少し更新空きましたが元気ですw🙏
今日は!怪しすぎるタイウイスキー(?)の…
ホン・トーン
のご紹介です!
(提供:ベロさん@leainah)
ホン・トーン
タイのコンビニやスーパーで購入できます
ホン・トーンとは?
今回ご紹介するウイスキーは、世界のウイスキーのルールからは外れる点が多く、「ウイスキー」として飲むというより「タイウイスキー」という別ジャンルのようなものとして考えるのがよいかもしれません
本来ウイスキーは麦やトウモロコシを原料にしてつくることが多いのですが、このタイウイスキーであるホン・トーンはもち米を使っているそうです
(↑飲んだ時は米だと思わなかったw)
ただ、割合に関してははっきりしておらず、サトウキビを使っているとの記載もあるので、ラムっぽい仕上がりであるのかもしれません
ちなみに「ホン・トーン」のホンとはインド神話の高貴な鳥(ハンサ)から来ているらしく、「不死鳥」と訳されたりもするみたいですね
↑ヒンドゥー神話では、万物の父で創造神のブラフマーの乗り物とされているのがハンサのようです(ケンタウロス的なやつかと思ってびっくりした…)
ハンサは中央アジアに生息するガチョウを指していたようで、そもそも意味合いとしては、純粋さや神の知識などを司り、高次元の存在(ブラフマー)への到達のシンボルとして扱われています
「ホン・トーン」の名はヒンドゥー教のハンサから由来
タイウイスキーの発祥は?
タイでは輸入蒸留酒に取って代わる高品質の国産蒸留酒を目指して、1941年、物品税局の管轄下にあったパトゥムタニー県バーンイーカン蒸溜所が誕生しました
数種類の蒸留酒が開発されましたが、なかでも35度の特別蒸留酒を当時の世相(タイ・フランス領インドシナ紛争でフランスに対しメコンのタイ側領土を要求)を反映して『メコン』と名付けたといいます
ブレンディングはタイ最高のマスターブレンダーと呼ばれたジュン・ガンチャナラックが担当
同氏はグワーントーン、セーンソーム、ホントーンなど数多くのブレンドを担当しています
外国人にもベトナム戦争(1955-1975)を機に人気が出ます
1998年、メコンを製造する国有企業スラー・バーンイーカン社はタイ・ビバレッジ社の傘下に入り、2000年に酒類製造・販売が自由化されたことからメコンは国内アルコール飲料最大手となったタイ・ビバレッジの代表商品となったそうです
ただ、2010年メコンは生産停止
これに代わる新商品が登場するらしいが詳細は不明
現在は外国人や旅行者向けの高級ブランド(425バーツ=約1488円)のみ販売されているというので調べてみたところ
↑これですね!これはAmazonでも買えるみたい
ただ、パッと調べた感じ、タイ最高のマスターブレンダー 「ジュン・ガンチャナラック」についても、蒸溜所の情報もあまり出てこないです
はっきり言って、世界的な定義ではウイスキーとは言えないので、ジャンルがはっきりしておらず、ご当地の枠に留まっている、というような感じのようですね!
それでも面白いので今回は好奇心でテイスティングしちゃいます..
.(ニヤニヤ)
トップはスクリュー式ですね♪
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
ホン・トーン…
実際の仕上がりはどうなんでしょうか…
たのしみたのしみ…
ホン・トーンの香り👃
くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………
カラメルの甘さ…
べっこう飴…
火の通ったオレンジやや焦げた穀物感…
ラムのような甘さ…
濃くてねっとりとした香り…
ほのかに湿った干し草…
香りだちはやや強い…
エタノール感を感じるが刺激はそれほど強くない…
甘さはわかりやすく単純な感じ…
ホン・トーンの味👅
すーっ………………ごくんっ……..んんん……..
砂糖…
べっこう飴…
わたがし…
おかゆ…
舌へのアタックは控えめ…
舌ざわりはなめらか…
砂糖やべっこう飴のようなニュアンスが広がっていく…
ほのかにジンのようなハーブ感…
ホン・トーンのまとめ📝
今日は「ホン・トーン」をご紹介しました
今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏
怪しすぎるタイ産ウイスキーw
甘さはわかりやすく、複雑さはそこまでないという特徴があります
度数も35度と低いので、ウイスキーという印象ではありませんでした
イメージ的には電気ブランのようなハーブ感やなめらかな舌触りを感じたのでそちらのほうが似ていると思われます
樽熟成してあるか定かではないが、香ばしさはたしかに感じます笑
個人的にはとても面白い体験でした!
「ホン・トーン」。
タイに行った際にはぜひ、試してみてはいかがでしょう?
以上、ウイスキー藤村でした!
ウイスキー藤村です!