今回は、「オーシャンズ オルトモア1998 20年」をテイスティングしてみました!
【 オーシャンズ オルトモア1998 20年】の商品紹介🗒
【商品紹介】
完熟果実が広がる20年熟成スペイサイドモルトオーシャンズ オルトモア 1998ウィスク・イーのオリジナルシリーズ「オーシャンズ」の第19作目をご案内いたします。今回は、熟した果実の味わいが広がる20年熟成スペイサイドモルト「オルトモア1998」です。
「オルトモア1998」は、ホグスヘッドの20年熟成で、シングルカスク、カスクストレングスでボトリング。
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【公式テイスティングコメント】
色はゴールデンイエロー。香りはレモン、スウィーティーなどのフレッシュな柑橘にはじまり、次第に蜜りんご、黄桃、ドライイチジク、スミレなどフルーティでフローラルな甘い香りが立ち上がります。口に含むと、熟して柔らかくなったアプリコット、完熟パパイヤを主軸としてジンジャーシロップのアクセント、後からミルクココア、マカデミアナッツの温かくコクのある味わいへと変化します。
フィニッシュは、青リンゴの爽やかで少しドライなフルーティさが穏やかに続きます。スムースな飲み口でクセがなく素直な印象。熟した果実をメインに味わいの変化が楽しめる、オルトモアの良いところを詰め込んだような、完成度の高い一本です。
是非この機会にお楽しみください。
色:ゴールデンイエロー
香り:レモン、スウィーティー、蜜りんご、黄桃、ドライイチジク、スミレ
味:アプリコット、パパイヤ、ジンジャーシロップ、ミルクココア、マカデミアナッツ、青リンゴ
【オーシャンズ オルトモア1998 20年】の詳細📝
◯原産国: 🏴スコットランド
◯地域区分:スペイサイド
◯シリーズ:オーシャンズ
◯販売元:ウィスク・イー
◯蒸溜所:オルトモア蒸溜所
◯タイプ:シングルモルト、シングルカスク、ホグスヘッド
◯原材料:モルト
◯アルコール分:53.3%
◯販売価格:2万円ほど
◯総本数:200本
【ウイ藤のテイスティングコメント】💬
2021.8.17(火)9:40@あいまいな酒場
◯試飲量:10ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:黄金~黄色
👃香り:香り立ちはやや強い、青りんごバッサリ切ったように飛び散るジューシーな果汁感、酸味が強く唾液を分泌させるフルーティさ、洋梨の雰囲気もありリンクウッドを想起した、深くかぎこむと一瞬ツンとしたアルコール感があったがすぐになれた、かなり奥めからどっしりとしたバターの厚み、活発的なフルーティさの奥にはどしっと構えたコクがある、グラスを手で温めてると木のスパイシーさがマイルドさと共に浮き上がってきた、ほのかに錆びた鉄のニュアンスを感じる
💪ボディ:ライトミディアム
👅味:舌触りは極めて優しい繊細なタッチ、完熟のパイナップル、魅力的なオレンジやリンゴ、フレッシュなのに甘やかで品がある味、良い意味での雑味のある甘さをしていて複雑、苺のタネのようなワイルドテイストも感じられる、微かに酢飯のようなシャリの甘さと程よい酸っぱさ、フルーティだがミルキー、もはやミルクの乳製のマイルドさも感じるよう、噛むように味わってみると甘さと深みがジワジワ出てくるように感じる。バニラの花、白いテーマにポジティブテイストなフルーツ、ほのかにミルクチョコレートのような深みのある甘さが感じられ心地よい
🎵余韻:スムースで品のあるフルーティな甘さが柔らかく心地よく続く
【オーシャンズ オルトモア1998 20年】の評価✍
香りの第一印象ではフレッシュな印象があったが、進んでいくうちにだんだんとミルキーな印象も強くなってきて不思議だった。
さくっと飲むだけでは気づけない根底には、スパイシーさやマイルドさや芳醇なコクが眠っていた。
以前から飲んではいたが随分と印象が変わった。
手で温めたり加水したり、良くグラスの中で回すことで個性を起こさなければただの”フレッシュでフルーティ”という感想から抜けなかったかもしれない。
まだ残量もあるので、これからの変化に注目したいと感じる1本だった