今日は、乾燥ペンギンさん(@pengin_whisky)からのリクエスト(←勝手な解釈w)で仕入れたインディアンウイスキーの…
アムルット ナーランジ
をご紹介します!
アムルット ナーランジ
ネット通販にて購入できます
アムルットとは
サンスクリット語で「人生の霊酒」というそうです
1948年にラダ・クシュリナという人物によって、インド南部カルナータカ州の州都バンガロールで創業しました
ウイスキーの蒸溜所としては世界で最も高い標高920mという場所に建設されています
南インドの熱帯性気候に属するのでとても雨が降るそうです
高地&温暖という得意な気候では本場スコットランドの3倍も早く熟成が進むと言われており、約4年で熟成のピークに差し掛かるので、渋みが出やすくそれ以降の樽の管理がかなりシビアになるんだとか
熟成が早く進めば進むほどいいわけではないんですね…
ナーランジとは
オレンジの入ったシェリー(劣化しづらいワイン)樽で熟成されるという特殊は製法で作られています。そのため、まずはその特殊な樽をつくるところから
スペイン産のオロロソシェリーに新鮮なオレンジピールを入れて、2年以上熟成
そこから樽を空にし、アムルットのウイスキーを注いぎ、熟成させてるそうです…手間がかかっている..(←オレンジピールをつけたシェリーはどこいくんだろう…飲んでみたいぞぉ…)
「ナーランジ」とはヒンズー語でそのままオレンジという意味です
鮮やかなオレンジ色の暖かいラベル。「a」がオレンジ🍊のモチーフになっていてかわいい
ぺりぺりしたら中で紙テープも付いてて丁寧な印象
木製のコルク♪中のコルク部が少し長い印象でした。暖かい場所で作るから揮発をより防いでるのかも?
しっかりとした外箱。全体的にとっても好印象です
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
インド産ウイスキーはさすがに初めてだなぁ…でも最近ウイスキー産業がインドでは盛んなのはよく聞きます
実際のとこ、どんな味わいなのでしょうか…少し不安ですが、好奇心が刺激される…!!
【香り】どしっとシェリー感。ウイスキーではかいだことない雰囲気
実際に香りをかいでみると、「お?なんだか初めましてな雰囲気だなぁ?」と
どしっとしたシェリー系のウイスキーの香りがします。だけれどもやっぱりそれだけじゃないぞ…
シェリー由来の香りからは、ラズベリーのような濃厚な香りを想像しました
そしてジャパニーズウイスキーやアイラウイスキーに感じられる出汁感…香りの時点で結構ウマい雰囲気でてるんだがぁ…香りの正体はなんだろう…
香りをかいで「癒される〜」という印象ではなく、とにかくウマそうなウイスキーの香り
ほんの少し紅茶やミルクチョコのようなニュアンスを感じさせながらそこまでで積極的ではなく、後半になってくるとオレンジの酸味感にようやく気づきます。リアルで具体的なオレンジ感…
【味】凝縮されたオレンジの魅力が情熱的に舞い上がる!
実際に味わってみると、「おぉ、めっちゃ濃厚!やっぱウメェなぁw🐐」
とってもおいしい…明らかにオレンジを感じます。というか「Orange」に世界を支配されています
ウイスキーお兄ちゃんにバーで飲ませてもらったかなり古い「グレンモーレンジ」のような雰囲気がありました
古紙っぽさ、新聞っぽさとかよく言うのですが、それをほんのり感じました
でっ、ただのオレンジのフルーティだとちょっと香料のようにかんじて不安になってしまうところを、安定したバター感とオイリーなニュアンスが中身を詰めるように支えてくれています
オレンジの嵐が過ぎ去って行った後味にはマイルドな感覚が残り心地がいい…なんかすごいうまいんだけどwぼくだけかなぁw
幼少期からオレンジ狂で、オレンジジュース、オレンジグミ、オレンジ味の飴など好んで食べてたので、その影響はあるかもしれないです。いやぁ…わりと最高なんだけども笑
今日は「アムルット ナーランジ」をご紹介しました
アムルットがウマァ🐴なのか、ナーランジがウマァ🐴なのか地味にはっきりしませんが、個人的にだいすきな銘柄でした
「こんな味が飲みたい気分の時あるよ!あるある!!!」という個人的フェチにクリーンヒットのウイスキーでした笑
通販価格で10,022円(税込)。ちょっとお高めですがぼくは満足です。貴重な体験ができ
ました!
もし試す機会があれば、一度は試してみてはいかがでしょう?
以上、ウイスキー藤村でした!
ウイスキー藤村です!