今回は、「アイラシングルモルト 2013 6年 シェリーホグスヘッド
/ アートワーク ウイスキーエージェンシー&スリーリバーズ」をテイスティングしてみました!
【 アイラシングルモルト 2013 6年 シェリーホグスヘッド
/ アートワーク ウイスキーエージェンシー&スリーリバーズ】の商品紹介🗒
【商品紹介】
日本市場はもちろんのこと、世界中で注目されているドイツのボトラー「ウイスキーエージェンシー」とスリーリバーズが、両者でテイスティングを行い優れた品質の樽のみをジョイントボトリング専用のシリーズ「アートワーク」としてリリースしています。ラベルデザインは今までのウイスキーエージェンシーのスタイルを踏襲しつつ、より芸術的な絵画を採用し進化させました。何れもウイスキーエージェンシーのメンバーとスリーリバーズでテイスティングを行い選び出した、大変品質の高い樽です。
※粗いフィルタリング(ろ過)の為、澱や木樽のかす等が多く含まれております※—————————————–
【スリーリバーズ・テイスティングコメント】
コーヒー豆やペッパーなどの香ばしいビター感とスモーキーさで、ヤングアイラの中でも個性的なテイストが堪能でき少し捻ったヤングアイラをお探しの愛好家の方には大変お薦めです。◯色はダーク
◯香りは酸味あるスモーク、コーヒー豆、クローブ、ブラックペッパー
◯ボディは焦げたスモーク、ベーコン、焙煎コーヒー豆、チョコレモン
◯フィニッシュはスモークにライトな硫黄、最後はクローブのビター。
【アイラシングルモルト 2013 6年 シェリーホグスヘッド
/ アートワーク ウイスキーエージェンシー&スリーリバーズ】の詳細📝
/ アートワーク ウイスキーエージェンシー&スリーリバーズ】の詳細📝
◯原産国:🏴スコットランド
◯地域区分:アイラ島
◯輸入者:株式会社 THREE RIVERS
◯蒸溜所:?(カリラorブナハーブンorブルックラディ?)
◯タイプ:シングルモルト、シングルカスク、シェリーホグスヘッド
◯原材料:モルト
◯アルコール分:52.9%
◯蒸溜年:2013年
◯瓶詰め:2020年
◯購入価格:(たしか)10,000円程
【ウイ藤のテイスティングコメント】💬
2021.8.17(火)12:35@あいまいな酒場
◯試飲量:10ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:濃いこげ茶
👃香り:香り立ちはかなり強い、味噌のような塩味と深いコクを感じる、やや鉄のような金属のニュアンス、甘辛い焼肉のタレ、奥からプルーンのような熟した甘みがやってくる、強くて思いピートのスモーキーさ、バーベキューソース、熟したパイナップルは酢豚の中、少しめんつゆ、ブルーベリーのような黒がかったベリーフレーバー、深く嗅ぎ込むと重量感のあるコク、ヌッとしたワックスのニュアンス、木味のスパイシーさはトゲトゲしくない、深くに厚く塗られたバターの層、手で温めると木味が活発に盛り立ててくる、ふわりと硫黄の香りも
💪ボディ:フルボディ
👅味:口に入れた瞬間から規模感の大きな深みを感じるよう、甘くも旨味のある味わいに腹がなった。めんつゆの甘さ、焦がしの雰囲気、旨味がたしかに感じられる。舌触りにタンニンの渋みもキュッと感じられる、噛み締めるとオレンジの果汁がじわりと出てくる、アルコールはツンケンしていないがパワフル、舌に満遍なく味わいが一気に広がっていく、酸味の少ない酢豚のパイナップルらしい味わいがフルーティテイストのリーダー、口内は熱を持ったスモーキーさでモクモクとしている、この力強さになれてきてから、後になって舌触りがなめらかなだとも感じてきた。舌に触れた瞬間染み入る感覚があり、口内を一挙に占拠されるよう
🎵余韻:深いコクで圧倒しながら甘い豊かな広がりを見せ、いつまでも口内にいるよう
【アイラシングルモルト 2013 6年 シェリーホグスヘッド
/ アートワーク ウイスキーエージェンシー&スリーリバーズ】の評価✍
最終的に「とにかくえぐいほど深みがある」といった印象だった。
後々思うにローストカカオのようなコクだとも思ったがそれだけでは説明出来ない深さまで連れて行かれる。
甘くモクモクとしたスモーキーさがあるが「妖艶」といったイメージではなくもっと泥臭さのある世界観。
柔らかくて甘くてなめらかではあるのに、明らかに体験したことのない映像を見せる。スモーキーさはラベルからのイメージ通り、何かしらの「労働」「汗」「炭鉱」「機関車」のようなキーワードを連想させる味わいだった。
6年熟成ということだが、じっくり観察するほどに末恐ろしい銘柄。一度見ただけではカラクリが理解できない映画を見たような気分になる1本。
時間をあけてもう一度テイスティングしてみようと思う