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【レビュー】イチローズモルト ダブルディスティラリーズの味と評価は?

ウイスキー藤村

こんにちは!ウイスキー藤村です!

今日は、、、

イチローズモルト
ダブルディスティラリーズ

をご紹介します!

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イチローズモルト ダブルディスティラリーズとは?

商品詳細

多くのすぐれた原種を生み出しながら、2000年の蒸留が最後になった羽生蒸溜所

しかし、創業者の孫の手により2008年に秩父蒸溜所の操業が開始されたました。

この二つの蒸溜所の原種を使用した、ダブルディスティラリーズ。

過去からの贈り物と新蒸溜所のウイスキー原種が時間を超えてひとつになりました。

まろやかさと複雑さを併せ持つ個性をお愉しみください。-裏ラベルより

羽生蒸溜所の原種と秩父蒸溜所の原種、2つをつくったピュアモルトウイスキーなので「ダブルディスティラリーズ」なんですねっ

「時間を超えてひとつになりました。」ってちょっとさぁ…なんて最高のコピーなのぉ…

そういったバックグラウンドストーリーに想いを馳せると、ウイスキーもまたおいしく感じちゃいますよねっ

鮮やかな若葉がトレードマークのボトルデザイン

今回写真を撮っているのは200mlタイプのボトルになりますっ

「リーフシリーズ」とよばれる葉っぱをモチーフにしたこのシリーズには「ワールドブレンデッド(白ラベル)」「ワールドブレンデッド(紫ラベル)」「ワインウッドリザーブ(赤ラベル)」「ミズナラウッドリザーブ(金ラベル)」「プレミアム(黒ラベル)」などがありますねっ

【関連記事】
>>>「イチローズ モルト&グレーン ワールドブレンデッド ウイスキー(ホワイトラベル)

 

>>>「イチローズモルトミズナラウッドリザーブ

>>>「イチローズモルト ワインウッドリザーブ

今回の「ダブルディスティラリーズ」はこの中でもバーでよく見かける銘柄ですっ

美しく鮮やかな若葉

イチローズモルト ダブルディスティラリーズの香りと味の評価は?

先日伺ったばかりの「ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所」と今はもうない羽生蒸溜所の原種を用いてブレンドされたという今回の銘柄

葉っぱのマークがついたこのシリーズの中でもひときわ凛とした立ち振る舞いを見せています…

レビュー始めたてのときにすでにテイスティングコメントを残している「イチローズモルトMWR(ミズナラウッドリザーブ)」や「イチローズ モルト&グレーン ワールドブレンデッド ウイスキー(ホワイトラベル)」と比べて、どんな仕上がりなのが注目していこうと思います…楽しみ楽しみ…

【香り】ほんわかとした穀物の甘みがぶわっと広がる


実際に香りをかいでみましょう…

おぉ…ほんわかふっくらというかんじだぁ…(←語彙力低迷)すでにコクを感じるぞぉ…いいなぁ…

まず、香りの中に塩味を感じることができます…旨みやコクを引き立てる役割をしたほどよい塩梅の香りです…

そこから感じるのはこの銘柄の特徴として感じた、穀物のあたたかくもほんわかふっくらとした香り…一気に鼻先から口内まで広がります…優しくも力強い香りですね…

フルーティな香りが後から追いかけてくるので探ってみると、それはパイナップルのような明るく陽気な表情をした香り…色合いからも感じ取れますが、とても朗らかな印象ですね…バナナのような甘さも感じ取れます

少し奥のほうに進んでいくと感じるくせっぽさは、接着剤のようなニュアンスです…バランス感を保ったまま、思わずかおってしまう、たまらない魅力を引き出しているよう…

ふと爽快感を感じたのはレモンや100%オレンジジュースのようなフレッシュな酸味感…心地よい…

そんなフレッシュさを包むのはマイルドなバターやミルクのようななめらかさな舌触りミルクチョコレートのようにも感じるなぁ…

後半になって気づいたのですが、接着剤のように感じたくせっぽさには、少しタイヤが擦れたようなニュアンスも感じ、摩擦したような熱さがあります…やはり全体的に明るいイメージのイチローズモルト…ステキやん…

【味】ザラメのような砂糖感に爽やかさを連れてそよぐフローラルな風味感

んんん…ここちよさすごぉ…晴れ晴れした気持ちになるんだけども…

まず、すぐに感じたのは舌触り。ザラメのように少しざらっとさせた砂糖のような甘味さが一気に心をつかんできました…

そんな砂糖の味わいがほどけていくと現れるのは、トロピカルフルーツのようなジューシーかつトロッとした魅惑の世界

あたりにはそよ風が吹いていて、シャンプーのような、石けん、フローラルさが気持ちよい香りがやわらかに吹き抜けます…

ほんの少しだけ見え隠れしているのは、若草をすりつぶしたような青っぽいニュアンスはフレンドリーな表情で親しみやさを伝えてくれています

新しい樽の香味を感じ、樽で眠るウイスキーを想像することができ、時間の流れを味わいから感じることができる…

そんな樽由来の味わいから感じる、やさしくもどこかジリジリとしたスパイシーさはほどよいアクセントに…

イチローズモルト ダブルディスティラリーズのまとめ


今日は「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」をご紹介しました

緑の葉っぱをモチーフにしているだけあって、新芽や若葉がしげる季節の映像を連想することが多い銘柄でした

明るい表情をして、心地よい気持ちにさせてくれる「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」…ほんとベンチャーウイスキー、凄すぎなんだけど…

今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏

べンチャーウイスキーの世界的注目により、どんどん高値で取引されていますね…日本の誇りといえる銘柄ですねっ

「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」。まだ試したことがない方はぜひ、見かけたら試してみてください

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>>>「イチローズモルト ワインウッドリザーブ

<イチローズモルト ダブルディスティラリーズ>
◯原産国:日本
◯区分と地域:埼玉県秩父市
◯タイプ:ピュアモルトウイスキー
◯原材料:モルト
◯アルコール分:46%
◯試飲量:15ml
◯グラス:グレンケアン

 

<テイスティングノート>
◯色:薄く明るいゴールド

◯香り:塩っぽさ、ポップコーンのような香ばしさとコク感、炊きたてのご飯感、パイナップルのフルーティさ、トロピカルキャンディー、バナナのような甘さ、接着剤のクセっぽさ、レモンのような爽快感のあるジューシーさ、100%オレンジジュース、奥のほうにほのかに感じるバターやミルクチョコレートのマイルドさ、辺りでやわからに吹くソーピーな心地よさ、ほのかにゴムっぽさ、シンナーのようなクセっぽさ

◯ボディ:ミディアム

◯味:ザラメのような砂糖感、トロピカルフルーツのジューシーさかつトロッとした口当たり、そよ風に乗ってフローラルさが香る、バナナの甘さが見え隠れする、若草をすりつぶしたようなニュアンス、若い樽の印象の木味、樽由来のじりじりとするスパイシーな刺激、スパイシーの後にくるミルキーでマイルドな雰囲気

◯フィニッシュ:トロピカルな印象を見え隠れさせ、若草のような荒々しくも素朴な味わいにマイルドなベールが寄り添い、それらを包むよう豊かにゆっくり消えていく

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ABOUT US
ウイスキー藤村
仕事を辞めてから5年ほどウイスキーを呑んで暮らしてきました/ お酒全般なんでもすきです。国内外蒸溜所に行ってYouTubeとったり、ウイスキーレビューブログを書いたり。30年熟成です。推しウイスキーはラガブーリンとグレンドロナック。↓地球儀マークはプロフィール。