今日は、毎度おなじみポッターさん(@potta0602)にテイスティング分譲っていただいた…
岩井 トラディション
をご紹介します!
岩井 トラディション
一部酒屋さん、ネット通販にて購入できます
岩井とは
本坊酒造が所有するマルス信州蒸溜所で製造されるウイスキーの銘柄
マルスウイスキーは「地ウイスキー」と言われ、製造規模が小さいながら大手メーカーに負けず1980年代のウイスキー製造ブームの火付け役であるとも言われています
ジャパニーズウイスキーの父であり「マッサン」という名で世間に浸透した竹鶴政孝氏をスコットランドへと送り出した人がマルスウイスキーの生みの親である岩井喜一郎氏
岩井喜一郎氏は竹鶴の帰国後、竹鶴の提出したレポートをもとに独自の蒸留機を製造し、独自の原酒を作り出すことに成功します。まさにジャパニーズウイスキーの原点
そんな岩井氏の名から尊敬と感謝の念を込められてつくられた銘柄が今回レビューする「岩井」というシリーズです
名誉ある「岩井」という名がついたウイスキー
複雑で心地よい香りが特徴、口当たりは優しく、柔らかいがボディーがしっかりしていて熟成感も感じられます。上品かつ重厚感のある味わいをお楽しみ下さい。-本坊酒造株式会社
本坊酒造のウイスキーはこれまで飲んだことがなかったので全く想像がつかない笑
「地ビール」は聞いたことがあっても「地ウイスキー」という言葉は聞き慣れないと思いますが、1980年から火がついていたなんてびっくりです。ジャパニーズウイスキーの歴史ほんとにすごすぎる
大きく書かれた「岩井」の文字。750mlでお得感のあるボトルサイズ
キャップ式のトップには「MARS」の文字が♪
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
今回は初めての公式では初めてのマルス蒸溜所の国産ウイスキーのレビューになります(謎ウイスキーの「Jp.もしもしウイスキー」は非公式っぽい笑)
ジャパニーズウイスキーの歴史を語る上では欠かせない蒸溜所のウイスキーの仕上がりはどのようなものなのか…とても楽しみです!
【香り】穀物由来のグッとくる重厚で満足感のある香り
実際に香りをかいでみると、かなり目立って穀物っぽさが伝わってきます。重厚というかモルティというか。中身が詰まった香りというか..
甘さはハチミツ、バニラを連想しますが、一番近いのは焦がしカラメルのようなイメージです
もう少し奥の方をさぐっていくとフルーティな香りが見つかります。甘さとはうって変わってスッキリとした爽快感のような印象。レモンやオレンジを想像する果実感です
そんなフルーティな香りから少し離れて全体像を探ってみると黄色い花のようにフローラルな香りで包まれています…
遅れて気がつくのは味噌やおからのような馴染みのある香り。そして甘栗のような香ばしさと甘さを感じました。ここのピーティーさが隠れていたのか…落ち着く香りです…
【味】香りから来る印象よりも軽やかで優しい
実際にあじわってみると、おぉ?思ったよりも軽やかで飲みやすい飲み口だな?
香りから思った以上にさらっとしています。それでも焦がしカラメルやハチミツ、バニラのような味わいはしっかりとある…
とっても親しみやすいブレンデッドウイスキー。甘さの中にはかわいらしい花のような味わいがあります
正直なところかなり目立って特徴があるわけではないんですが、和やかな仕上がりなので、初心者にすすめて美味しく飲んでもらえそう
フルーティさには桃のようなまろやかな甘さがあって、ここに特徴を感じました。アルコール感が少ないとても優しいウイスキーでした。満足…
今日は「岩井 トラディション」をご紹介しました。なんだか想像以上に優しいウイスキーでほっこりしました笑 もっとドシッと来るのかと思ったけれど、とても優しく軽やかな味わいでした
Amazon価格はこちら👇
ジャパニーズウイスキー創生の一翼を担ったとされる岩井喜一郎氏の名が名付けられた今回の銘柄。感慨深いものがありますね
試すか試さないかはあなた次第!
以上、ウイスキー藤村でした!
ウイスキー藤村です!