この記事では
マルス モルテージ 越百
をご紹介します!
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Follow @whiskyfujimuraマルスとは?商品紹介と蒸溜所について
商品紹介
日本アルプス山系、駒ヶ岳の麓から湧き出る清らかな水、豊かな自然の息づく標高798mに、マルス信州蒸溜所は静寂の中たたずんでいます。
「MARS MALTAGE 越百(Cosmo) Malt Selection 」は、マルスウイスキーのブレンド技術により、タイプの異なる複数のモルト原酒をヴァッティングすることで、複雑さと奥行きを表現したモルトウイスキーです。
ハチミツやキャラメルを連想させるふくよかな甘い香りの中に、ほのかなスモーキーフレーバーと熟した果実の香りが広がり、口当たりは丸く柔らか、優しい余韻が特徴です。
商品名の「越百(こすも)」は、中央アルプスに連なる山の一つである「越百山(こすもやま)」から名付けました。
宇宙を連想させる越百(コスモ)という呼び名から、中央アルプス山麓にあるマルス信州蒸溜所から見上げる夜空をイメージしたラベルデザインとしております。
※この商品は、一部輸入原酒を使用しています。
本坊酒造公式より
本坊酒造が所有するマルス信州蒸溜所で製造されるウイスキーの銘柄です。
マルスウイスキーは「地ウイスキー」と言われ、製造規模が小さいながら大手メーカーに負けず1980年代のウイスキー製造ブームの火付け役であるとも言われています。
竹鶴をスコットランドに派遣した岩井喜一郎
ジャパニーズウイスキーの父であり「マッサン」という名で世間に浸透した竹鶴政孝氏をスコットランドへと送り出した人がマルスウイスキーの生みの親である岩井喜一郎氏。
岩井喜一郎氏は竹鶴の帰国後、竹鶴の提出したレポートをもとに独自の蒸留機を製造し、独自の原酒を作り出すことに成功します。まさにジャパニーズウイスキーの原点です
こちらのマルスウイスキーの代表的な銘柄が今回の「越百(こすも)」。中央アルプスに連なる山の一つの「越百山」から取られたそうです
夜空の星をイメージして描かれたボトルデザイン
越百(こすも)という名前から、宇宙を連想するため、そんな宇宙のイメージをラベルデザインに星として描いたといいます
中央アルプス山麓にあるマルス信州蒸溜所から見上げた景色がイメージなんだとか…
夜空が描かれたラベル…めっちゃ素敵やん
金と黒のラベルはどこか上品な仕上がり
トップはコルク式ですね♪「MARS」の名がしっかりと刻まれています…
マルス モルテージ 越百の香りと味の評価は?
【香り】モルトの甘さがどこか優しく包みこむ
まず香りをかいでみると前日の「岩井 トラディション」と同様、穀物、特にモルトの香りがたっています
そのモルトっぽさからなのか、炊きたてのご飯のような、あったかい香りに思えました…なんだか優しいなぁ…
そして少しグラスから鼻を離してかいでみるとフルーティな香りに気がつきます。特にレモンのような爽やかさを感じました。とても心地よい
ジャパニーズウイスキーらしい醤油のだしっぽさもほんの少し顔をだしており、とてもバランスがよく仕上がっている印象です。ずっとかいでいられる香りです…よきだなぁ
【味】重厚感があり日本の食卓のような安心感を魅せる
実際に味わってみると、まず思ったのが焦がした甘いカラメルの味わいにメロンのようなフルーティな味わいが絡み合っているような感じ
やっぱり「岩井 トラディション」と同様にパッとみの印象は重厚だけど、よく味わっていくと軽やかです
ただこちらのマルス モルテージ 越百の方がより味わいに厚みがあって、満足感が高いかもしれません
樽の香味がしっかりとあり、そこにべっこう飴のようなトロッとしたニュアンスがとっても口当たりがいい…ほんわかとする仕上がりでした…
まとめ
今日は「マルス モルテージ 越百」をご紹介しました
昨日に引き続き、本坊酒造 マルス信州蒸溜所のウイスキーをレビューしていきましょう…わくわく…!!
あまり触れてこなかった本坊酒造のウイスキーでしたが少しだけ世界観がわかってきた気がします。日本風土というよりも食卓を思わす、どこか懐かしい印象でした。すきだなぁ
ジャパニーズウイスキーの一本目にいいかもしれませんね
まだ試したことがない方はぜひ、試してみてはいかがでしょう?
↓YouTubeにて蒸溜所見学を投稿しています
こんにちは!ウイスキー藤村です!