ねっこたん、テンションあがると意味わかんない動きをするのでたまに死ぬほど驚かされます
さて!今日は!「小栗旬ウイスキー」といっても過言ではない…
メーカーズマーク レッドトップ
のご紹介です!
(提供:ポッターさん(@potta0602)
メーカーズマーク レッドトップ
全国の酒屋さん、ネット通販にて購入できます
メーカーズマーク レッドトップとは
ひと目見たら忘れない印象的なボトル。
そこには、手づくりでしか生み出せないまろやかな味わいが、真っ赤な蝋で封じ込められています。
味わった瞬間、口の中いっぱいに広がっていく華やかな風味とふくよかな余韻。
きっとお気に入りにしたくなる一杯を、存分にお愉しみください。
冒頭でおはなししたように、なぜ「小栗旬ウイスキー」なのか?というと、イメージキャラクターを、俳優の「小栗旬さん」がやっているからなんですね。見たことある人も多いのでは?
↑目隠しでハイボールを飲むことで、より香りや味を感じやすい、というエンタメで小栗さんが体験するという…楽しそう…一緒に飲みテェ…
「目隠したほうがより感じる」、という話をしながら最後には「目隠ししないほうがおいしい」とコメントをしているのにはくそほど笑いました
オレンジピールをさっとかけることで、より香りが引き立つという演出もあり、有名な方がウイスキーを楽しんでいる様子が残されているのがなんだか嬉しくなりました
✂︎—————————————–
そんなメーカーズマークは、アメリカで作られるプレミアムバーボンウイスキーです
メーカーズマークが特徴的なのは、見るからに目を惹く「手作業でつけられる蝋栓」と「ライ麦でなく冬小麦を原料にしている」ということです
<メーカーズマークのおもしろポイント>
①手作業でつけられている「蝋栓」
②原料にライ麦でなく「冬小麦」
まず蝋栓なんですが、人の手により丁寧にひとつひとつのカタチが違います
話によると「あっ、この蝋のつけかたは!〇〇さんのだ!」と蝋のつけかたに個性がでるらしいです笑
そうなってくると店頭にならんでるのを見て
(ウ藤)
「あぁこれは〇〇さんが蝋をつけたものだね」(得意げ)(誰か)
「えっ!なんでわかるの!?」(優しさ)
ということができるようになりたくなってきます…
そしたらまずは蒸溜所にいってー、いちから全て、働いている方々の名簿を全て手に入れてー…(犯罪的思考)
この蝋をつけるというのは実質的な創業者である6代目「ビル・サミュエルズ・シニア」の奥さんである「マージー・サミュエルズ」のアイデアなんですって!
メーカーズマークはずっと家族経営であり、小規模生産のプレミアムバーボンを目指してきました
良き妻をもったビル、そして良き家庭からこの日本に届けられていると考えると胸打たれるものがあります…(じつは恐妻だったらどうしよう)
そして原料についてですね、「ライ麦ではなく冬小麦」ってはなしです。
バーボンウイスキーを飲むと「この香ばしさはライ麦感なのかなぁ?」とよく思うのですが、このメーカーズマークというバーボンウイスキーではライ麦ではなく冬小麦を使っているそうです
✂︎—————————————–
さきほど6代目であるビル・サミュエルズのことを「実質的な創業者」とご紹介したんですけど、この6代目のビルが大きくメーカーズマークを世界に届けるために、革新を起こした代がビルの代です
そんなビルですが、本気でウイスキーを作るため、日夜めっちゃパンを焼いたそうです(←!?!?(読者)
…
まぁまぁ落ち着いてください
ウイスキー作ろうと思ってパンを作りたくなる人だっています。
それか勉強する前に部屋の掃除をするみたいなものかもしれません。ダイバーシティです。フェチです。人生にはいろんな事情があるんです!
他人の多様性とかフェチみたいなものは受け入れるべきですよ!!
…じゃなくて笑 パンを焼きまくった理由ですが、「バーボンウイスキーに合う原材料になる穀物を見極めるための研究」だったんだとか
毎日毎日、配合を変えながらパンを焼きまくる日々。その結果、1番まろやかであり、口当たりが良かった穀物が「冬小麦」だったため、小麦を原料にすることを決めたそうです。パンアプローチのウイスキーなんですね、面白いなぁ…
ちなみに「冬小麦」っていうのは、秋に種をまいて、ストイックに冬を超えさせ、春または初夏に収穫する小麦のことです
春に種をまいて秋に収穫される春小麦に比べると、生育期間が長くできるため、冬を越えなければいけないという酷な環境をこえた小麦は、バーボンの仕上がりに華やかな香りとまろやかで柔らかな口当たりを与えるといいます
しんどい時期をこえてきた冬小麦は、より豊かなフレーバーをもたらしてくれるんですって
人間も小麦も、より豊かになるためには、一時的なしんどい時期っていうのは必要だってことですね!(謎解釈)
機械に頼らない。こだわりのプレミアムバーボン
あと調べるまで知らなかったんですが、「メーカーズマーク」では葉巻も作っているそうですよ
バーボンにあうような仕上がりになっていて、1本1本が蝋封されているドミニカ産の葉巻なんだとか…。見たことないんだけど!気になる!
とても甘い仕様になっているらしく、初心者向けにつくられていることもあり、葉巻愛飲家からは「甘すぎ!」と言われることもあるそうです
ただ、メーカーズマークのウイスキーとマリアージュさせることを考えるとそれくらいが丁度よさそうですけれどね
見つけたら買っちゃおう!
↑クラフト感がとても魅力的なシンプルで力強いラベル
こちらのラベルデザインも、先ほど紹介した蝋栓にするアイデアをだしたビルの奥さんが考えたものなんだとか…マーケティング能力に優れているんだろうなぁ…
トップはスクリュー式ですね♪
開けるときは蝋栓は切れるようになっているので安心!それにしてもかっけぇ…
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
メーカーズマーク…手作業にこだわったプレミアムバーボン…
実際の仕上がりはどうなんでしょうか、、、
たのしみたのしみ、、、
あっ!そういえば!
飲む前に、めっちゃ面白いの思い出したw
これ絶対失敗作だろっていうメーカーズマーク見つけた pic.twitter.com/KbSc6DkDgC
— 龍① (@ryu1_7ghm) March 23, 2019
↑これw
「失敗作」とウワサになったボトルw
寝てたのかなぁ?w
↑メーカーズマークが仕掛けた話題性のあるボトルで「スラムダンクボトル」とか呼ばれます
「Whoops(おっと…)」はほんとウケる
あまりに面白いし、希少性高いので、ネット上では高値で取引されたりしています。ごく少量だけ通常の製品と一緒に送り出してるっぼいです
見つけたら即買っちゃおう!
メーカーズマーク レッドトップの香り
さてさて、気を取り直してやっていきましょう…
くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………
これがプレミアムクラフトバーボンかぁ…
香りだちはやや強い、豊かなバーボンらしい香ばしさにマイルドさやクリーミーさがまとい香る…これが冬小麦なんだねぇ…
その奥にアルコールの刺激がほのかに、オレンジピールの香りが引き立っています…オレンジピールをさっとやって味わうハイボールは格別だろうなぁ…
炊きたてのご飯の甘さ…シトラスのジューシーさがバターのまろやかさに包み込まれているなぁ…
ライムのようなフレッシュさがあり、それでいて華やかであり桜.
..または鉛筆を削ったような木の香り…たまらねぇぜぇ…
空いたグラスには味噌バターのようなコクとマイルドさが残ります…
さわやかな印象もほのかにあるんですけれど基本は情熱的な仕上がり…
価格以上に贅沢な感じがしますねぇ…
メーカーズマーク レッドトップの味
すーっ………………ごくんっ……..んんん……..
ハイボール絶対いいじゃんなぁ???(ストレートで飲みながら)
でもストレートでも十分うまいなぁ…プレミアムだぁ…
アタックは中程度、舌触りはややさらっとしています…
なめらかな口当たりでチリっぽいスパイシーが早くきます…
カラメルやハチミツの甘みが広く広がっていて、オレンジのジューシーさが安定感を生んでいる…
ライムの酸味が情熱的な熱を帯びて昇華するように舞っていく…
舌を焦がすようなジリジリとした感覚が残るのがとても印象的…
そんな熱にともなったほろ苦さには樽が焦げたようなイメージ…
口内にはコクとマイルドさと熱気が残りその存在感を長く残している …とてもうんめぇ…
やばいなぁメーカーズマーク
侮っていたよ
メーカーズマーク レッドトップのまとめ
今日は「メーカーズマーク レッドトップ」をご紹介しました
今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏
いつも感じていた「ライ麦感」ってもしかしたら違ったかも?
というか「冬小麦」が原料である今回のメーカーズマークは、たしかにマイルドな口当たりがあるんですが、やっぱりバーボンらしさってこれだよなぁと感じるものがありました
もしかしたらライ麦よりも新樽を使うというバーボンだからこそ、香ばしさがより明確にでてたのかなぁなんて思って、とても勉強になるテイスティング体験でした!
販売価格で2500円ほど。安い、安すぎる…超お得ですね!
「メーカーズマーク レッドトップ」。
まだ試したことがない方はぜひ、試してみてはいかがでしょう?
以上、ウイスキー藤村でした!
おすすめのウイスキー関連書籍
基本の飲み方、基礎知識、味の表現などをイラストでまとめた一冊
世界のシングルモルトを幅広く、深く取り扱う図鑑
ウイスキーの神秘について科学の視点から探る
スコットランドの蒸溜所についてまとめた一冊
ねっこたんが急に肩に乗ってきて驚きを隠せないウイスキー藤村です!