バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション




こんばんは!

ウイスキーレビュー熱がすんごいウイスキー藤村です!

 

最近いくつもウイスキーをテイスティングしてテイスティングノートを残してるんですけど…

やっぱりテイスティングって難しい!!!違いを理解するって難しい!!!

だからこそ燃えています…どこが違うのか…何が違うのか…違いを見つけだしてやるんだから…!!!

ということで今日は、昨日アップしたバランタイン17年 トリビュートリリースのリミテッドエディションである…

バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション

のご紹介です!

バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション

全国の酒屋さん、ネット通販にて購入できます

バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディションとは

通常の「バランタイン17年」は、熟成にはアメリカンオーク樽を中心に使用していますが、今回はそれに加えヨーロピアンオーク樽とファーストフィルのアメリカンオーク樽を使用。

さらに冷却濾過を行わないノンチルフィルタード製法を用い、アルコール度数を48%に保つことで、原酒の贅沢で豊かな味わいを実現しました。

フルーティーなフレーバーで、クリーミーさとスパイシーさのバランスがとれた、なめらかでリッチな仕上がりが特長です。

今回テイスティングする「バランタイン17年 トリビュートリリース “リミテッドエディション”」(2018年10月9日)と、昨日アップした「バランタイン17年 トリビュートリリース」(2017年5月23日発売)では製造方法に関するコメントが全く同じです

今回のほうは「〜”リミテッドエディション”」と書かれており、数量限定を強調、ボトルのデザインも下のサブラベルが赤くなったり、メインラベルもクリーミーになったりと、ところどころ違います

(↑昨日アップしたほうも数量限定ってどっかの記事に書いてあったんだけどなw うん!忘れてしまおう!)

ただ、中味についてのコメントが異なっています。以下の通り

<バランタイン17年 トリビュートリリース>
(2017年5月23日発売)

◯香り:熟した洋梨やりんごのようなフルーティな香り

◯味:滑らかで、シナモンのような甘さとスパイシーさが感じられる豊かな味わい

◯余韻:まろやかで、広がりを感じる長い余韻

⬇︎⬇︎⬇︎

<バランタイン17年 トリビュートリリース "リミテッドエディション">
(2018年10月9日発売)

◯香り:バランスに富み、熟した桃やオレンジのフルーティーな香り

◯味:ハチミツのような甘さ、ホワイトチョコレート、ラグジュアリーな味わい

◯余韻:完璧なバランスを保った、甘く長い余韻

 

と、なっていますね。フルーティさの表現や甘さの表現に関して、

 

・「トリビュートリリース(前回の)」
➡︎「トリビュートリリース “リミテッドエディション”(今回の)」

・「洋梨やりんご」
➡︎「熟した桃やオレンジ」

・「シナモンの甘さとスパイシーさ」
➡︎「ハチミツのような甘さ、チョコレート」

 

などへの違いがあり、明らかに配合を変えているってことが伺えますよね!ボトルデザインのように、より「甘味に」、より「リッチ」な方向へと変化しているようなイメージ…

あたたかさを感じるニュアンスへの変化で、仕上がりが伝わってきますね…

実際に飲み比べてみるのがとっても楽しみ…!ワクワクする…!!(じつは事後)

クラシックさがましたオールド感のでたデザイン

「バランタインの歴史」については昨日の記事バランタイン17年 トリビュートリリースに書いたので、今回そっちは置いときます

先に発売された「トリビュートリリース」発売直後のこと、もうちょっと調べてみたんですけど、ブレンドを担当した5代目マスターブレンダー「サンディ・ヒスロップ」がこんなコメントをしているのを見つけました

「スタンダードの17年よりも「グレンバーギー」の比率を少し高めて、フルーティさと贅沢な甘味を強調しました。「ファーストフィルのアメリカンオーク樽」を主体に、バランタインらしいクリーミーな甘味を増しています。

熱烈な日本のファンの皆様のために、冷却ろ過をおこなわないノンチルフィルタード製法を採用し、度数も48%に引き上げました」-サンディ・ヒスロップ

ふむふむ…「グレンバーギー」の比率をあげるとフルーティさと贅沢な甘みが強調されるのか…_φ(・_・

「グレンバーギー」はスコットランドのスペイサイド地方の特徴をもち、ジャム、洋梨、赤りんごなどと表現されることが多いウイスキーで、ヒスロップ氏もかなりお気に入りのウイスキーらしいです

しかもこの「グレンバーギー」、バランタインのすべての製品に入っているとのこと!

このほかにも「ファーストフィルのアメリカンオーク樽」に関してコメントしている場面が多く、「ファーストフィルのアメリカンオーク樽」を重要視しているのが伺えます…

(↑ちなみに「ファーストフィル」というのは「新樽にシェリーやバーボン等のお酒を熟成させて、払い出し直後の樽」のことをいいます)

で、このコメント当時、テイスティングしてコメントを残していたのが「スキャパ」「ミルトンダフ」「グレントファーズ」でした

サンディ・ヒスロップ氏いわく、「スキャパ」については「ファーストフィルのアメリカンオーク樽を主体で、クリーミーなバニラ風味や柑橘系の刺激があります」と、

「ミルトンダフ」については「タイプは異なりますが、ここでもアメリカンオーク樽を重要視しています」

「グレントファーズ」については「ファーストフィルのアメリカン樽を使用していますが、このほかにベリーやナッツを思わせる繊細な後味を生み出すグレントファーズ」と…

ほうほう、なるほどなるほど…「ファーストフィル」…「アメリカンオーク樽」…_φ(・_・

そういえば「グレントファーズ」って飲んだことないなぁ…とか思っていたらそういえばあったw

「烏賊(イカ)ラベル グレントファーズ」w そういえばめっちゃフルーティでした…後日レビュー書きますね!烏賊ってくそわろた

お客さん「大将!イカで!」マスター「へいっ!(頭のハチマキをキュッとするそぶりをしながら)」がやりたくてイカなんだとか。変態すぎる

話を戻します。ちなみにこの「グレンバーギー」「スキャパ」「ミルトンダフ」「グレントファーズ」は「バランタイン17年」のキーモルト(←ブレンドの中核になるモルト原酒)だそうです

前回の「トリビュートリリース」と今回の「トリビュートリリース”リミテッドエディション”」にはどのような配合で、どのような蒸溜所の原酒が入っているのか…

レシピが公開されてないぶん、「あれ?このベリー感は…〇〇蒸溜所の原酒かな?」なんて考えながら飲むのも面白いですね!かなりのオタクですがw ぼく!!もっと!!オタクになりたい!!!

↑80年前、当時の「バランタイン17年」を再現するように「赤」でデザインされた紋章

そういえば、この紋章に描かれてる「ウイスキー造りの4大要素」覚えました?

 

①左上「大麦」
②右上「水」
③左下「ポットスチル(蒸溜釜)」
④右下「オーク樽」

 

ですよ!復習!

トップはスクリュー式ですね♪赤のデザインがほんと美しいぃ…

 

それでは…

いざっ!実飲っ!
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ウイスキー藤村’sコメント

実際の仕上がりはどうなんでしょうか、、、

たのしみたのしみ、、、

バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディションの香り

実際に香りをかいでみましょう…

 

くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………

おぉ…やっぱり「バランタイン」…なんど経験しても圧倒的な完成度...ほんとすごすぎるよなぁ…安心感、安定感が神がかっている…

まず鼻先に到達したのはバニラの華やぐ上品な甘さです…この時点で心をわしづかみにされるよう…

ミルキーでマイルドなキャラクターがよく出ています…これが「ファーストフィルのアメリカンオーク樽」…なのか…なぁ…w

繊細な仕上がりの杏仁豆腐のようなニュアンスにも取れます…その少し奥に弾けるシトラス…サンディ・ヒスロップの話の中でも、アメリカンオークは「柑橘系の刺激」ということもそういえばでてました

この時点で圧倒的なバランス感を直感で認識します。「コイツは…ヤバイ…!!」と笑

黄色の花から香る蜜のよう…とてもフローラルな印象もあります…美しい仕上がり…木からあふれだす甘味…艶やかな樹液…昆虫も大喜びしそうです…

さらに奥には陽気なパイナップル…ほのかに塩っぽさもあるなぁ…

強めにかいでみるとスパイシーな一面も…フルーティさと手を取りあった絶妙な酸味…

(飲み終わった後)グラスを開けてから時間が経つほどマイルドバターにお菓子のカールのようにバターの芳醇さがたまらない…フローラルは極めて心地よいです…

たまらないんですが???

バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディションの味

実際に味わってみましょう…

 

すーっ………………ごくんっ……..んんん……..

おぉ…!!すばらしいぞぉ…!!圧倒的な完成度…上から下までスキのない仕上がり…バランタインのクオリティの高さ…!!サンディ・ヒスロップぅぅぅ…!!

まず、舌へのアタックは中程度…強くもなく…弱すぎるわけでもなく…舌触りはとてもなめらかであり、ほのかにチリチリとさせてくれています…

コクがありとてもリッチなバニラに、ハニーの甘さが交わっている…

樽由来の香味がほろ苦いコクと深みを演出し、オレンジのジューシーさがベールから解き放たれたように弾けている…1つの演劇を見ているよう躍動的…そして感動的…ちょっと泣けてくる…

ミルクチョコレートのように、ほのかに渋くもまろやかに、優しい甘さがあります…

シトラス由来のかすかな酸味で全体の味わいをキュッと引き締めてくれる…

優しくもなめらかな余韻がスパイシーさを伴って長く続いていく…心地よいぃ…なんて芸術的なんだぁ…

一連の味覚への反応は流れるように滑らかに移りゆく…

そして、それぞれの個性が響き合ってつながりあっている見事なハーモニー…

すごいぞバランタイン!すごいぞ5代目マスターブレンダー サンデイ・ヒスロップ!!

そしてありがとう創始者「ジョージバランタイン」!!「バランタイン17年」をバズらせてくれた「ジョージ・ロバートソン」!!!

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バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディションのまとめ

今日は「バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション」をご紹介しました

今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏

興奮しすぎて「トリビュートリリース」との比較を忘れていましたが、青リンゴや洋梨のような涼しげでみずみずしい印象から、もっと熟した赤りんごの方向に、そしてバニラなどのクリーミーなコクがアップしていてやはり「リッチ」な仕上がりになっている印象をうけました

価格としては全く同じなのですが、これら2つで甲乙つけるのはかなり難しく、完成度としては同程度、あとはその日の気分とか好みで別れるような気がしました

おそらく基本となるブレンディングの基盤は同じで、仕上がりの上部を占める毛色が少し違うというか、色違いポケモンというか、本質は一緒なんだけど、「色味」や「浮かぶ景色」みたいなものが異なっている、といった感じですかね。個人的な感想です

そうゆうとスタンダードの「バランタイン17年」もそうなのか?という話になってくるんですが、そうだと思います。

アルコール度数がスタンダードの17年では40度、トリビュートシリーズでは48度と違うのですが、基盤となる仕上がりにはやはり共通のもの感じました。それが「バランタインらしさ」なのかどうか、これからもテイスティング経験を重ねて探っていきたいとおもいます!

 

販売価格は9,000〜10,000円程度。

日本限定かつ数量限定なので、見つけたら即買い間違いなし!とってもおススメです!ウイスキーの経験が少ない人へのプレゼントでも喜ばれると思いますよ!

Amazonはこちら👇

 

「バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション」

まだ試したことがない方はぜひ、試してみてはいかがでしょう?

以上、ウイスキー藤村でした!

Have a Enjoy Whisk(e)y Day〜♪🥃

 

【関連記事】
>>>「バランタイン17年 トリビュートリリース

>>>「バランタイン ハード・ファイヤード

 

<バランタイン17年 トリビュートリリース リミテッドエディション>
◯原産国:スコットランド
◯タイプ:ブレンデッドウイスキー
◯原材料:モルト、グレーン
◯アルコール分:48%
◯試飲量:15ml
◯グラス:グレンケアン

<テイスティングノート>
◯色:中位のゴールド

◯香り:華やぐバニラの香り、ミルキーでマイルドなシルクのよう、繊細な杏仁豆腐のようでもある、その奥に弾けるシトラス、この時点で圧倒的なバランス感を感じる、黄色の花から香る蜜のよう、木から溢れ出す甘味で艶やかな樹液、さらに奥には陽気なパイナップル、ほのかに塩っぽさもある、 強めにかいでみるとスパイシーな一面、フルーティさと手を取りあった酸味、開けてから時間が経つほどマイルドバターにお菓子のカールのよう、フローラルは極めて心地よい

◯ボディ:ミディアム

◯味:アタックは中程度。舌触りはなめらかであり、ほのかにチリチリとさせる、リッチなバニラにハニーの甘さが交わっている、樽由来の香味がほろ苦いコクと深みを演出、オレンジのジューシーさがベールから解き放たれたように弾ける、ミルクチョコレートのようにほのかに渋くもまろやかに甘く、かすかな酸味で全体の味わいをキュッと引き締めてくれる、優しくもなめらかな余韻がスパイシーさを伴って長く続いていく

◯余韻:長い

✂︎—————————————–

<公式テイスティングノート>
◯色:金色に近い琥珀色

◯香り:バランスに富み、熟した桃やオレンジのフルーティーな香り

◯味:ハチミツのような甘さ、ホワイトチョコレート、ラグジュアリーな味わい

◯:フィニッシュ完璧なバランスを保った、甘く長い余韻

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