今日は、埼玉県川越にあるバー、
「Bar Heliodor」さんでハーフショット頂いてきた…
アベラワー 12年 V.O.H.M.
をご紹介します!
(⬇︎手軽に見れる「#ウイスキーレビュープチ」はツイッターにて更新中!)
/#ウイスキーレビュープチ
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「アベラワー12年 V.O.H.M.」
香➡︎メープル、バニラの乗ったホットケーキ、フレンチトースト、ミント、メンソール、マスカット、土っぽさ、モルティ、ガス…味➡︎アップルパイ、りんごジャム、シナモン、オレンジとはちみつ、土っぽさ、バタークッキー…#TWLC pic.twitter.com/LsE8yBkUlO
— ウイスキー藤村🥃ウイスキーレビュー毎日更新中 (@whiskyfujimura) March 25, 2019
(⬇︎少しだけ蒸溜所に行った気分になれる!2分20秒の短編動画「#蒸溜所ダイジェスト」もツイッターにて配信!)
【#蒸溜所ダイジェスト】
アベラワー蒸溜所🥃ショップが閉店間際だったけどちらっと寄った。こじんまりした蒸溜所で、かわいい、小洒落たかんじだ。アベラワーは街の名前でもあり、街から歩いて15分くらいのちかいところに位置している。「ウイスキー」と「暮らし」が本当に密接な国なんだと再認識… pic.twitter.com/hce084dIxP— ウイスキー藤村🥃ウイスキーレビュー毎日更新中 (@whiskyfujimura) July 14, 2018
アベラワー 12年 V.O.H.M.
一部、ネットオークションにて購入できます
アベラワー 12年 V.O.H.M.とは
よくブランデーにおいて「V.S.O.P.」という表記をみますが意味は「Very(非常に) Surperior(優良な) Old(古い) Pale(透き通った)」という意味らしいです
そのパロディのようなものらしく「V.O.H.M.(Very Old Highland Malt)」の略なんだとか…
ユーモアぁ…素敵やん?
1980年代ごろに流通してたものらしく、個人的には初めてみましたが一目で惹かれてしまいました
すでにテイスティングしたことのある銘柄でいうと、「アベラワー10年」で、イメージするのはスイーツのような可愛らしさのある甘さ、シェリー由来の赤ワインや白ぶどうの皮のような軽やかなコク感のある味わいだった…たしか…
ぱっと見ウイスキーとは思えないきらびやかな佇まい
なんだか濃いめのルージュとかしちゃってるようなゴージャスなパーティドレス感は見たら絶対忘れない…
赤と金のコントラストが映える美しいラベルデザインです
おっ、「Very Old Highland Malt」の表記がここにありましたね
トップはコルク式ですね♪
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
バーにて「え、それウイスキーなんですか!?」と思わず聞いた今回のウイスキー
最近はよく「ジャケ買い」や「ジャケ選」で、ぱっと見でピンとくるウイスキーを買ったり飲んだりしていますが、それでいうとはちゃめちゃに惹かれた…
実際はどのような仕上がりなのでしょうか…たのしみたのしみ…
アベラワー 12年 V.O.H.M.の香り
くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………
とっても甘い印象が強いウイスキーだなぁ..
「アベラワー10年」に感じたようなスイーツ感がありますね…
ただもっと赤っぽいフルーティさ、白っぽいフふわふわそんなイメージがあるスイーツ感です…
まず最初に感じたのはメープルシロップのように優しくて甘いふわっと香る甘さです…
そのメープルシロップが贅沢にかかっているのはバニラアイスを乗せたフレンチトースト…ここにスイーツ感がありました…
ほのかにミントの清涼感を感じますね…まるでトッピングとして添えられたお口直しのように…
メンソールのような爽やかさがあり、心地よく吹き抜ける風のように抜けていきます…
そんな爽やかさから引っ張られてきたのはマスカットのような軽やかでみずみずしいジューシーさ…
土のニュアンスがほのかに香る素朴さがあり、おしゃれをしているのだけれど、どこかまだ垢抜けていないようにも感じるところに好感をもてます…
モルトらしさ、ナッツらしさがよりよく香り、厚みをしっかりと生み出してくれている…
ほのかにクセっぽさがあるなぁと感じたのは、都市ガスのようなニュアンス…シティ感がでる大事なアクセントです…
基本的にフレンドリーなこのウイスキーの複雑さを生み出すために重要な役割をしているように思いました…
なんか…めっちゃかわいい…すごくすきです…
アベラワー 12年 V.O.H.M.の味
すーっ………………ごくんっ……..んんん……..
香りではなぜかあまり気がつけなかったのですが、アップルパイのような火の通ったりんごらしい豊かなフルーティさがあります…
または果肉が残ったりんごジャムのような贅沢さを感じますね…
そんなりんごの味わいにアクセントをくれているのはシナモンの優しいスパイシーさです…主張は強すぎず、あくまでサポート役に徹している…
そのあとにやってきたのは暖かな日差しを連想するような明るい味わい…
これはオレンジとはちみつのとろみ…見事に絡み合って溶け合っており、魅力的な味わいがたまらないぞ…
そして香り同様、感じていた素朴な草木のようなニュアンスは健在で、スコットランドの風土を感じるような味わい…全体として都会感と田舎感の絶妙なバランスだなぁ…
最後にやってきたのはバタークッキーのようにマイルドで香ばしさのある優しい味わいです…やっぱりかわいらしい仕上り…たまらないやぁ…
ボトルデザインだけではパーティーピーポー的なゴージャス感があると思いきや、風土感を大切にした素朴さがしっかりとあり、華奢で臆病な一面もある、スタイルの良い女の子想像しました…(←なんの話だ)
とにかくかわいらしく優しい仕上りのウイスキーでとってもすきでした…あぁかわいい…かわいい…,
アベラワー 12年 V.O.H.M.のまとめ
今日は「アベラワー 12年 V.O.H.M.」をご紹介しました
今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏
楽天価格で14,800円〜。
「アベラワー 12年 V.O.H.M.」。
まだ試したことがない方はぜひ、試してみてはいかがでしょう?
以上、ウイスキー藤村でした!
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