今回はウイスキー友達のポッターさん(@potta0602)よりひとくち分譲ってもらった「宮城峡 マンサニーリャ ウッドフィニッシュ」をご紹介します!
宮城峡 マンサニーリャ ウッドフィニッシュ
数量限定にて、2018年9月26日に発売されました
マンサニーリャ とは
マンサニーリャ:スペイン南部のサン・ルーカル・デ・バラメーダ地区で熟成された酒精強化ワイン(シェリー)のひとつ
シェリーでは「オロロソ」や「ペドロヒメネス」が有名どころですが、「マンサニーリャ 」は今回はじめて聞きました…しかもこの記事を書くまでずっと「マンサ“リーニャ”」だと思ってたw
マンサニーリャ樽で仕上げるとどうなるのか
アサヒビールの発表によると
通常の熟成後に、 シェリーのマンサニーリャを50年間熟成させていた樽で、 18か月間貯蔵・熟成させました。 また、 豊かで複雑な味わいを楽しんでいただくため、 冷却ろ過を行わずにボトリングしています。 –PR TIMES
50年間熟成に使うって凄まじいですね…w
冷却ろ過を行わないことで、熟成からでる成分本来の仕上がりで味わうことができます
余市とともに紺色のイメージカラーがマンサニーリャウッドフィニッシュのボトルに差し込まれています
今回は小瓶に分けもらったものをテイスティングします
それでは…
ウイスキー藤村コメント
人生初のマンサニーリャ…!!想像もつきませんが、どのような仕上がりなのでしょうか…!!楽しみすぎます…!!
硫黄の奥に感じる濃厚ハニー
まず香りをかおってみるとわかるのがかなりガツンと力強さで押してくる硫黄の香りです…甘く華やかな印象もありながら感じるのはやっぱり温泉のような雰囲気…なんでだ?笑
この硫黄の香りが本来の宮城峡にあったか?といえば感じられなかったように思います。スパイシーな印象さえ受けます
そして注意深くかおってみるとやっぱり奥には濃厚なベリーやハニー。ここにきて硫黄っぽさの正体がわかってきます
50年の時間の厚みがあるからか、シェリーの味わいがものすごい凝縮されています。この凝縮が甘さを超えて、硫黄っぽさに似ているっぽいのです…何度かいでも不思議なハーモニーだなぁ…クセになってくる
宮城峡本来の優しくマイルドな味わい
味わってみると「おぉ、やっぱり宮城峡じゃないか!」と安心する口当たり優しくマイルドな味わいです
そしてピンク〜赤の味わい、ワインのような甘味で深い味わい…
硫黄の香りがあるせいか男性的な強さを全面的に感じていたのですが、全くそんなことはなく、華やかで柔らかくとろけるようなウイスキーでした…いやいやこういったエロさもあったか…
初めてのマンサニーリャ。マンサニーリャ特有なのか、50年間という歳月をかけて貯蔵に使われたからなのかわかりませんが、かなり個性的な仕上がりでした。今回余市のマンサニーリャ ウッドフィニッシュも少量分けてもらっており、似たような硫黄臭がありました
他には体験できないウイスキーとして仕上がっていて、個人的にとても好きでした!
オープン価格は15,000円。現在ネット通販価格で33,000円ほど!プレミアついてる!
これから購入する機会や、バーなどで飲む機会があったらぜひ試してみてはいかがでしょう?
ウイスキー藤村でした!
ウイスキー藤村です!