夏はやっぱりハイボールでさっぱりヤリたいぃ!!!
今日は、そういえばよくハイボールでバーテンダーさんからおすすめされます台湾ウイスキーのイカしたやつ…
カバラン ディスティラリーセレクト
シングルモルト
のご紹介です!
カバラン ディスティラリーセレクト シングルモルト
全国の酒屋さん、ネット通販にて購入できます
カバラン ディスティラリーセレクト シングルモルトとは
カバランは、細部までこだわった樽の芸術と熟練した絶妙な工芸により、濃厚かつソフトな幾重にも広がる口当たりを生み出しています。
さらに、カバラン特有のトロピカルフルーツ、タフィーの香りが漂い、木とバニラの風味が彩りを添えています。
その余韻が広がる完璧な風味は、ブレンダーが厳選したこだわりの力作です。
今回テイスティングしていく「カバラン」は台湾の宜蘭(ギラン、ギーラン、イーラン)という台北から少し離れた場所にある「カバラン蒸溜所」にて作られているウイスキーです。
「金車(King Car)グループ」という30年以上、飲料大手として名の知れた台湾の企業です。台湾のサントリーみたいな感じですかね?
2001年にWTO(世界貿易機構)に加入したタイミングでウイスキー産業に乗りだしました
先月2019年6月に実際、蒸溜所見学をしてきました。まじで最高だった…
きたぁ…!!!🥺 #TWLC pic.twitter.com/vHIYcngdJF
— ウイスキー藤村🥃ウイスキーレビュー毎日更新中 (@whiskyfujimura) June 11, 2019
そもそも「カバラン」っていう、かわいいカバのあだ名みたいな名前の由来は、蒸溜所のある「宜蘭(ギラン、ギーラン、イーラン)」という土地の旧名だそうです
古代の先住民たちが、苦労と努力によりそのうつくしい大地を開拓したことに因んで名前をつけられたそうな
宜蘭は土地の7割以上が3000メートル級の山で占められているというのは驚き。たしかにめっちゃ自然!!!!!!って感じだったなぁ(語彙力乙)
今、日本では「世界の5大ウイスキー産地」というと以下のように
①アイルランド🇮🇪
②スコットランド🏴
③アメリカ🇺🇸
④カナダ🇨🇦
⑤日本🇯🇵
と言われていますが、そこへ「”6番目のウイスキー産地”として名前を連ねタイワン!」という熱い思いがあったといいます
そしてカバランウイスキーの製造担当チームは、スコットランドや日本に訪れて蒸溜所を見学して回ったそうです
「この挑戦を成し遂げる」という強い信念で努力と苦労を重ねていき、2005年12月31日に蒸溜所を設立。
台湾で唯一、自ら麦芽の粉砕、糖化、発酵、蒸溜、熟成、ブレンドを行うウイスキー蒸溜所として台湾に爆誕しました
蒸溜所は山と海が交わる雄大な台湾の蘭陽平野に位置していて、雪山山脈の澄んだ甘くやわらかな水が水源
太平洋の海風と潮気、亜熱帯季節風気候により、 オーク樽は山と海の特別な香りや自然のエッセンスをじっくりと吸収して、我らが「カバランウイスキー」は誕生しているんですね
「カバラン」ってマジで最近すごくて、2015年、2016年に世界的なウイスキー界のM-1こと「WWA(ワールドウイスキーアワード)」で世界一を2年連続で取ってるんですよね
そんな上昇気流に乗りまくりなイケてる蒸溜所からのウイスキーをレビューしていきたいと思います!
カバランブレンダーの力作!台湾国内の反応は?
そういえば先ほどもおはなしした通り台湾に行ってきたのですが「ここ、ほぼ日本だよね?」という感じでした
日本でいう「suica」みたいな「悠々カード」というものがあるし、台北やちょっと田舎のほうに行ってもファミマやセブンイレブンがあるし、親日国ゆえ、日本のアニメや漫画や映画の広告が街に溢れているなど、ほぼ、日本
そんな台湾のウイスキー観というと、
最近では若者の間、女性の間でも飲むひとが増えてきている
ウイスキーセミナーをやるたびに女性の参加が増えている
とカバラン蒸溜所のマスターブレンダー「イアン・チャン」はいいます
カバランのウイスキーは半分ほどが国内で消費されていると言いますから、かなりのウイスキーブームが台湾で起こっていると言えそうですよね
実際にスコッチウイスキーやジャパニーズウイスキーがコンビニに置かれているのをよくみたし、日本の感覚以上に品揃えが豊富でした。これから台湾のウイスキー市場…熱い…
↑カバランのボトルデザインって本当に色とりどりで、並べたくなるような魅力があるんですよね…
おそらくかなり「女性」を意識しているようなオシャレさがあり、実際に蒸溜所でみた観光客は半分がくらい女性でした
↑建物のマークが刻まれた銀色のプレート
これ、気になって蒸溜所と見比べてみたら蒸溜所じゃなさそうなんですよね
「カバラン マーク」や「カバラン ロゴ」でグーグル先生に頼ってみたんですけどわからずじまい…
後々判明したら次のカバランウイスキーのテイスティングしたときにおはなししますね!
トップはコルク式ですね♪高級感のある銀色のトップ
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
実際の仕上がりはどうなんでしょうか、、、
たのしみたのしみ、、、
カバラン ディスティラリー セレクト シングルモルトの香り
くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………
これがタイワニーズウイスキーの香り…とっても凝縮された豊かな香りですね…
香りだちはとても強い…かなり濃厚…うまみとマイルドさを感じます…
そこに木のスパイシーさ、少し奥に進むとペンキのようなシンナー香…クセっぽさにも感じますが、それがまたぼくをもっと惹きつけていくような…
近くによりそうオレンジのジューシーさ…連想してマスクメロン..,の艶やかさへと…
清涼感のあるハーブ…ミント…オリエンタルな雰囲気があります….
モルトの甘味はオレンジの下でどっしりと…
手のひらに広げるとあんこのようななめらかな甘さ…どこかおはぎを思いだす…そしてポップコーンの穀物感が豊かに広がっていきます…
カバラン ディスティラリーセレクト シングルモルトの味
すーっ………………ごくんっ……..んんん……..
いいなぁ…これが南国フレーバーかぁ…熟成が早くすすむとこれだけ濃厚になるんだなぁ..,
アタックはやや控えめですね…繊細でややさらりとした舌触り…
とてもなめらかで、はちみつの甘さがほのかなチリっぽいスパイシーさを連れています…
口当たりはさらりとしているのに飲み心地はしっかりと…
少しドライなシェリーの甘さも感じる…そしてオレンジのジューシーさが心地よい…
後味にはバターの芳醇さが残っていて、アルコールの風味がほのかに残る…
赤ワインにも似たコクとほろ苦さが印象的です…うんまいです…
カバラン ディスティラリーセレクト シングルモルトのまとめ
今日は「カバラン ディスティラリーセレクト シングルモルト」をご紹介しました
今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏
今回のカバランだけではなく、同じく台湾ウイスキーである「オマー」や台湾のウイスキー文化、これからの台湾の活躍がとっても楽しみですね!
販売価格で4,500円。カバランウイスキーのなかではお手頃な価格となっております!
「カバラン ディスティラリーセレクト シングルモルト」。
まだ試したことがない方はぜひ、試してみてはいかがでしょう?
以上、ウイスキー藤村でした!
ハイボールが手放せなくなったウイスキー藤村です!