名乗りだす以前、テレビで目白田中屋の栗林さんが、できたばかりのアードナムルッカン蒸溜所へ訪問していました
それをみて、じっさいに目白田中屋にいき、栗林さんに出会い、ウイスキーを好きなひとを好きになってから、みるみるうちにウイスキーにハマっていった歴史があります。おなじようなタイミングでウイスキーをお好きになったかたも、かなりおおいはず、、、
テレビで放映されたタイミングではまだ、アードナムルッカンからのリリースはありませんでしたが、スピリッツとしての発売、そしてはじめての熟成期間3年以上のウイスキーがはじめてファーストリリース09.20:01 が発売されたのは、まだまだ最近のことにかんじます
ラベルに書かれている数字の意味とは?
ちなみにですが、この数字は、“瓶詰月 “.”瓶詰年”:”年毎のバッチ番号”を表しているそうです
バッチ6ということで、「思ったよりはリリースされてるんだなぁ〜」と思ったのですが、かなり人気があり、注目度が高いことから、定価での購入は難易度が高くて希少、すぐに売り切れ
メルカリではボトルにもよりますが、おおよそ定価の1.5倍ほどの価格で売られていたりしています
このリリースは21,000本とかなりおおく感じるのですが、実際は、ネット上で確認してみるとほとんどが売り切れてしまっていました
ぼくとおなじようにウイスキーを呑みだしたきっかけになっている人たちにとってはなんとしても手に入れておきたいと感じるはず、、、
今回は偶然にも、とある酒屋さんにて購入することができたので、かなりラッキーでした
ボトラーズの「アデルフィ」が手掛ける蒸溜所
ちなみにアードナムルッカン蒸溜所はインディペンデントボトラーの「アデルフィ社」が2014年に設立した、比較的あたらしい蒸溜所です
正統派のウイスキー造りにこだわった蒸溜所として、世界のウイスキー愛好家からますます愛されていくこと間違いなしでしょう
アンチルフィルター&ナチュラルカラーと、こまかなこだわりを感じることができます
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【 アードナムルッカン 10.21:06】の詳細📝
【 アードナムルッカン 10.21:06】
◯原産国:🏴スコットランド
◯生産者:アデルフィ社
◯タイプ:シングルモルトウイスキー
◯原材料:モルト
◯アルコール分:46.8%
◯販売価格:税込8,600円ほど
【 アードナムルッカン 10.21:06】の香りと味は?💬
【 アードナムルッカン 10.21:06】
◯試飲量:15ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:KYKEY – AROMA GLASS BASIC
👀色:明るい黄金色
👃香り:淡いレモンの香り、生クリームのようなまろやかさ、湿気でこもった靴のなかのニュアンス、ほのかにしょうゆの濡れせんべい、いちごのムース、すこし焼けたゴム、ミントのような清涼感
💪ボディ:ミディアム
👅味:豊かなはちみつの甘さ、かすかに草木のような大地味、いちごと桃とオレンジのフレーバー、ペッパーのようなスパイシーさ、わずかにビネガーの酸味、やわらかなスモーキーさが木味に混ざり合う、ややアルコールの辛さ苦味が感じられる、どこか独特な秋の木の葉
🎵余韻:たしかなコクがまろやかに満足感を満たし、ながく存在感を残し続ける
【アードナムルッカン 10.21:06】の評価✍
とてもバランスがとれている印象の銘柄ですね!賛否あったように記憶しているのですが、個人的にはぜんぜん、ふつうにだいすきな仕上がりでした
強くスモーキーさを感じることはないけれど、原酒がもつ甘さや旨味の輪郭、立体感をだすようでリッチ。全体的に夏から秋をかんじさせるような仕上がりであります
度数はかなり違うのですが、「アードナムルッカン スピリットリリース2018」のキャラクター、方向性などははっきりしており、充実感を存分に感じられる一本でした
スピリッツリリースと飲み比べて
ただ、正直なところ、3年未満熟成だったスピリッツルッカンと飲み比べてみると、味わいとしてはスピリッツルッカンのほうが濃厚、かつ個性的であると感じられるため、思ったよりは期待はずれだったという意見は、すこしわかるところがあったりします
度数をくらべると、今回の10.21:06ルッカンは46.8%、18スピリッツルッカンは55.3%でしたから、単純な満足度につながるとはいえ、やはりアルコール度数は高いに越したことない感はいなめません
ただ、アードナムルッカンが丁寧なつくり、こまかなこだわりをもってウイスキーを造っていることは十分に伝わるため、これからも目が離せない蒸溜所であることには変わりないと感じました
すでに一部でていますが、カスクストレングスやボトラーズ、特殊な樽での熟成などのリリースに、ますます期待が高まるテイスティングとなりました
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