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【レビュー】タリスカー18年の味と評価は?世界一のシングルモルトと賞された究極の1本

ウイスキー藤村

こんにちは!ウイスキー藤村です!

タリスカー18年

のご紹介です!

タリスカー18年とは?

2007年に「世界一のシングルモルト」と賞された究極の1本。

タリスカー独特のスパイシーさやスモーキーさは熟成によりエレガントなバランスに、そして余韻は何時までも続くかのごとく長く、非常に温かみのある味わいにファンが多い。-公式商品紹介

「世界一」ってなんでそういえるん?
2007年に行われたWorld Whisky Awards(WWA)に出品されたんじゃよ!

このは1年に1回最高のウイスキーを選ぶため、審査員がブラインドテイスティングを行い、世界1位を決めたんじゃなぁ

158のウイスキーを3回にわたって審査して、最終先行に残ったのはわずかに5本じゃった…

3月初旬にロンドンで行われた最終審査で栄えある1位に輝いたのが、このタリスカー18年なんじゃなぁ!

ウイスキートリビア!🥃
2007年の世界的品評会、WWAにて世界1位のシングルモルトに

なぜタリスカー18年はそんなにウマイのか?

世界一ってめっちゃすごいね!

タリスカー18年はなんでそんなウマイん?

それは難しい質問じゃが…

1つ言えるのはスタンダードボトルの「タリスカー10年」と違う点じゃなっ

タリスカー18年は、10年と何が違うん?
タリスカー10年ではアメリカンオークという種類のリフィル樽だけを使うじゃが、

対して、タリスカー18年ではヨーロピアンオークのリフィル樽

スペインでシェリーの熟成に使われていた樽で熟成した原酒を3割ほど使っているんじゃよ

ヨーロピアンオークのリフィル樽を使うとどうなるん?
フルーティさとリッチさがぐーんと出て、贅沢な仕上がりになるんじゃな!

タリスカー10年では「ガツンと」「激しい波しぶき」などと表現されることも多い銘柄じゃ

それが「まさかこんなにフルーティでリッチになるなんて!」と、いい意味で驚く飲み手も多いじゃろうなぁ

ウイスキートリビア!🥃
ヨーロピアンオークのおかげでフルーティに、そしてリッチに

高級感のあるラベルデザイン…

トップはコルク式ですね♪

それでは…
いざっ!実飲っ!

タリスカー18年の香りと味の評価は?

「タリスカー18年」…

実際の仕上がりはどうかのぉ???

たのしみたのしみ…

香りは?👃

実際に香りをかいでみるぞい!
くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………

パイナップル…ヨーグルト…りんごジャム…フルーティでスモーキー…ミルキーでマイルドな一面も…濃縮されたオレンジ…かつおぶし出汁…ブラックペッパー…バターレーズン…ペパーミント…

香りだちは強い…

第一印象は超完熟パイナップルとヨーグルト…

とろっとろのりんごジャム…

あまりにフルーティなスモーキーは鮮やかだなぁ…

ミルキーでマイルドな一面もありとてもフレンドリー…

濃縮されたオレンジの香りが心地よい…

かつおぶし出汁のような旨味がバランスに安定感を生み出している…

うまみや甘味を引き立たせるブラックペッパーのスパイシーさがいいねぇ…

バターレーズンのような甘さとマイルドさ…

ペパーミントのようなかすかな清涼感…

味は?👅

実際に味わってみるんじゃ!
すーっ………………ごくんっ……..んんん……..

完熟パイナップル…パインアメ…クランベリーソース…メイプルシロップ…燻製…ココア…青リンゴ…ペッパー…

舌へのアタックはやや控えめ…

口あたりはとてつもなくなめらか…

第一印象は「黄金に輝く南国果実の楽園」…

フレッシュな完熟パイナップルらしさもありながら、パインアメのようなポップな表情もある…

圧倒的になめらかなクランベリーソース…

極度に新鮮なメイプルシロップ…

燻製の香りがコクと旨味を連れてきて味わいに深みや厚みを出している…

ほのかにココアのようなコク感にも感じ取れる…

青リンゴのフレッシュでジューシーな味わいがあまりに魅力的…

旨味や甘味やコクを引き立てに引き立てるペッパーのスパイシーさ…

激しく舞い上がるのに常に裏方の仕事をしているよう…

最高すぎやん…

タリスカー18年のまとめ📝

今日は「タリスカー18年」をご紹介でしたぞ♪
今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏

タリスカー10年から勝手にイメージする「タリスカーらしさ」を完全に覆すとでもなく魅力的な仕上がり

タリスカー10年でキーワードになる「荒々しさ」「スモーキーさ」「スパイシーさ」はもはや名脇役と化し、南国のフルーティさが溢れんばかりに飛び出す銘酒に…

しっかりとミルキーさやマイルドな一面も兼ね揃えており、10年と比較すると恐ろしくなるほど見違える飛躍感…もちろん10年だってうまいんだけどね

荒々しかったヤンキー的な女番長が、さまざまな人生、苦労、葛藤を乗り越えて、周りを驚かすほど美しくなるようなストーリー展開に脱帽よ

あまりの完成度の高さに、残したい言葉は溢れるばかりでした!

タリスカー18年のおすすめの飲み方は?

完成度の高いウイスキーなので、ストレートロックがおすすめじゃな!

くれぐれもゆったりとした気分でマイペースに楽しむんじゃぞー?

タリスカー18年のAmazonや楽天の販売価格は?

販売価格は下記それぞれの販売サイトからご確認ください

【関連記事】
>>>「タリスカー10年

 

<タリスカー18年>
◯原産国:スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
◯区分と地域:スカイ島
◯タイプ:シングルモルトウイスキー
◯原材料:モルト
◯アルコール分:45.8%
◯試飲量:15ml
◯グラス:グレンケアン

 

✂︎—————————————–

<テイスティングノート>
◯外観:やや濃いめ黄色、粘性ふつう

◯香り:パイナップル…ヨーグルト…りんごジャム…フルーティでスモーキー…ミルキーでマイルドな一面も…濃縮されたオレンジ…かつおぶし出汁…ブラックペッパー…バターレーズン…ペパーミント…

香りだちは強い… 第一印象は超完熟パイナップルとヨーグルト…とろっとろのりんごジャム…あまりにフルーティなスモーキーは鮮やか…ミルキーでマイルドな一面もありとてもフレンドリー…濃縮されたオレンジの香り…かつおぶし出汁のような旨味がバランスに安定感を生み出している…うまみや甘味を引き立たせるブラックペッパーのスパイシーさ…バターレーズンのような甘さとマイルドさ…ペパーミントのようなかすかな清涼感…

◯ボディ:ミディアムフル

◯味:完熟パイナップル…パインアメ…クランベリーソース…メイプルシロップ…燻製…ココア…青リンゴ…ペッパー…

舌へのアタックはやや控えめ…口あたりはとてつもなくなめらか…第一印象は「黄金に輝く南国果実の楽園」…フレッシュな完熟パイナップルらしさもありながら、パインアメのようなポップな表情もある…圧倒的になめらかなクランベリーソース…極度に新鮮なメイプルシロップ…燻製の香りがコクと旨味を連れてきて味わいに深みや厚みを出している…ほのかにココアのようなコク感にも感じ取れる…青リンゴのフレッシュでジューシーな味わいがあまりに魅力的…旨味や甘味やコクを引き立てに引き立てるペッパーのスパイシーさが激しく舞い上がるのに常に裏方の仕事をしているよう…

◯余韻:長い

◯評価:タリスカー10年から勝手にイメージする「タリスカーらしさ」を完全に覆すとでもなく魅力的な仕上がり。タリスカー10年でキーワードになる「荒々しさ」「スモーキーさ」「スパイシーさ」はもはや名脇役と化し、南国のフルーティさが溢れんばかりに飛び出す銘酒。しっかりとミルキーさやマイルドな一面も兼ね揃えており、10年と比較すると恐ろしくなるほど見違える飛躍感。荒々しかったヤンキー的な女番長が、さまざまな人生、苦労、葛藤を乗り越えて、周りを驚かすほど美しくなるようなストーリー展開。あまりの完成度の高さに、残したい言葉は溢れるばかりだ

◯自己評価:92点/100点

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<公式テイスティングノート>

◯香り:豊かでフルーティ。ビクトリア・プラム、グリーンゲージ(セイヨウスモモ)、オレンジの皮、バタースコッチあるいはラムトフィー、背景にスモーキーさを感じる。このスモーキーさが次第に前面に出てきて、トフィーの香りに軽いミントの香りが絡んでくる。加水すると、ボートの乾いたワニス、食べられる海藻など、海洋性のキャラクターが頭をもたげてくる。甘さは続き、ヨード、火をつけていないマッチといった香りも立ってくる。

◯味わい:前面に甘みが広がり、その後、かすかなスモーキーさを伴ったより主張の強い味わいへと変化する。全体的に温かみのある味。次第にスモーキーさ、タール、トフィーといった味が立ってくる。

◯フィニッシュ:中くらいの長さのフィニッシュ。特徴的なチリペッパーのような香りが後味の中にかすかに感じられます。

◯色合い:美しい琥珀色

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ABOUT US
ウイスキー藤村
仕事を辞めてから5年ほどウイスキーを呑んで暮らしてきました/ お酒全般なんでもすきです。国内外蒸溜所に行ってYouTubeとったり、ウイスキーレビューブログを書いたり。30年熟成です。推しウイスキーはラガブーリンとグレンドロナック。↓地球儀マークはプロフィール。