今回は、「グレンキンチー10年(旧)」をテイスティングしてみました!
【 グレンキンチー10年(旧)」
【グレンキンチー10年(旧)】の詳細📝
◯原産国:🏴スコットランド
◯地域区分:ローランド
◯輸入者:(株)やまや
◯蒸溜所:グレンキンチー蒸溜所
◯タイプ:シングルモルト
◯原材料:モルト
◯アルコール分:43%
◯購入価格:4000円ほど
【ウイ藤のテイスティングコメント】💬
2021.8.21(土) 18:15@あいまいな酒場
◯試飲量:10ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:輝く琥珀色
👃香り:香り立ちはやや強い、ジューシーなパイナップルキャンディ、その後からコクのあるマイルドさ、少し若いアルコールの感じがあるが心地よい、バタークッキーの芳醇な甘さ、ミルキーなトロピカルジュース、少し草木を感じさせる地球味、あまりに上品なカブトムシ感、より良いオールドボトルにありがちなバッチバチの調和感
💪ボディ:ライトミディアム
👅味:舌触りは柔らかくなめらか、ミルクティーのような優雅な味わい、パイナップルキャンディが親しみやすい甘味、ミルクティーらしさもあるがココアのようでもある、柔らかくとても心地よいほろ苦さが優しい、淡いがとろりとハチミツとシナモンのスパイシーさ、やはりふっくらとした土のニュアンスがあり歴史を感じさせる、これではカブトムシが寄ってきても仕方ない素晴らしい味わい、トワイスアップではバランスを崩してスパイシーさが目立つところがあるが、それでも満足度の高いステキな仕上がり、どこかシャインマスカットの雰囲気も感じさせる
🎵余韻:なんとも言えない上質で高級な余韻が品よく続くよう
【グレンキンチー10年(旧)】の評価✍
まず初めに、素晴らしいウイスキーである。
こちらは確か京都のやまやさんにて、4000円ほどで購入したボトルなのだが、あまりに好きすぎて困ってしまう。
個人的に好きになりやすいウイスキーのパターンに「カスクストレングス」「シェリーバット」「がっつりピート」「甘コク」などの攻撃力高めのガツガツウイスキーだったりするのだが、こちらは全くの逆。おしとやかでありながら、なぜこれだけの満足度をもたらしてくれるのか…。
確かいつしか体験したオールドマッカランやオールドグレンモーレンジなどに感じた””カブトムシ感”がこのグレンキンチーにも、いる
そして何がすごいって、それでいて現代流行を抑えたようなトロピカルテイスト、パイナップルの香りに芳醇なバターらしさまでしっかりと構成要因であるからスキがない。