今回は、「ベンロマック サッシカイア ウッドフィニッシュ2011」をテイスティングしてみました!
【 ベンロマック サッシカイア ウッドフィニッシュ2011】の商品紹介🗒
【商品紹介】
ワールドウイスキーアワードにおいて15年がベストスペイサイドウイスキーを勝ち取るなど、躍進いちじるしいベンロマック蒸留所より限定の、ウッドフィニッシュシリーズで断トツの一番人気を誇る「サシカイア ウッドフィニッシュ」最新ビンテージが入荷。ファーストフィルのバーボンバレルで熟成後、イタリアワインの至宝、スーパータスカンの代名詞とも言えるサシカイアの樽で24ヶ月追熟されました。超銘醸ワイン樽のフィニッシュとあってモルトファンのみならず、ワインラバーからも人気のボトルだけに、毎回すぐに完売となるアイテムです。
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【公式テイスティングコメント】
[香り]:とろみのある赤いベリー類とジンジャー、シナモンのほのかな香りが広がり、わずかにスモークが漂う。
[味わい]:はじめはコショウを感じ、次第にたっぷりのよく熟れたフルーツが広がる。イチゴ、ラズベリー、オレンジの表皮、さらには華やかなミルクチョコレート。
【ベンロマック サッシカイア ウッドフィニッシュ2011】の詳細
◯原産国:🏴スコットランド
◯地域区分:スペイサイド
◯輸入者:株式会社ジャパンインポートシステム
◯蒸溜所:ベンロマック蒸溜所
◯タイプ:シングルモルト 、ワイン樽(サッシカイア)
◯原材料:モルト
◯アルコール分:45%
◯販売価格:9,000円程
【ウイ藤のテイスティングコメント】
2021.8.24(水)11:20 @あいまいな酒場
◯試飲量:10ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:オレンジがかった琥珀色
👃香り:香り立ち中程度、甘いめんつゆ、清涼感のあるハーブが続く、甘いコク、フルーティさは少しパイナップル、擦れたゴムのニュアンス、すっきりでありしなやかぶどう感、深く嗅ぎ込んでピーナッツバター、アルコール感から少しスパイシー、微炭酸飲料の涼しさ、オレンジ果汁が心地よい、アルコールらしい刺激はなく複雑で丸い熱さ、ベリーソースの甘さ
💪ボディ:ミディアム
👅味:フルーティで滑らかに甘い、淡い印象もあるがじんわりしたと甘さが染み入ってくるよう、一体感を成している、ハチミツ、バニラ、ミルクチョコレート、ほんの少し鉄、シナモンのようなスパイシーさ、ふわりと口内に上がるぶどうの香り、タンニンの渋みとほろ苦さがキュッと締める、スモーキーさも微かにある、炭酸と甘いスパイシーさからジンジャーエール、粗挽きのペッパー
🎵余韻:淡く心地よい余韻が程よいスパイシーさと共に続く
【ベンロマック サッシカイア ウッドフィニッシュ2011】の評価✍
どこで購入したのか忘れてしまった。
これを書いていて初めて知ったのだが、サッシカイアというのは有名なワインのようで、何も知らずに飲んでいる時は”ワイン樽らしさ”というのを微塵も感じなかったように思う。
価格も9,000円とそこそこお高い銘柄なのだが、正直少し、提供する場面に困ってしまうようなキャラクターではある。
独特で尖った個性があるわけでもないし、素晴らしくてグッと来るという感覚は、個人的には正直ピンときていない(カスクストレングス飲みすぎたかも)
香りの印象は「現在のベンロマック」に共通する個性を感じるのだが、やはり少し前のボトルであるのでコンセプトや方向性が違った頃の製品なのだろうと察する部分がある。
ラベルデザインが変わって、(感覚的な)品質や満足度があがる銘柄はあまりない中、ベンロマックは大きく振り切っている蒸溜所である印象。
詰まるところ、こちらの銘柄はサッシカイアフィニッシュとはいえ、「以前のベンロマック感」を知る、教材的役割として活躍してくれるかもしれない。
とはいえシンプルに「ベンロマック10年(旧)」との比べることでより明確になることは間違いないでの、どこかで久しぶりに以前のベンロマックを体験してきたいと思わせてくれた(?)テイスティングとなった
ただ「めーっちゃ評価が高い」みたいな感じの商品紹介にだったりするので、単純に私自身の感性が足りない可能性も十分ありうるし、これから気付くこともあるかと思うので、もう少し時間を開けて再度タイマンはってみたい