今回は、「アニーホールバー 5周年記念ボトル グレンスコシアシングルカスク 2000-2019 ノンピーテッドファーストフィル バーボン樽熟成」をテイスティングしてみました！
【 アニーホールバー 5周年記念ボトル グレンスコシアシングルカスク 2000-2019 ノンピーテッドファーストフィル バーボン樽熟成】の商品紹介🗒
【商品紹介】
グレンスコシアがあるキャンベルタウンは、かつては50か所以上の蒸溜所が ひしめいており、世界の「ウイスキーの首都」と呼ばれていましたが、今では3カ所しかなく、その一つがグレンスコシアです。ですが、1920年代を境に経営が悪化していき閉鎖と再開を繰り返していき、安定してきたのはごく最近の話です。こちらは京都駅前アニーホールバーの5周年記念ボトル。同店店長の辻氏が現地蒸溜所を訪れ、所長のイアン・マカリスター氏と共にセレクトしました。ノンピートモルトを使用しファーストフィルのバーボンバレルで熟成。2000年7月7日蒸溜し2019年12月に総数213本ボトリングされた超希少なシングルカスク。
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【公式テイスティングコメント】
バーボン樽による熟成が多く、独特のフルーティさを感じたグレンスコシア蒸溜所。所長のイアン氏とともに、最もその特徴を表現している1樽を選抜。トロピカルなマンゴー、熟したメロン、蠱惑的(こわくてき)なアマレットにオレンジゼスト、樽由来のバニラ、カラメルたっぷりのプリンの香り。口に含むと感じる熟した果実の甘みには、らしさともいえる塩気が伴います。
【アニーホールバー 5周年記念ボトル グレンスコシアシングルカスク 2000-2019 ノンピーテッドファーストフィル バーボン樽熟成】の詳細📝
◯原産国：🏴スコットランド
◯地域区分：キャンベルタウン
◯蒸溜所：グレンスコシア蒸溜所
◯タイプ：シングルモルト、カスクストレングス
◯原材料：モルト
◯アルコール分：56.7%
◯総本数：213本
【ウイ藤のテイスティングコメント】💬
2021.8.15(日)16:50@あいまいな酒場
◯試飲量：10ml
◯飲み方：トワイスアップ
◯グラス：グレンケアン
👀色：明るいレモン色
👃香り：香りだちは強め、ラムネのタブレットのような白〜水色のイメージ感、葉付きのレモン、ハイレモンのジューシーさと粉っぽさ、旨みと塩らしさはかすかに生ハムのよう、フレッシュなフレーバーのようでどしっとした出汁のニュアンスもある、桃らしさはシトラスと隣り合わせ、清涼感のあるスパイシーさはローズマリーなどのハーブ様、甘くてジューシーだがコクもあり奥深さを感じる、広葉樹と針葉樹の中間、バターの芳醇さがコクを抱きしめている、微かに金属様
💪ボディ：ミディアムフル
👅味：魅力的な甘酸っぱいファーストタッチに唾液がドバッと分泌される感覚を覚えた、程よい塩味が呼び水になって飲み手を前のめりにさせる様な味わい、誘われた先で感じるのはトロピカルなフルーツテイストがミキサーされた様な甘みと酸味、ただ陽気なフルーツの楽園ではなく地に足ついた味の厚みが感じられる、色合いのイメージ以上に濃密、生クリームの柔らかさを持っておりマイルド、少し火照ったスパイシーさも心地良くて癒される、スプリングバンク同様なにか体液との親和性が高い様に感じられてポカリスエットの様に身体に染み入る、アルコールのほろ苦さが若干感じられるがネガティブに感じるほどではない
🎵余韻：甘いトロピカルテイストが朗らかに長く残る
【アニーホールバー 5周年記念ボトル グレンスコシアシングルカスク 2000-2019 ノンピーテッドファーストフィル バーボン樽熟成】の評価✍
一見ただただトロピカルテイストがポジティブな銘柄なのかと思えばそれだけではないことが時間をかけてわかってくる。
勝手に持っている“キャンベルタウンらしさ”を肝にどっしりと持った味わい。
大幹が強いというか、圧倒的バランス感の良さを感じることができ安心感がある。
トロピカルを支えるしっかりとした旨味やコク、塩味が邪魔せず素晴らしい塩梅でサポートしているよう。
なにより安心感のある味。詳しくはないし適当だがいつかのサッカーワールドカップでの長友選手みたいな仕上がり。
