根強いファンが多いことで知られるワイルドターキーの並行輸入品である「ワイルドターキー101」。
最近ではまるで通常品のようにふつうにドン・キホーテなどで売られていてびっくりしたりします。
ワイルドターキーはお手頃価格で買えるプレミアムバーボンなので、常飲している方もかなり多いはず。
かくいうぼく自身もワイルドターキーからウイスキーを好きになった身なのでかなり積極的にオススメしているバーボンウイスキーです。
ワイルドターキー101の特徴を以下にまとめました▼
- 歴代米国大統領も愛飲したバーボン
- コスパ高い濃厚な仕上がり
- 熟成年数は8年
- 「101」というのはアルコール度数で50.5%という意味
- 2022年にボトルデザインが変更
- 日本市場には同スペックの「ワイルドターキー8年」がある
ワイルドターキー101とは?数字の意味とは?
歴代米国大統領が愛飲した、ケンタッキーを代表するバーボン。
妥協を許さず伝統製法を守り続ける職人の情熱と、ケンタッキーの自然が作り上げるプレミアムバーボンです。
豊かな香りと繊細な味わいと長い余韻が特長。
年数表記はありませんが、8年物になります。
8年の表記があるのは、日本国内品のみとなります。
-Amazon商品紹介
今回レビューする101は並行輸入品(海外市場販売)なのですが、どうやら調べてみると8年熟成のようなんですよね。
てことは、日本で売られている「ワイルドターキー8年」とおんなじ?
ちょこちょこ情報見てみると、「101は6-8年の熟成原酒を使っている」との話もあって、完全に中身が一緒かどうかは微妙なところ
そもそも、販売地域によって構成原酒を変えているのはよくあることなので、別物と考えてもいいかもしれません(※実際これを知らずに飲み比べてみたけど異なる印象)
ただ、「ワイルドターキー8年はアメリカではワイルドターキー101として販売されている」との情報も多いので、販売市場が違うということだけは覚えておくと良さそうですね
ちなみに”101″というのは101プルーフ。アルコール分50.5%を表しています。
ワイルドターキー8年もアルコール分50.5%と同じ数値です
似たように「グレンファークラス105 カスクストレングス」というものもあるのですが、こちらは「ブリティッシュプルーフ」というもので、0.571をかけることで百分率(%)へ計算できます
2022年9月追記:新ボトルデザインに変更
2022年9月から「ワイルドターキー8年」のボトルデザインが変更になっていますが、並行輸入品である101はすでに変更済みで市場にでています。
アルコール度数や価格などの変更はありませんが、ボトルデザインの変更に伴い、構成原酒やブレンドの変更も考えられます。
ワイルドターキーのその他ラインナップも同様のデザイン変更が行われています。
ボトルのデザインを眺める
日本の8年よりもだいぶドアップなターキーさん
⬆︎正面ラベル
⬆︎トップはコルク式ですね♪
ワイルドターキー101の香りと味の評価は?
ウイスキー藤村のテイスティングノート
<ワイルドターキー101の詳細データ>
◯原産国:アメリカ
◯区分と地域:ケンタッキー州
◯販売元:シーティースピリッツジャパン
◯蒸溜所:ワイルドターキー蒸溜所
◯タイプ:バーボンウイスキー
◯原材料:グレーン、モルト
◯アルコール分:50.5%
✂︎—————————————-
◯試飲量:15ml
◯飲み方:トワイスアップ
◯グラス:グレンケアン
👀色:8年とほぼ同じ深い褐色
👃香り:穀物の甘さと果汁感、オレンジやグレープフルーツの酸味と甘さ、土っぽいニュアンス、8年よりも甘やか、全体的にジューシーさがある、ほのかに焼きすれたゴムの香り、8年の方がより生ゴムっぽさ、ミルキーなオレンジ、8年よりもこゆるい香り、少し華やかな印象もある、出来立てのバターポップコーン、あまりアルコール感は目立たない、ラムネ菓子の様な清涼感と酸味、ころっとした桃、焼けた木から立ち上がる白い煙、焦げた木のニュアンス、醤油だしのようなコク、木々や葉の自然香、甘くて深いとろみのある香り
💪ボディ:フルボディ
👅味:ゆったりとした甘さ、すき焼きの甘タレ、甘くてジューシーな果汁感、土っぽさと砂埃のニュアンス、キャラメルのような滑らかな甘さ、じりじりとした程よいスパイシーさ、8年よりもこゆるく深く甘い、トロッとした口あたり、粉砕された穀物の芳純な甘味、8年よりも褐色に近いイメージ、ライ麦の甘さと香ばしさの印象、落ち着きのあるスパイシーさ、バニラの華やかしさを感じるが8年の方が強く感じる
🎵余韻:落ち着いたコクが豊かに続く
✍️評価:8年と飲み比べたが、より贅沢さに拍車がかかった仕上がりになっていたように感じる。華やかさを感じるのは8年であったが、深みや幅を感じるのは101だった。こゆるく、程よくスパイシーなのが心地よく贅沢な一本。シトラスの果汁感も豊かに感じられて分かりやすくうまい。ワイルドターキーの中でも全体的に安定感があり、グッとくる仕上がり。
ワイルドターキー8年との飲み比べ
8年と飲み比べてみましたが、101はより贅沢さに拍車がかかった仕上がりになっていたように感じるんですよね…
ほんとに同じものなのか???(※単純に開栓時期の違いも考えられる)
華やかさを感じるのは8年であったが、深みや幅を感じるのは101でした。正直に、、、
こゆるく、程よくスパイシーなのが心地よく贅沢な一本でした
シトラスの果汁感も豊かに感じられて分かりやすくうまい!
ワイルドターキーの中でも全体的に安定感があり、グッとくる仕上がりでとっても大満足でした!
ワイルドターキー101のおすすめの飲み方は?
ワイルドターキー101ネット販売価格は?
価格は変動するので下記リンクからチェックしてみてください。
【2022年9月更新】今買えるワイルドターキーラインナップ
ワイルドターキー101のまとめ📝
「ワイルドターキー101」。
バーや酒屋さんなどで見かけた際はぜひ試してみていただきたい1本です
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