今日は、毎度おなじみポッターさん(@potta0602)からテイスティング分をわけていただいた
ロバート・ブラウン
をご紹介します!
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Follow @whiskyfujimuraロバート・ブラウンとは?
富士御殿場蒸溜所 第一号ウイスキー 「ロバートブラウン」
日本で、日本人にあったウイスキーをつくりたい、日本で世界に通用するウイスキーをつくりたい・・そんな想いでつくられた「ロバートブラウン」。
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スコットランドから運ばれてきた原酒をもとに、アメリカ・ボルチモアのダンドーク工場で試作品をつくり、同年(1972年)10月に日本に輸入しました。
日本で、世界に通用する高品質の商品を売り出すという当初からの方針に従い、3種類に絞られたサンプルの中から選ばれたのが、香りがよく口当たりがスムーズな「ロバートブラウン」だったのです。
かつてシーグラム社がスコットランドに所有していた古いスコッチウイスキー蒸溜所の名前であるこの名称は、シーバス・ブラザーズ社の伝統と経験を引き継いだキリン・シーグラムによって初めて製造される本格的ウイスキーにふさわしいものとして選ばれました。
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現在のロバートブラウンは80〜90%が国産で、あとの10〜20%が海外から輸入している原酒をブレンドし、20種類くらいの原酒をブレンドしています。
ブレンダーの高い技術によってブレンドされた品質は安定し、ブレンドする原酒が多いほうが、10年前の味も今の味も変わらないのです。
–KIRINより
完全なジャパニーズ原酒ではないんですねっ。そこもちょっとした注目ポイントです
洋風でスコッチを思わせる佇まいなボトルデザイン
ロバート・ブラウン、名前もスコットランドではよくある名前だそうで、完全にジャパニーズウイスキーのそれとは異なった風貌ですが、ほとんどが日本の原酒で造られているウイスキーです
ボトルデザインはスコットランドのバーで映える佇まいで、英国紳士のような品のよさにもう惚れそう…はい惚れた
英語表記で勘違いしそうになるけど、ちゃんと富士御殿場蒸溜所の文字が
トップはキャップ式ですね♪
ロバート・ブラウンの香りと味の評価は?
今日は初めてのロバート・ブラウンです
勝手にスコッチウイスキーかと思っていました笑
【香り】マイルドにスパイシー。干し草のようなニュアンスも
おおぉ…まず香ってきたのはフルーティな香りです。洋梨のように思います…。桃っぽさもあり、オレンジピールの酸味も感じます…とってもジューシー
ただ、もう少しかいでみると、ドライなイメージもどこかあり、「ジム・ビーム」のような青りんごのフルーティさも感じ取ることができますねっ
マイルドな印象を感じ取ることができ、ミルクチョコレートを連想しました
そしてまた奥の方を探っていくと、干し草のようなニュアンスもあり、畳の香りのような落ち着く香り…
ほんのりと石けんのような華やかなかおりもあり、品性を感じました
手のひらに広げると驚くほど違った表情をみせてくれ、樽由来のスパイシーさ、ぬくもり、色えんぴつを削ったようなニュアンスに、バターの芳醇さが際立ちます…めっちゃ厚みのある香り…たまらないなぁ
【味】ドライな青りんごは大人の味わい
んんん…香り通り、フルーティでジューシーな味わいがいいなぁ…やっぱり洋梨っぽさが中心な味わいに感じますね
ただ、そこまで甘いだけではないというか、ドライなイメージもあり、青りんごのスカッとした味わいが特徴的に感じます
少し奥のほうを探っていくと、はちみつらしい親しみやすい味わいがでてきますねっ。バターの濃厚性も感じ、心地よい味わい
ドライなイメージに注目すると、木の香味が華やかに香りだち、スパイシーさを連れて鼻から抜けていく…胡椒のようにも感じるかなぁ…
ほんのりとお酢のような酸味があじわい全体の輪郭をきゅっとしめるように思えて、リピートしたくなるクセっぽさが魅力的です…おいしいぞ…
ロバート・ブラウンのまとめ
今日は「ロバート・ブラウン」をご紹介しました
洋梨とか、青りんごなどの青っぽさをよりよく感じる、フレッシュでスイート、そしてドライなおいしいウイスキーでした…またすぐに飲みたくなりそうだなぁ…
今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏
「ロバート・ブラウン」。まだ試したことがない方はぜひ、試してみてはいかがでしょう?
以上、ウイスキー藤村でした!
こんにちは!ウイスキー藤村です!