今日は、
サントリーウイスキー響17年
をご紹介します!
サントリーウイスキー響17年
希少ですが全国の酒屋さん、ネット通販で購入できます(現在サントリーでは休売となっています)
サントリーウイスキー響17年とは
サントリー創業90周年を記念して1989年に新発売。
酒齢17年以上の長期熟成モルト原酒を厳選・吟味し、酒齢17年以上の円熟グレーン原酒とブレンド。
後熟にもたっぷりと時間をかけました。
多彩な原酒が一糸乱れぬ絶妙の調和のもとに深く豪華なハーモニーを奏でているのは、サントリー伝統のブレンド技術の賜物です。-商品紹介より
「響17年」…
いつも多くのウイスキー好きたちの憧れとして存在してくれていたの銘品…
現在は休売となり、復活を願うばかりです
たしか、ぼくがウイスキーを飲みはじめたばかりの時に、はじめて高級ウイスキーだと自覚して、背伸びして買ったのがこの響17年でした
個人的な思い入れが強い銘柄です
無駄のない神がかりに美しい圧倒的デザイン
この響という銘柄は、なぜこれだけ立ち姿だけで人を幸せなら気持ちにできるのか…
何か特別なことがあったときは真っ先に思いつく銘柄「響」
そんな響の安心感と特別感に心を委ねきっているひとも多いはずです
もう欠点の探しようがない美しさ…
ラベルには越前和紙が使われてます
トップはこだわり溢れるコルク式ですね♪
このコルクがまた素晴らしいんだぁ…家宝ものです
それでは…
ウイスキー藤村’sコメント
もうさぁ…美しすぎん…???
軽い言葉になってしまうけど、この響17年に出会えた時代に幸せを感じるよ…
「響17年」は久しぶりのテイスティングです。たのしみたのしみ…
サントリーウイスキー響17年の香り
くんかっ…..くんかっ……………..おぉ…………
なんだこのじぶんが場違いなほどにきらびやかさがあり、なのにとてつもない安心感を与える器のでかさは…
やはり「響」という銘柄は、触れるたびにきらきらとした情景が目の前に現れる…ほんとにすごいんだぁ…
まず香りから感じた高級感では、マスクメロンのような官能的かつ魅惑的なジューシーさが漂っています…
「線香のよう」と称されるオリエンタル感があり、甘くも神聖な気持ちにさせる白煙…
ここですーっとしたニュアンスを与えているのは微炭酸清涼飲料水のような涼しげで青空を連想させる心地よさ…
そんな清涼感には、ミントなどのハーブらしさがそっと添えられているようです…またはバラのようなフローラルさにも感じられる…
パイナップルらしさを感じたのは、幼き日に口にしたパイナップルの缶詰のようで、親やすい空気感を作ってくれている…
白桃のキャンディのようにも思えたフルーティさにとろとろにされながら、香りを探っていきます…
奥のほうに隠されていたのは、厚みのあるウッディな香り…
はっきりとは示してこないけれど、仕上がりに骨格を与え、輪郭を作るので、ふわっとしていた夢の世界が、よりリアリティを増してやってくる…
穀物のコク感は贅沢に深く、だけど決して重くならない気品の良さが伺えます…
ぐっとくる旨みにはまるで煮干しで出汁をとったような塩みとの神がかりなバランス…
うますぎる…香りがうますぎる「響17年」…
サントリーウイスキー響17年の味
すーっ………………ごくんっ……..んんん……..
やっぱり贅沢だぁ…
なんて大人数で奏でるクラシックのような味わいなんだぁ…
奏者の人数の多さ、奏者がもつ技量のレベル、曲全体のハーモニー…そういったものに「贅沢さ」を感じてやまない…
まずやってくるのは洪水のように流れ入るフルーティな味覚情報…
マスクメロン、白桃、パパイヤ、オレンジ…全てが熟された味わいでミックスされたようながたしかにあります…
かすかに感じるのは「山崎12年」で感じられる渋がきのような柔らかな渋み…味わいに厚みを引き出す重要な役割…
シナモンやキャラメルのように感じる甘さから、ほんの少しだけ舌へのざらつきを感じました…やがてそれらも溶けるようになめらかに…
でもやっぱり基本的にはクリーミーでマイルド、そして軽やかなタッチなんだなぁ…
優しくプラムのように感じた酸味感は見え隠れしてぼくを翻弄している…
決してくどくない、さらりとしたはちみつらしい艶っぽさは、「響17年」の個性をつなぎ合わせるような役割で…
ミントの清涼感がほんのりとアクセントに…ここにミズナラ樽らしさを見出します…
あぁなんて軽やかで贅沢な厚みのある仕上がり…
一見矛盾する構造を、見事に個性同士の響き合いで翼を授けている…
改めて「響17年」…恐ろしいほどの完成度でした…大満足です…
サントリーウイスキー響17年のまとめ
今日は「サントリーウイスキー響17年」をご紹介しました
今回のウイスキーも、とってもおいしくいただきました🙏
Amazon価格で39,800円(税込)。
「サントリーウイスキー響17年」。
まだ試したことがない方はぜひ、試してみてはいかがでしょう?
以上、ウイスキー藤村でした!
ウイスキ〜がダイスキ〜♪
ウイスキー藤村です!