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【ツアー見学】サントリー白州蒸溜所(前編)




こんばんは!
ウイスキ〜がダイスキ〜♪

ウイスキー藤村です!

今日は、「#はじめての蒸溜所体験」と題して、ウイスキー初心者4人(キツネカオリ@foxkaoribeat、まなてぃ@mnty_ocean、ひるねちゃん@poyashimiland、爆弾(ボム)@JoeLineger)と、実質マネージャーのポッターさん@potta0602 に車をだしてもらい一緒に行ってきた…

サントリー白州蒸溜所

を前編、後編に分けてをご紹介します!

写真が多いから、ちょっとページが重いかも、それはごめんよー

一応圧縮はしてるんだけどさ、まぁゆっくりみてってね

↑2分20秒のダイジェスト動画にまとめてあるので合わせてどうぞ

サントリー白州蒸溜所

サントリーが所有する蒸溜所です

山梨県北杜市白州町に蒸溜所があります

サントリー白州蒸溜所とは

山崎蒸溜所とは異なるタイプのモルトウイスキー原酒を求め、良質でウイスキーの仕込みに最適な水を探し続けました。

そして全国各地を調査した中から、日本有数の名水地である“白州”の地に出会います。

日本で初めてウイスキーづくりを始めてからちょうど50年を迎えた1973年、ついにサントリー第2のモルトウイスキー蒸溜所が“白州”に開設されました。

長い年月をかけて、南アルプスの山々をくぐり抜けてきた地下天然水は、ほどよいミネラルを含むキレの良い軟水で、この水で仕込まれた原酒は軽快で穏やかな味わいを持ち、重厚で華やかな山崎の原酒とはタイプが異なります。

白州蒸溜所の稼動により、これまで以上に多彩で奥深いウイスキーを生み出すことが出来るようになりました。-白州蒸溜所より

重厚な印象がある「山崎」とはことなり、爽やかに軽やかな印象の白州

山崎蒸溜所ができてからちょうど50年たってから建設された弟妹的な蒸溜所なんですね

もうかわいい…。あっ、なんでもないです

 

世界でも珍しい「森の中の蒸溜所」

↑白州蒸溜所に到着!

本当に森の中にあるんだ…

受付をぬけると、木がいっぱいの緑道

あるいて施設へと向かいます

↑きたぁぁぁぁぁぁ!!!

こちらの建物には「白州BAR(有料テイスティング)」とお土産が買える売店が…

こちらの様子は「【ツアー見学】サントリー白州蒸溜所(後編)」でご紹介したいと思います

「白州BAR」やばかったなぁ…何がやばかったって響30年…

おっとネタバレはここまでだっ(照)

こちらの建物のなかに集合です…

ツアー見学…どんな製造工程が見れるんでしょうか…楽しみ楽しみ…

それでは…

いざっ!潜入っ!
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ウイスキー藤村’sコメント

↑まずはじめに集合場所でツアーの内容についてガイドのお姉さんから説明がありました

ツアーでは動画と録音が禁止で、写真についてはOKとのこと

大手の蒸溜所では「山崎蒸溜所」、ニッカの「余市蒸溜所」、「宮城峡蒸溜所」も同様でしたね

↑ツアー見学のかんたんな説明と、白州蒸溜所のプロモーション動画をみてから、ツアー開始!

↑エントランスから歩いて数分のところにある製造現場に向かいます…

↑「白州」の文字が神々しくも感じられる…天気がよくて最高でした

白州蒸溜所見学①『原料』

↑まず建物に入ると、ウイスキーの原料からできあがるまでの過程を教えてもらいました

↑いつも思うんですが、蒸溜所ツアーをしてくれるお姉さん…

いっつも美人だし、気品があって惚れてしまう現象がありすぎるのでたいへんなんだよな…(←ツアーに集中しろよ変態)

↑さっくりと、だけど丁寧に説明してくれたあとは実際に原料になっている「大麦」

香りや味わいにスモーキーなフレーバーをあたえる「ピート」の実物をみせてもらいました

↑奥にある木のような、土のかたまりのようなものが「ピート」

大麦はピートを燃やしたときに出た煙で香りをつけた「ピーテッド麦芽」と香りをつけていない「麦芽」が用意されており

↑香りをかいでみたり

↑香りのちがいについて感想をいいあってみたりしました

実際にこの時点の麦芽は食べることができ、スナック菓子のようなかんじ…

今回のツアー見学では食べることはなかったですが、スモーキーなフレーバーがある「ピーテッド麦芽」では、より甘い香りが引き立つような印象がありました

白州蒸溜所見学②『仕込』

↑原料をみた次は、より具体的な製造工程の見学にはいっていきます

↑「麦汁」を作り出す工程…

↑「マッシュタン」と呼ばれる仕込槽のなかに、こまかく砕いた麦芽と仕込水をいれます

麦芽の中には酵素とデンプンが含まれているので、その酵素でデンプンが糖へと分解されたあと、きめ細かい底面でゆっくりとろ過されます

↑となりにはタンクが

白州蒸溜所見学③『発酵』

↑次は「仕込」の工程でできあがった麦汁を「発酵」させる工程へ…

↑たくさんの発酵槽(ウォッシュバック)がズラッと並んでいる…

発酵されると炭酸ガスがでるのですが、この時点でかなり香ってきている…高まるぅぅぅ…

↑実際に発酵槽の中を除くことができるのですが、顔を近づけるとクラっとくる…悪くない…(←変態)

↑発酵槽の中をチェックできるようにアクリル板

↑中でぶくぶくと泡だっていました…あぁえもい…///

白州蒸溜所見学④『蒸留』

↑そして次に見た工程は「蒸留」…人によっては一番の見どころかもしれません…

↑ポットスチル(蒸留釜)フェチにはたまらない絶景…

さまざまな形状のポットスチルがあり、白州はここで生まれているのかと改めて感極まってきます…

「山崎蒸溜所」ではポットスチルの間を通っていくことができたのですが、白州蒸溜所ではガラス越しに見るのみでした

それでも大満足なんだけれども

↑蒸留したときにでてくるウイスキーの赤ちゃん「ニューポット」が出てくるシーンを映像で見てまた胸熱…かわいい…

↑スコットランドのポットスチルの写真をまとめたポスターが近くに飾られていました

こうして改めてみているとほんとにかわいいんだけど…

現地で見たことがあるものもあったのですこし懐かしい気持ちになりました

いろんなかたちがあって、違いをみるのも楽しくなってきます

↑これ、持って帰りたみがすんごいすんごい

 

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白州蒸溜所⑤『貯蔵』

蒸留工程をあとにし、バスで敷地内を移動してついたのはウイスキー樽の貯蔵庫

↑樽の製造や樽に使われている木材について聞きました

↑樽ができるまでのほとんどが職人の手作業で造られているという衝撃…改めて職人ってやばい

↑そしてそして…貯蔵庫!!!!!!

個人的にもっともテンションがあがる瞬間…

ウイスキーの熟成工程では空調管理は一切せず、その土地の気候にすべてをまかせています

ガイドのお姉さんが、「前日はウイスキーの香りですごかった。香りが強すぎて、お酒が弱い方がバスに戻って待っているほど」だったとか…

ぼくが行ったときもかなりウイスキーの香りで充満していたのですが、それはそれは至福で…

深呼吸してしまうほどのリラックス空間…(←やばいやつかもしれない)

樽のあたたかみを存分に感じることができる最高の場所でした…

↑ここで何年も眠りについたウイスキーたちが、ぼくらの手元にやってくるんですよ…やばくないですか???

そしてこの樽の立ち振舞、フォルム、味わい、ぬくもり…すべてが完璧すぎる…

樽にはアルファベットや数字が書き込まれており、どんな条件で熟成させているウイスキーなにかが特定できるようデータ管理されているそうです

↑樽のなかでどのように熟成されているのか、透明な鏡板で違いをみせてもらいました

↑奥の樽と手前のたるでは熟成年数が違うため、熟成が進むことによる量や色の変化を見ることができました

↑色味がぜんぜん違うのがわかりますか?

そんなことより、中身、くれないかなぁ…

ごめんなさい、何も言ってません

白州蒸溜所見学⑥『テイスティング』

製造工程をすべて見終わり、「じゃあ結局のところ、白州ってどんな味なの?」ってことで…

お待ちかねの「テイスティングタイム」!!!!!!!

↑今回のツアーで用意してくれてたのはこちらっ

↑「ホワイトオーク原酒」

ホワイトオークというのは樽材に使われている木の種類ですね

↑「ライトリーピーテッド原酒」

①「原料」でみた「ピート」を燃やして、麦芽に香りをつけたタイプの原酒

↑「白州」

みんながよく知る白州(ノンエイジ)の完成版です

↑「森香るハイボール用の白州」

今回のツアーの一番の目玉といっていいかもしれません

白州でつくる「森香るハイボール」が絶品なんだぁ…

↑実際にそれぞれの香りや味わいを、体験していきました

↑加水をすることで香りや味わいが開く…

印象がひとあじ変わるので、ウイスキーをより楽しむコツですね

さいごは「森香るハイボール」を作ろう

そして最後は「森香るハイボール」をつくってみよう!

↑まずはグラスにいっぱいの氷をいれたらマドラーでかき混ぜます

これは常温のグラスを冷やすための工程

氷が溶けて、またひとつふたつくらいの氷が入るようになります

↑次は「白州」をグラスの4分の1〜3分の1ほど注いだあと、炭酸水を氷に当てないようにグラスに注いでいきます

炭酸水を氷にあてないのは、常温の炭酸水が氷にあたると炭酸がぬけてしまうから

グラスのふちからゆっくりとそそぎます

↑そして「森香るハイボール」のチャームポイントはこのミント

↑手のひらにのせたら…

↑パンっ!!!

↑手のひらにのせたら…

↑パァンっ!!!

ミントの香りがしっかりとでるように一工夫です

それをできたハイボールにのせたら…

↑「白州森香るハイボール」完成!!!

爽やかさな柑橘のような味わいに、まるで森の中にいるような心地のよく涼し気な印象で、とってもうまい…

夏になったらきっともっとうんまぁだろうな…

森香るハイボール…ほんとに最高だ…サントリー…最高だ….

↑さいごにみんなで乾杯!

ツアー見学後の一杯は格別です…

サントリー白州蒸溜所(前編)のまとめ

今日は「サントリー白州蒸溜所(前編)」をご紹介しました

このあとは施設の中にある「白州BAR」にて超長熟銘柄の有料テイスティングと、「ウイスキー博物館」にて行ってきました!

とくに有料テイスティングやばかったなぁ… 響30年などをテイスティングしました…神がかってた…

その模様は後日公開する「サントリー白州蒸溜所(後編)」にて

 

「白州蒸溜所」。まだ行ったことがない方はぜひ、一度行ってみてはいかがでしょう?

ウイスキーの実家に訪れることで、さらにウイスキーがおいしくなること間違いなしですよ!

以上、ウイスキー藤村でした!

後編に続く!

 

【関連記事】
>>>「サントリー白州(ノンエイジ)
>>>「サントリー響21年
>>>「サントリー山崎12年




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ABOUT US
ウイスキー藤村
仕事を辞めてから5年ほどウイスキーを呑んで暮らしてきました/ お酒全般なんでもすきです。国内外蒸溜所に行ってYouTubeとったり、ウイスキーレビューブログを書いたり。30年熟成です。推しウイスキーはラガブーリンとグレンドロナック。↓地球儀マークはプロフィール。